fiona0109さんのレビュー一覧

手強いあなた コミック

新也美樹 

こういうのも萌なんでしょう(笑)

相変わらず面白いです。
新也さんのギャグはツッコミのタイミングとかツッコンでいる内容がお笑い番組を見ているようで、大阪人の私にはとっても合う(笑)。
BLとしての萌えもあるのですが、お笑いも楽しめるので、2度美味しいみたいな感覚になります。
短編が7作品と描き下ろしが1作品収録されているので、各作品、決してページ数が多くないのですが、うまく纏まっています。
どの作品も好きだったのですが、特…

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TOY★PET コミック

浜野リカコ 

なんだかちょっと複雑

初読み作家さんです。
絵柄は割と好みの方でストーリーはあまり他に見ない系統だったかなと思います。
主人公の攻めが受けに振られて酔いつぶれた店のマスターに、ぴったりの玩具があると強引に進められてその玩具を買うのですが、その中には人形型の玩具が入っていて、それを水につけると好きな人が…というちょっとファンタジーが入ったお話。
序盤が攻めと人形のお話が中心で、読者としては本物の隼人より人形の方のハ…

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通り抜けできません コミック

夏水りつ 

乙女な受けが可愛い

最近夏水さんの作品を続けて読んでいるんですが、この作品はBLを読み始めて結構すぐの頃に読んだ作品です。
評価は萌にしたのですが、萌x2よりの萌です。なぜかというと、最近読んだ作品と比べると少~し萌度が低いように思うから。少し辛めの評価になっていますが萌度は平均よりは高いと思うのでお勧めです。

「ブルボン貴族」シリーズ以外は全てリーマンものが収録されています。
どの作品にも共通していると思…

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熱砂の王と冷たい月 小説

愁堂れな  高階佑 

終盤まで適度な緊張があるのがいい

細かいことを言うと色々あるんですが、この作品でよかったのは、終盤まで王子の本音がはっきり分からないせいで、適度な緊張感があるところかなと思いました。
王子がユウを傍に置くのは体の関係を持って気に入ったからなのか、それとも殺し屋という身元がバレていて、そばに置く方がユウの行動を掴めやすいからなのか?
とても優秀な殺し屋のユウなんですが、結構行き当たりばったりな所があって、ほんとにこれで優秀なの?…

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純情 映像

BL実写版は初心者者の感想ですが

原作の漫画は今まで読んだ富士山ひょうたさん作品の中では一番好きで、リピート率も非常に高い作品です。
原作がとても好きな場合、原作のイメージが良すぎるために実写版を観るかどうか非常に戸惑うのですが、BLの実写版をほとんど見たことのない私は(日本製のBL実写版は実はタクミくんシリーズの1作しか観たことがありませんw)、あの「純情」が実写版になったら一体どんな感じになるんだろう、という興味のみで観てし…

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抱きしめたい♥(2) コミック

のもまりの 

別カプがメインです

前巻の作品の内容と、今回の作品の内容、多少時間的に前後しています。
掲載時期も前巻と一部重なっているようで、こちらも92年~95年に発表されたものが収録されています。

今回のメインカプは、前巻の受けの榛名君に片恋していた年下の幼馴染清水君と、その清水君と同じ学校に通う先輩です。
前巻で榛名君には恋人ができたので、清水君はあっさりと振られてしまうわけですが、惚れやすい清水君はすぐに榛名君と…

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抱きしめたい♥ コミック

のもまりの 

懐かしい感じの

最近になってこの作家さんを初めて知って、商業誌になっているものが読みたいと思って読んだのですが、なんと…こちらの作品も元々は同人誌だそうです(あとがきを読んで初めて知りました)。
92年~94年までの作品が収録されているので絵柄とかもちょっと古い感じがします。年代によって絵柄が変わっているのですが、表紙は94年の絵に近いです。

お話は高校の後輩x先輩のお話。
先輩に一目ぼれした後輩君が先…

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熱砂に吹かれて コミック

天野瑰 

俺様なアラブ攻めがよかったです

アラブものの漫画が読みたくてこのサイトで見つけた作品です。
この作家さんも初めてだったのですが、なかなかカッコイイ攻めでよかったです。
それにしてもアラブものの漫画って少ないんですね。BLでは人気のある分野だと思っていたので意外でした。

裏表紙に紹介されているあらすじと表紙の絵は表題作ではなく、この本の最初に収録されている「太陽の接吻」のシリーズで、表題作はこのリンク作で描き下ろしの作品…

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この男からは取り立て禁止! 小説

高岡ミズミ  桜城やや 

なかなか面白かったです。

桜城ややさんの表紙に惹かれて読んだのですが、最初から終わりまでスイスイと読んでしまいました。
攻めが高校時代、女子の間では最も人気があってプリンスと呼ばれた優男なんですが、表紙の攻めの雰囲気がよく出てるなぁと思います。
受け視点で書かれていて、仕事先で8年ぶりにそのプリンスに再会するのですが、受けは攻めを高校時代からずっと避けていて、なかなか素直に対峙することができません。
逃げる受けを攻め…

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ロマンスの達人 コミック

内田一奈 

直球で言えない男たち

初読み作家さんです。
絵は、男らしい絵を描かれる方なので、決して嫌いなタイプではありませんでした。
この作家さんの他の作品を知らないのでよく分からないのですが、この一冊に関しては、なかなか直球で相手に思いを伝えられないお話が多かったかなという印象です。
身元を名乗らずに体だけ繋げたり、はっきりと相手に好きだと伝えずに他の男たちと関係を持ったり、果てはプロに依頼して相手を調教させたり、とか(笑…

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