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菜槻さあり 穂波ゆきね
葡萄瓜
評者がこの本を読み進めてBLだよねと 認識するまで読み返す事二回。 で、受攻の関係を把握してから「こういう のもアリになったんだなぁ」としみじみ 感じ入ったのを覚えています。 BLっぽい部分よりもそれを盛り上げる為の 拝啓描写がさりげなく濃厚です。 だから飽きないし、古びない。佳作です。
ごとうしのぶ おおや和美
14行×29文字×約113ページ、総計約4万6千字の 空間で繰り広げられるタクミくんとギイのいつもの日常。 惜しむらくはタクミくんシリーズに対する予備知識が 無いとこの一作を存分に味わえないという事。 後に『花散る夜にきみを想えば』に再録されました。
岸田理生
本作は、JUNEと言う世界観が時代に僅かながらでも 定着したからこそ世に出た作品ではないでしょうか。 世紀末を舞台に想定した一種の吹き替え映像作品が 醸し出した妖しさのエッセンスが、現在何処まで通用するかは 兎に角として、一里塚的な作品ではあるのでしょう。 便宜的に受攻の区分を記したものの、その駆け引きは 二元論では説明できますまい。肉の交わりを伴わぬ故の 複雑さが存在してい…
髙月まつり 湯島ショーヘイ
被虐嗜虐と言う関係以前に、一瞬にして 結ばれている主従関係もあります。 従者が主人に依存しているのか主人が 従者に依存しいるのか判らぬ程に深く 絡み合っている、そう言う関係。 甘い暗さを、存分にどうぞ。
荻堂成美 西崎祥
攻が受によって受の快楽を味わわされるのではなく、 他者に体を開かれて崩壊してゆく物語。 但しこの崩壊は、むしろ歓迎すべきものであったのかも 知れません。 時にほろ苦い感情は、快楽から発生するものですから。 メンズラブを好まれる方にお奨めします。
三田菱子 いのまたむつみ
BLCDが登場する以前、そう言う種類の 媒体として君臨していたのはサン出版より でていた「カセットJUNE」でした。 表題作はそのかセットJUNE第一作の原作で あります。このメディアミックスが無ければ 現在のBLCD隆盛も無かったでしょう。 物語のトーンはしっとりと耽美です。そして、 性描写も標準的ではありながらどこかに 湿り気を帯びた妖しいものとなっております。 JUNE…
高城響 村上早紀
JUNEの頃の王道パターン、ですね。 ただ一つ違うのは、受が決して女性的ではない事。 立ち位置は受ですがきちんと男である事、でしょうか。 重厚さがあるのでさくさく軽く、とは行き難いかも 知れませんが。
村上麻樹
単行本になる前に一部があの『JUNE』に 掲載された事もあり、古びた感じを受ける方も 居るかも知れません。 でも、オトコノコ同士が関係を持つには切なさと 痛みをきちんと味わっておかないと前に進め なかった…そう言う時代は確かにあったのです。
黄毛あつき
この作者さんが後に京山あつきさんと改名 されたと聞いて先ずはびっくりしました。 それ程までに作風が違います。 恐らく初期商業ショタの佳作としてこの作品を 挙げる人は少なくないでしょうね。 でも、ツボはがっちり押さえられています。
ごとうしのぶ ビリー高橋
おおや和美さんの絵に慣れている方には 恐らくこのタクミくんもギイも別人に見えて しまうんでしょうね。 でも、心の揺れ方は間違いなく彼等だと 思います。少し違う彼等の一面を垣間見る 感じでしょうか。