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まんだ林檎
葡萄瓜
本作はBLの延長線上にあるショタ、と言うよりは むしろ男性向けショタへのアンチテーゼと位置付けた 方が良いのではないか、と評者は愚考します。 実際どのエピソードも男性向けショタならば恐らく なし崩しに行為に及ぶ展開になるであろうと言う風に 構成されているからです。 この作品をBL・ショタの文脈で読み解くならば まんださんが編集されたショタ同人誌『THE SYOTAROH』を 併せて…
しもがやぴくす みらい戻
ああ、このお二方結構商業デビューが遅かったんだっけ、 と再読して確認しました。 実はこのお二方、同人活動暦は長かったりするのです。 評者はこのお二方が聖闘士☆星矢でほのぼの夫婦漫画を 描いていらっしゃったのを記憶して居ますから。 それ以外にも意外なお仕事としてNHK教育で往時放送された 「まんがで読む古典」の『徒然草』コミカライズを担当して いらっしゃったりもしました。 この本…
東宮千子
答えて姐さんで探索依頼が出ていた作品ですね。 http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/137/ 表題作は「一本の道を前にして人は如何進むのか」を BLで解釈した物語です。 ある意味典型的なBLだといえるでしょう。但しそこには 耽美の持つ一本しなやかな筋の痕跡も見えます。 過渡期に出現し、そして埋もれた佳作といえるでしょう。 …
佐久間智代
新装版と言うのは良いですね。 読めていない旧作を追うのにとても便利です。 さて…。 新装版第1巻は割合に王道展開と評者は 受け取ったのですが、後半ではそこに深みを 増す要素が一つ加わります。 この評のタイトルから推察して戴ければ幸い。 その要素が加わった事で物語にさりげない 印影が加わり、裏読みをしてゆくのが実に 愉しくなります。 まあ、その要素がある事でさらりと流し読…
西炯子
後書で描く事への愛を言外に匂わせている この方の原点プラスアルファを収めた作品集 です。 表題作以下冒頭4作はほぼ埋もれていた 存在なだけに復刊されたのは良い事かと。 同時収録作の『薔薇姫』『薔薇のスープ』に 至っては…初出がBL誌ではなかった事が 恐らく看過される要因だったのではないか、と。 こうして新旧の作品を並べて視るとこの方の 作品から評者が感じていたJUNEらしさと…
ある程度萌える余白があったので弁護を 試みようとしたのですが…無理でした。 でも多分これは作家さん達のせいでは 無いのです。 そう信じる論拠を今からお話します。 全文引用は避けますが、読者任せで 企画完成を目論むあとがきの文章に 正直評者は萎えました。 本書説明文の『女性のために作られた』と 言うおまじないもとても責任回避な感じで 素敵ですね。 以上の二点に評者は編集さん…
評者が耳にした言葉で頷かざるを得ない文節が あります。 「事実はひとつだけ。真実は人の数だけ。」 そしてそれは、萌えにもまた適用されるのでは 無いかと評者は愚考するのです。 さて、前提。 この本は同じ版元から出ている『萌えの死角』とは 一線を画した存在です。 『萌えの~』と冠されているのでああ言う傾向かと 敬遠されている方がいらっしゃるとしたら、評者には 「それは違います」…
大野克将
ネタバレ
作中で明言されていませんがタイトルは ボクシングの戦闘スタイルから採録されて おります。 版元さんが版元さんですのでそれなりの シーンも多いのですが、ボクシング周りの 描写も決してなおざりではなくさりげなく 深い部分がございます。 恐らくは刊行年代の為に埋もれてしまった 佳作ですが、昨今の筋肉・親父ブームの 中で再評価されて欲しい作品です。 攻の試合を観て背中を追い、同じ道…
紅迫青実
読む人によっては収録作品に古臭さを感じて しまう事を否めないと評者は愚考します。 各作品初出が刊行年の二年半前から四年前に かけててございますからね。 ただしエロさを求める方にはそれなりに満足 出来る描写が含まれているかと思われます。 含有されているのはエロだけではなくさりげなく 織り込まれた深さとか色々でございますが。 表題作は一言で言えば『落とされるノンケ』の 話です。た…
三島一彦
表題作+描き下ろし続編を含む全六編中 五編が多分三島さんにしてはかなり甘い話 です。 一編だけ三島さんにしても…と思えてしまう ハバネロ級の話があるのですが、それは 少なくとも表題作ではありません。 まあ、その話があるから他の話の甘味が 余計増しているのかも知れません。 その甘味はレーベル由来のものと言うよりは 三島さんの作品に元来含まれているもの なのでしょう。 そしてそれ…