葡萄瓜さんのレビュー一覧

二次創作

北高男子の回帰(アンソロジー著者等複数) コミック

一応準拠

全体の流れとしてはテレビ放映された
俗称『エンドレスエイト』に準拠していると
思われます。あくまでも全体のイメージと
して、でございますが。
またシリーズアンソロジーとして11巻目で
ある事からこのタイトルになったとも考え
られます。
今回の描き下ろしは全体の内概ね半分との事。
同人誌再録と言う原点にも回帰したのやも
知れません。
描写の激しさも心なしか回帰していると
思われ…

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二次創作

北高男子の暴走(アンソロジー著者他複数) コミック

総てはここから始まった

満を持して登場した古泉×キョンアンソロジー!
…の筈ですが、登場した当時はどうも冷めた
迎えられ方をして居た様に評者は感じます。
少なくとも評者がこのカップリングの存在を知り、
盛り上がりを確認したのが遡る事半年前の事。
よもやここまでピンポイントなアンソロジーは
出ないだろうと思っていたのもあります。
そんな中でこの版元さんがジャンルアンソロジー
刊行に乗り込んできた事は意外でも…

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二次創作

松木加斎 メトロポリタン・ファーム コミック

松木加斎 

可愛気の発見

率直に言って、亜久津が受という発想は評者には
ありませんでした。それ故新鮮でもあり、また再発見も
あったりと。
二次創作故の読み取り方の妙が味わえる一冊で
あろうかと愚考します。
合間合間にあるかなり黒い間も味わい所の一つでしょうね。

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ポラリスまでの距離 コミック

テラシマ 

ポラリスは内にある

展開にやや生臭味が出て参りました。
BLとしてのそれもそうですが、生きてゆく事
それ自体に対する生臭味が。
この物語を受け入れるには物語の骨子だけ
ではなく登場人物の内面も受け入れないと
案外厳しいでしょうね。
そこまで含んだ上で物語を味わうと、さり気ない
深みを堪能出来るのではないか、と。
ファンタジーとは言い切れないBLも登場する様に
なったのは、それだけ界隈に奥行きと幅が

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ポラリスベル コミック

テラシマ 

否?是!

この作品をBLであるや否やと問われて
どう答えるか。
評者ははっきりとBLの範疇内にある作品で
あると答えます。
中心にいる二人のどちらの性別を変えたと
して、そこから物語が成立するかと問われれば
否でしょうし。
ただ、読み手を相当選ぶ物語であるとは感じます。
淡々と描かれてはいますが読む人が読めば
刺さってしまうささくれがさり気なく配置されて
いますから。
そう言う難しさを…

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太陽の下で笑え。完全版(文庫) コミック

山田ユギ 

重み

完全版として纏め上げられたとの事ですが、
通して読むと正直重いです。
山田ユギと言う著者名に軽やかさを期待して
手に取られた方にとっては残念ながら手に余る
作品になる可能性があります。
いわば舞台裏の稽古場を完全中継している様な
ものですからね。
評者はこういう重みも好きですが。

個人的には親本と変わらず神評価です。
ただ人様に薦める場合、重みへの好みも考えると
萌え評価に…

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成層圏の灯(2) コミック

鳥人ヒロミ 

巡る因果と大団円

短期決戦で関係の紆余曲折を描くのも手法ですが、
今作の様に長期に渡り関係の在り様を練り上げ、
収斂させてゆくのも手法でありましょう。
たまには流行を無視た矢作品が存在しても良いかと。
物語の中で因果が絡み合いつつ陰影が浮かび上がって
くるのを眺めるのもまた一興です。

どっしりと完結したからこその味わいがこの物語には
あります。時代に左右されなかった存在感も、何もかも。
未だに惹…

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成層圏の灯(1) コミック

鳥人ヒロミ 

改めてグッと来る

文庫で改めて一気読み致しますと、
初期の絵柄のままならこの作品は
ここまで化けなかったよなぁ、などと
余計な感慨を抱いたりも致します。
サテ、作者ご本人が後書きで開陳
されております状況は正にBLの歴史
そのものでございます。
この作品の立ち位置も時間を掛けて
磨かれ、そしてしっかり残ったもので
ございます。
そう言う部分も含めてしみじみ味わい
深い作品です。

それにし…

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はつこいの死霊 コミック

草間さかえ 

肌に合えば病み付き

この作品に向けられた高い評価には二種類あるの
ではないか、と評者は勘繰ります。
心底からの高評価と付和雷同の高評価と。

ぶっちゃけ申し上げますと、この作品は読む人を
選ぶでしょう。この作品を気に入る人は試し読みの
段階で既に魂を引き摺られている筈です。
その代わりそりが合わない方には多分徹底的に
合いません。でもそれはあくまで嗜好の問題であって、
センスの問題ではないでしょう。…

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その気持ちに名前をつける コミック

桃山なおこ 

無骨な劣情

明け透けな様でいて繊細な恋をする男と言うのは、
見ていて惚れ惚れします。
絵柄の所為もあるのでしょうけど、どの恋も湿っぽい
所が無いのですね。

ああもう。
ええ歳こいた馬鹿ップル程始末におえないものは
ございませんね。
エロに走ってくれた方がいっそまだ恥ずかし気も
無く読めるのに。

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