乱菊さんのレビュー一覧

わんことにゃんこANNEX 3 コミック

天咲吉実 

ジュンヤはお嫁さんなんですね!

天咲吉実の「わんことにゃんこ」パロディ番外編その3。
ジュンヤが大好きで仕方のない子猫のアル。
常にジュンヤに構われていたくて、ついにはアツとジュンヤがいたしているベッドにまで乱入して、お邪魔虫をしてしまう始末(*ノω<*)
気分を削がれた2人は面白くないろうけども・・・しかしそれすらも萌え。
リアルににゃんこ萌え。
アツが悶えてる時のポーズを真似ている、擬人化アルの可愛いこと!

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わんことにゃんこANNEX 2 コミック

天咲吉実 

楽しいごっこ遊び

天咲吉実の「わんことにゃんこ」パロディ番外編その2。
大家の飼い犬であるジャーマンシェパードのジューンと初対面させられたアル。
ジューンは結構アルの事をお気に入りなんだけども、アルが大好きなのはジュンヤだけ!という、まあそれだけのお話・・・え?やっぱりネコ漫画?(笑)
でも擬人化ジューンはジュンヤ似なので、アツ似のアルに「オマエ嫌いっ!!!」と言われて落ち込む様は、見ていて少々悲しい(´Д⊂…

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わんことにゃんこANNEX コミック

天咲吉実 

擬人化にゃんこにメロメロ

天咲吉実の「わんことにゃんこ」パロディ番外編。
後に作者からも断りが入るが、ここでのお話はあくまで同人誌設定であり、本編の続編ではないとのこと。
要するにパラレルわんにゃん・・・ということか。
いやー天咲さん、それは最初に言っておいてくれないとややこしいよ(笑)

ストーリーはジュンヤ(麻生純也)が、ペットショップでアツ(長谷川篤)によく似た子猫と出会うところから始まる。
これがまあな…

2

出来の悪い子 三村家の息子シリーズ コミック

明治カナ子 

月のように強い引力で

前作「三村家の息子」の続編。
敏夫の目線で進んだ前作に対して、今回は弓視点となる。
兄に強烈なコンプレックスがあるが故に、親友の敏夫とホモの兄がただならぬ関係だなんて、絶対に認められない!という、初めは恐らくそういった理由から、弓は敏夫に目がいったのだと思う。
しかし読み進めていると本当にそれだけ?と問い質してやりたくなってしまう部分も多々ある。
嫉妬と依存と我儘が、弓を敏夫に執着させてい…

2

ヌードな予感 小説

加納邑  南月ゆう 

ふわっとした甘さ

堅苦しいのはちょっと・・・という気分の方にぜひオススメしたい作品。
高校生ながら既に周囲から絵の才能を認められている鷹沢祐司と、ごく普通の平凡な生徒である笹塚匠のラブラブストーリーで、口当たりも良いしとにかく甘い。
残念ながらあまり私のツボではなかったんだけども(オトナ好きなもので・・・)、学生モノらしく全編可愛らしい雰囲気で包まれたお話だった。

表題作は口下手だが情熱的な鷹沢と、素直で…

2

WELL 小説

木原音瀬  藤田貴美 

これはBLなのか?

この作品を語る時、多くの評者はまずそこに着目している。
個人的な意見を言わせてもらうのならば、本作はBLではないと思う。
だからBLとしての評価というか萌え度は、私の中では最低ランク。
理由の一つとしては、やはりあまりに「ラブ」がない。
と言ってラブレスを描いているわけでもなく、別のものをこの人は書きたかったんじゃないのかしら・・・と、思わせるようなストーリー展開だった。
しかしボーイズ…

10

茅島氏の優雅な生活 3 小説

遠野春日  史堂櫂 

ずっと手を繋いで

好きだと気持ちを伝え、体を繋ぎ、同じ家に暮らす。
恐らく茅島氏にとっては、これだけでもう生涯「彼」以外の男を愛する余地もないくらい満たされているはずだった・・・のだと思う。
しかし人とは欲張りなもので、こんな茅島氏ですら、やはりもっと与えられたいと願うのだなあと改めて感じ入った最終巻。

祖母の7回忌の為に実家に向かった彼の後を、衝動的に追いかけてしまった茅島氏。
大胆と言うか無謀と言う…

4

背徳のラブ・シック コミック

みなみ遥 

懲りもせずまたツッコミ

ビブロスからは3冊目のみなみ作品。
今回もだがトーンとH度はもちろん『エロエロ』である。
懲りもせずまた読みながら「なんじゃそりゃー!」とツッコミを入れてしまったのは「プライベート・メニューをどうぞ」。
誘い受けの社長秘書が、年下の攻めくんに尻を向け四つん這いになりながら、ぺろーんと水着の股間部分を引っ張り誘惑・・・溺れかけたところを助けてもらいお礼を言うべき部分なのに、なぜハミ●ンで誘惑・…

2

コイビト未満契約 コミック

鈴原ひろの 

罵倒すらも萌え

読了感アッサリ(と勝手に思っている)の光文社アンソロジーシリーズからの1冊。
ちなみにネコミミが急に出てくるのは、ここのアンソロに「ネコミミ」のお題がたまに含まれるからである。
よって初出が光文社アンソロの場合は、たいていネコミミが間に挟まっていることになるが、ケモミミスキーな方なら、ちょっぴりお得な気分になれると思う。

表題作は置き薬の訪問販売員・仲野(タチ)と、翻訳家・松本(タチ)と…

3

ジョカトーレ、捕獲計画。 コミック

鬼嶋兵伍 

筋肉ニクニク

鬼嶋さんのデビューコミックス。
表題作をはじめとして、とにかく皆さんガッチリしてらっしゃる。
筋肉フェチなら抵抗なく読める一品、そうでなくても大丈夫・・・なのかな?
レスラー受けだったり、サッカー部のエース受けだったり、ヤンキー受けだったり、10歳下の甥に攻められるM叔父だったり・・・かなり作者の趣味が丸出しな短編集。
でもどんなに酷く苛められても、受けの皆さんは全員可愛く悶えてるので、何…

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