BL作家23名、萌えを語る。

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表題作萌えの真理

その他の収録作品

  • #01 不破慎理
  • #02 SHOOWA
  • #03 宮本佳野
  • #04 鹿谷サナエ
  • #05 七瀬かい
  • #06 恋煩シビト
  • #07 ともゑななこ
  • #08 津寺里可子
  • #09 松木加斎
  • #10 南京ぐれ子
  • #11 紫藤かいさ
  • #12 ことり野デス子
  • #13 大竹直子
  • #14 千葉野原
  • #15 シマダマサコ
  • #16 羽田共見
  • #17 しのはらなぎさ
  • #18 彩景でりこ
  • #19 小池マルミ
  • #20 まんだ林檎 / #21 大和名瀬 / #22 鹿乃しうこ / #23 鈴井アラタ

あらすじ

真の萌えはここにある!大人気BL作家たちが己の熱い愛を描き出す!!

鹿乃しうこ/大和名瀬/SHOOWA 他

作品情報

作品名
萌えの真理
媒体
漫画(コミック)
出版社
日本文芸社
レーベル
ニチブンコミックス
発売日
ISBN
9784537126785
3.5

(4)

(1)

萌々

(0)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
14
評価数
4
平均
3.5 / 5
神率
25%

レビュー投稿数3

真理と等しきものは

評者が耳にした言葉で頷かざるを得ない文節が
あります。
「事実はひとつだけ。真実は人の数だけ。」
そしてそれは、萌えにもまた適用されるのでは
無いかと評者は愚考するのです。

さて、前提。
この本は同じ版元から出ている『萌えの死角』とは
一線を画した存在です。
『萌えの~』と冠されているのでああ言う傾向かと
敬遠されている方がいらっしゃるとしたら、評者には
「それは違います」と静かに力強く言う準備がございます。
ここに描かれているのは人の数だけある萌えの真理の
ひと掬いであり、同時に作家さんにとってはある意味
手の内ばらしのようなものでございます。

でも、多分皆喜んで手の内を晒されたのでしょう。
萌えは独占するものではなく、語って増やすものですから。

0

23人の漫画家さんによるエッセイ漫画です

面白かったです。
23人の漫画家さんが自分の萌えについて語るエッセイ漫画。
エッセイのクオリティはバラバラですが、たまにはこういう本もいいですね。
「これが萌えます♪」っていうだけのものより、ひとつのネタとして完成されてるものが好きです。
とくに面白かった方の感想を軽く。

SHOOWAさん
苦しんでるオヤジ萌え、分かります!
私がダメだ!!に吹きました。

鹿谷サナエさん
ゲームに出てくるスタンガンひとつから広がっていく果てなき腐妄想、おみそれいたしました。

恋煩シビトさん
陰萌え、すごーく分かります。
シビトさんの作品、確かに陰萌え要素だらけですよね。

小池マルミさん
海上自衛隊萌え分かります!
軍服萌えもそうですが、不謹慎と紙一重の萌えだから禁忌感が加味されて、萌えの情熱の炎が余計にメラメラするのかも。

まんだ林檎さん
こういう自虐オチ、好き。読んだことのない漫画家さんでしたが、読んでみようかな。

大和名瀬さん
面白すぎる!
さすがギャグに定評のある漫画家さんだなと思いました。ネタにキレがある。かわいい。上手い。
「最強萌え図」に思いっきり吹き出しました。

あと競争馬萌えの紫藤かいささんや車擬人化萌えの彩景でりこさんの話も面白かったけど、無知すぎてまったく分からんかったです。
でも萌え語りの不思議なところは、その情熱のオーラを浴びるだけでニヤニヤできてしまうところ。

1

いい意味でグダグダです。

漫画家さんをオフ会とかであって、お酒とか飲みながら萌え語りなんぞしたら出てくるんだろうなぁ・・・と思わせるとりとめもなくであろう
「私はこれが萌える」
という考えの短編をごそっとまとめたものです。

総じていうならば「はー、そうですか。」という話ですね。
この本からなんかを得ようとか、手の内がどうなんだとか難しいことを考える必要はないんじゃないかなぁ?って思います。
作品にふつうに生きてそうな萌え語りもありますが、何にも結びついてないだろうなと思う物が大多数。

誰かに訴えたくて語る、というより思うがまま垂れ流すのをぼーっと聞いているような感覚に襲われます。

0

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