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歩田川和果
葡萄瓜
この作者さんの作品を語る時の枕詞として 『独特な絵柄』などと言われる事がありますが、 評者はそこまで独特だなと捉える事が出来ずに います。 それはきっと貼り付けた表情の奥からにじみ出る 色々な匂いに気が行ってしまっているからなの でしょう。 カバーからして額面通りの笑みだとは正直評者は 信じておりません。 表題作シリーズ(バテシバ・羊・表題作・おまけのその後。) でも併録作…
阿仁谷ユイジ
帯と表紙に躍る文句はある意味嘘ではありません。 ただそれを全ての人が静かに笑って受け容れられるかと 問われれば、いまだ凡夫の評者は正直無理でしょうと 苦笑で返すしかないでしょう。 ただこの物語が男同士の色欲抜きで描けるかと問われれば 否と答える自信が不思議とございます。 消せず解せず割り切れない煩悩が、もしかしたらこの物語の 本当の主役やも知れません。 真実を語る為に延々展開した方…
まず大前提。 この本の表紙で内容と進行を断じる事は禁じ手です。 禁忌と言ってしまっても良いでしょう。 ある意味真理を突いた表現ではあるのですが、それに したってなんだかなと。 ここで挫折して本に別れを告げる人が居るとしても 評者は頷かざるを得ません。 ではそう言う本に何故「神」評価なぞつけるのか。 それは描かれている内容が色欲解体と恋愛再生の 過程であろうと何となく感じて納得…
なんだろう。帯と表紙から本文に移って 読み終えた後のこの敗北感は。 萌えるか萌えないか二択で問われれば 確実に萌えるんですよ。萌えるんですが。 あざとい応酬…と言うにはこの純加減は なんだとしか言い様が無く、総ての感情は 性を匂わせない物的証拠を伴って事後に 語られます。 ああ一寸待てこれは何だ恋物語じゃなくて 推理小説かよ、と一瞬ぼやきたくもなりますが、 実際のところ恋を…
DUO BRAND.
この方々の作品をかつて読んだ事がありましたので、 その味わいを求めてこの本を手に取ったのが評者にとって 仇になったのかも知れません。 版元さんのカラーに合わせた作品創りであると言えば それまでなのですが、この一冊を指してこの方々の 新境地であると断言する事は、評者には無理です。 評者自身甘々な作品は嫌いではなくむしろ好物ですが、 蜜の匙加減を敢えて間違えた甘さはあまり好きでは ない…
トジツキハジメ
多分この一冊は、Love抜きのボーイズラブと言う奴です。 愛を綴る前に何かに首根っこをつかまれて押し倒される、 そう言うBoysLiveの中にある数コマの描写集です。 性を描いたシーンからLoveが伝わらず、それ以外の些細な コマの切れ端からあざとい欲の薫りが伝わるのはこれいかに。 視点を変えればこの一冊、作者さんから読者に対する 言葉攻めのオンパレードでございますよ。 そこを乗…
aivan
元が電子書籍であるので一話一話のまとまり加減は 実に絶妙です。きちんと読み切らせるだけの速度は あるかと愚考します。 ただ、その味わいが紙媒体になって活きるかどうかと 言うのは…読み手のツボの加減にもよりますねと 言わざるを得ません。 残念ながら評者のツボの加減とこの本は微妙な加減で 合わない様でございますね。 正直に言えばオスの身勝手さ加減がどうも癇に障る 感じがして、ネタとし…
高岡七六
時代物と一応はカテゴライズされているこの一冊。 その実態は……林立するフラグが次々と折られゆく 道中記でございます。 評者はネタバレをするつもりはありませんが、実は カバーの裏表をくまなく観れば筋はある程度判別出来る様に なっております。 もちろんカバーだけで総てが語られている訳では ありませんので本文も読まれるが吉でしょう。 ただ一つ申し上げて置きますが、この一冊のみで こ…
猫田リコ
猫田さんと言えば評者の中では変化球の得意な曲者、 と言う図式が何故か出来ております。 この一冊も猫田さんの事ですから色々曲がりくねり ながら進行するのだろうなと早合点しつつページを 進めたのですが…ここまで鮮やかに直球を投げて 来られると逆に読者としては照れますね。 直球だからこそ物足りないと思われる向きも いらっしゃるとは思うのです。 しかしながらこの一冊に収められた表題作及び …
ZAKK
思えば、表紙を見た瞬間から悪い予感がしてたんですよ。 で、今読み終えて予感が的中していたなぁと呻いている 訳でして。 豊作過ぎて思わず千手観音の手も借りたくなりそうな年に 限って又こう言う作品が出てきちまうってのはねぇ… 読者にとっても運命の皮肉ですよ。 内容の傾向から言えば文芸で言う作家さんの名前を冠した 賞にある感じの俗っぽさと内面掘り下げをミックスした 感じの作風なんです…