乱菊さんのレビュー一覧

二次創作

クールソウルサバイバー コミック

日の出ハイム 

突発エロコピ本

日の出ハイムの「ハチワンダイバー」真剣師師弟コンビ本。
恐らく急に萌えの波が来たために作ったんであろう12ページの突発コピー本で、もしかしたら銀魂より熱いんじゃあないのかしら・・・と思ってしまうくらい、あとがきも熱い。
マイナージャンルなのか、激しく同士を求めていらっしゃった感じがしたけども、残念ながら原作は未読なので・・・期待を持たせてごめんなさいハイムさん(笑)

描かれているのは澄野…

1

かげろうの森 コミック

日下孝秋 

呪いの掛軸?

唐突で強引で無茶で無理。
え、それってアリですか?
ラストはもちろんラブラブなんだけども・・・なんだかえらい力技だなあという印象が拭えない作品だった。

中学生の時に画家・北川陽瑚の「落鳥」という掛軸に出会い、その絵に魅せられ続けていた大学生の葛西実紀。
そして父の代わりに贋作を描き続けることに苦悩していた、若手画家の北川陽瑚。
まず驚いたのがアトリエを訪ねて行った実紀が、いきなり北川…

2

かわいい悪魔 コミック

斑目ヒロ 

ハイテンションにちょっと疲れた

斑目ヒロ2冊目のコミックス。
1冊目の「scarlet」はシリアスの中にギャグ少しといった感じだったが、今回はギャグ満載の中にエロいっぱい・・・あれシリアスは?という雰囲気の1冊だった。
ジャンル分けするとギャップ萌えに入るのかしら。
確かにそういう意味では斬新で面白かったかもしれない。

優等生で美形メガネの秋吉透は、その自らのルックスに男らしさがないことに酷いコンプレックスを抱いてい…

2

17才 小説

菅野彰  坂井久仁江 

青春の1ページ

若さというのはある種独特の絶望感や厭世観を抱いてしまう時期なんだと思う。
経験値が低いが故の不安と迷いが、何か自分にとって特別なもののように感じてしまう・・・そういう時なんだろう。

表題作は陸上部員の司馬と八隅のお話。
初めは司馬が八隅を襲うようにして体を繋げたのか始まりだが、そこからずるずると切れないまま、今に至るといった関係のふたり。
陸上で大学の推薦をとり、3年の夏を過ぎた今も走…

3
二次創作

長き世の遠のねむりのみな目覚め 波乗り船の音の良きかな コミック

日の出ハイム 

ハイム好きならこれは買い。

日の出ハイムの銀魂本・再録集。
2007年夏コミ発行『軽い機敏な子猫なんびきいるか?』(銀-1)、2007年冬コミ発行『夜歩いているあるよ』(銀-2)、2008年春コミ発行『関係ない喧嘩』(銀-4)、2008年SCC発行『糸瓜喰ふて浮く街へ』(銀-5)、2008年6月発行『夏までまつな』(銀-6)の5編に、2007年冬コミペーパーの収録。
全てあとがきまで再録されている上に、それに対するツッコ…

3

七夕の夜 コミック

よしながふみ 

結局僕は また君に恋をしてしまった

橘の独断で商店街での夏祭りに参加することになったアンティーク。
全員(従業員+でこ)が橘の着付けで浴衣にお着替え。
しかし本当に何でも出来る男である・・・橘。
別れた彼女とスペインにでも行ってたら、スペイン語もフラメンコも即マスター間違いないだろう。
そんな感じで何となく平穏な雰囲気が流れてはいたのだが、やはりそうは簡単に行かないようで。

小野は橘が何気なく発した言葉で、橘のことが好…

7

秘書とおいしいごはん。 コミック

サクラサクヤ 

お祖父ちゃんも安岐が好き

「秘書育成中。」番外編。
この頃になるともうすっかり安岐に骨抜きの鍛冶が痛々し・・・いや、微笑ましい。
しかも今回は自分の誘いよりも、祖父との約束を優先されたことに嫉妬し、面白がった兄の宗晃と一緒にストーカー行為までもしてしまう必死ぶり(`д´;)
祖父でなくともその姿は不憫に映るから・・・やめておけ鍛冶よ!

やはり血筋か祖父さんも安岐の事は構いたくなってしまうのか。
わらびもちの名…

2

シグナルレッドベイビー コミック

北上れん 

オヤジをもっと!

表紙イラストの和服を見て「遊郭モノか?」と勘違いしていたのだが、ふたを開けてみれば歌舞伎の世界、梨園モノであった。
これは少々好みが分かれる作品ではないのかと思う。
北上信者であれば難なく受け入れられるだろうが、そうでない場合、バックグラウンドが重すぎて入り込みにくい設定かもしれない。

とは言うものの、なんちゃって梨園ではあると思うので(本格的過ぎるとBLとは言えない)ストーリーは恋愛が…

2
二次創作

軽い機敏な子猫なんびきいるか? コミック

日の出ハイム 

甘くなりきれないふたり

日の出ハイムの銀魂本・第1弾。
蕎麦屋で酔いつぶれていた桂を介抱しようとしていた銀時だが、気づけばそこはラブホの最上階でした・・・・・・え?なんでやねん!というお話。
幼馴染みの気安さの中で、それを超えてしまいそうな危うい雰囲気も混じり合い、なんともくすぐったい空気が全編に流れていた1冊だった。

結局は桂の無防備な色気に当てられて、辛抱たまらず襲いかかってしまう銀時だが、何だか言い訳だら…

1

愛しのにゃんこ コミック

九条タカオミ 

だぜ!

『オレはネコ!ネコだぜ!!』で始まる、ちょっとおバカなにゃんこ・ムーちゃんのお話。
語尾に「だぜ」が口癖で、飼い主の草加(♂)をコイビトだと思い込んでいるが、草加の本命である三原の飼い犬・ジョンにあっさりヤられてしまい、ムカつくはずなのに何故かあいつが気になって仕方ない・・・だぜ!という、頭の中は小学生なみのムーちゃん愛の奮闘記(*´∀`)

とにかくムーちゃんが超アホカワイイ!!!の一言に…

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