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表題作奴隷城

桐生志乃
若狭史郎

あらすじ

戦後の混乱期、作家として生計を立てている元華族・桐生志乃は、ふとしたきっかけで首輪をした少年・若狭史郎を拾う。『犬』の生活から逃れたはずの史郎は、志乃によって再び嬲られながらも、時折彼がみせる気まぐれのような優しさに―。

作品情報

作品名
奴隷城
著者
髙月まつり 
イラスト
湯島ショーヘイ 
媒体
小説
出版社
ひかり出版(ヒカリコーポレーション)
レーベル
Passion novels
発売日
ISBN
9784894580190
3.5

(2)

(1)

萌々

(0)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
6
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
50%

レビュー投稿数2

疾うに心は縛られて

被虐嗜虐と言う関係以前に、一瞬にして
結ばれている主従関係もあります。
従者が主人に依存しているのか主人が
従者に依存しいるのか判らぬ程に深く
絡み合っている、そう言う関係。

甘い暗さを、存分にどうぞ。

1

BLの範疇ではない作品

「君と緋色……」もそうなのですが、この人のシリアス路線は時にBLとかの範疇を超えています。
人間の本質というか、それも暗い部分をえぐり出し、そこに焦点をを当て徹底的にあぶりだす。
そんな感じがします。
私は好きなんですけど。
同じ作者でもコメディ路線は私にはNGなんですが、このドロドロ物は好んで読んでいます。
普通のBL物では物足りない人向き。

2

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