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白薔薇明玖 イケスミチエコ
葡萄瓜
この一冊は、是非にボーイズラブ文庫帯コピーネタで 一世を風靡されたカフェオレライターのマルコ氏に捧げたく 思います。ええ、それ程までに鮮烈な作品です。 先ず皆様は書誌データの受攻表記の所で立ち止まり 『これは記述間違いでは?』と首を傾げられる筈です。 いえ……これは決して間違いではございません。 この三者は挿入する側でもあり受け入れる側でもあります。 そして、その行為を三人で同時…
高口里純 穂波ゆきね
秀育学園の寮長となった酉島雄飛の日々は なんだかんだと波乱に満ちている。 最初は馴染めなかった男ハーレムの空気にも 知らず知らずの間に染まり、雄飛自身もまた 何時しか…そして、周囲も…。 と、ここまで粗筋を書けばなんだお約束展開に なっただけだろうがと鼻で笑われる方もお出で でしょう。でも、あまあまといっても正直申し上げて 笑いの要素が抜けきった訳ではありません。 むしろあま…
ごく普通の田舎の中学生だった酉島雄飛の運命は、 兄・森生が秀育学園に勤める教諭だったと言うだけで 大いに変更を余儀なくされた。 降って涌いた移転する秀育学園の地主と言う役割。 男子校である秀育学園の内実が男ハーレムだったと いう真相。そして分校移転を根に持ち雄飛を辱めようと する男ハーレムの黒幕達。 雄飛は、果たし純粋なままでいられるのだろうか…。 …などと道具立ては伝統的な学…
南野ましろ
ボーイズラブと言う視点で見るならば、メインになるべきは 併録作であり、受攻の馴れ初めが語られる『ラブ ピース』 です。 でもそれだけではこの世界は完成しない。 受攻の『家族達』の物語である表題作がきちんと語られ ないと。 受攻二人が紡ぎだす穏やかな空気の中、二人の『家族』で ある猫・ヤタカとゴロちゃん(おっさん)、その友達猫クロの 柔らかな日常が静かに展開されています。 …
日の出ハイム
表題作は同じ版元の『針のかたなと御器のふね』同様 セックスのセの字も匂わせない調子で展開されます。 でも熱愛加減がとてもしっかり伝わる良い作品です。 評者も一応80年代を体感してきておりますので描かれた 情景に大変懐かしさを感じますし、又気恥ずかしさも 感じます。軽そうで、でも熱血だった、そんな時代でした。 そう言う時代の男の絆物語、と言う感じでしょうか。 併録作は残された者同士…
南川恵
『魔法使いの弟子』シリーズ四巻目。 混乱せぬ様にJUNEコミックス内におけるシリーズの 巻次を纏めておきますと、 『秘密ーかくしごとー』『見えない指輪』『逢魔ヶ時』 『燃える指輪(本巻)』、そして『ハートは踊る』 となります。 『秘密ーかくしごとー』は後年再配本されているので ちるちるのリストでは本巻の後・『ハートは踊る』の前に 来ているのですね。 閑話休題。 表題…
ある意味JUNEらしく、又その反面JUNEらしからぬ 『魔法使いの弟子』シリーズ三巻目。作者様曰くの 『スペード(タタカイ)の巻」であります。 弟子と師匠であった受攻の内面に変化が現れ、甘い 関係を一度捨て去る巻でございますね。 まだ純粋に甘い関係を感受していた『硝子』、師匠の 内面の闇に弟子が惑い、そして蜘蛛の糸に絡めとられて しまう『逢魔ヶ時』『封印』『燃える指輪』の連作。 い…
笹原智映
表題シリーズはボーイズラブと言う枠があるからこそ 成立するラブコメディです。男女ものに置き換えても 成立するのかなと評者は脳内で試みてみましたが 無理でした。余りにもボーイズラブと言う枠組に頼り 過ぎな感が強いです。 同時収録作二篇はいずれも表題作シリーズとは 逆にメガネ受け。こちらもテンプレ依存気味では あるのですが、振興のテンポが速い為か割に安定した 読後感が味わえます。
先のお二方が評価に戸惑われるのもごもっとも。 しかし評者はあえて言います。 「ボーイズラブの恋愛って、本当は異端なんですよ」と。 男女のラブコメなら好意を示されてそれなりの反応を 示すという過程は普通でしょう。 でも、男の子が男の子に一目惚れをしてそれなりの モーションを掛けた場合、惚れられた方の男の子は 「そっかー」といきなり素直にその感情を受け入れ られるでしょうか? …
松本いなき
就職活動中の陽介は毎度毎度同級生の優男・ 一稀の手管に乗せられて喘がされっ放し。 二年生の時に一稀に押し切られて関係を持った ものの、陽介の自己認識は未だにノンケ…の筈。 そう言う毎日の中、かつて陽介と野球部で一緒 だった男・牧村が登場して…。 体育会系筋肉男子の恋する時の乙女?振りが 愛らしい表題作シリーズに年上漢に惚れてしまった 青少年の有効果敢なアタック振りを描く短編二編…