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表題作通り抜けできません

後藤正則/リーマン
石井/リーマン

同時収録作品恋のばかやろう

川口 /リーマン
御園 /川口の同僚

同時収録作品お気に召すまま

設楽 /リーマン
泉 /設楽の後輩

同時収録作品ブルボン貴族物語

ローリー /ブルボン家三男
ルウ /ブルボン家次男

同時収録作品秋になれば君は

永田透 /リーマン・26才
藍谷 /永田の先輩・28才

その他の収録作品

  • 冬を愛する人ひと
  • 春を待つ頃
  • 立ち止まらないで下さい
  • あとがき(漫画)

あらすじ

会社の先輩がゲイ!? そんな秘密知りたくもなかった。でも、何でこんなに繊細で可愛い人が男に捨てられちゃったんだろう!?ズキューーン年下攻スイーツラブ「秋になれば君は」。昼休みの公園で出会うツンツン系美人の石井さん。誰も寄せ付けず難しい顔をして読んでいるのは……「ケーキの作り方」本!? オフィス街の公園で生まれた恋愛報告書「通り抜けできません」。描き下ろし&ブルボン貴族も収録。乙女リーマン大集合スペシャル!!!
出版社より

作品情報

作品名
通り抜けできません
著者
夏水りつ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
通り抜けできません
発売日
ISBN
9784832285224
3.4

(30)

(2)

萌々

(11)

(16)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
17
得点
103
評価数
30
平均
3.4 / 5
神率
6.7%

レビュー投稿数17

通り抜けできません

めちゃくちゃ良かったです…(*´Д`*)
すごいツボでした。
ブルボ○のお菓子の擬人化とかおもしろすぎるし、猫耳もあるし、あああたし好みの良いセンスしてらっしゃるわ…!!
表題作も可愛くてね…
基本全部読み切り(中には続いてるのもあった)なんだけど、どれもほわんとしてきゅんな感じです。
たまらない~vv
これもみちよちゃんに借りたんだけど、自分用に買い直そうかなと思ってます。
帯は今市子さんが描いたらしいから、帯付き探そうっと♪
オススメ!!!!

6

乙女リーマン恋物語

甘くてかわいらしいお話(一部トンデモ妄想設定ありw)が詰まった作品集。
夏水さんの描く受は乙女な感じでよく泣いちゃったりするんですけど、ちゃんと「男」なんですよね。不思議なバランス。
私は、女子っぽい受は苦手なのですが、夏水さんの描く受は、純粋に可愛いなーと。萌えます。

「通り抜けできません」
シフォンケーキをめぐる恋。ああ。かわいい。
何が可愛いって、後藤を意識するに当たりパソコンで「ホモ セックス」って検索してオナニーにふけってしまう、普段はツンツン系美人石井さんが可愛いww
この流れでHシーンも見たかった…!

「恋のばかやろう」
職場の同僚でライバルな二人の話。これもよかった。
ちゃんと仕事してる感じがいいですよねw
Hシーンも可愛くて萌えました。

「お気に召すまま」
ネコ耳・ネコしっぽ!そんなに萌え属性なかったはずなのに、萌えました!大変萌えました。
しっぽに感覚があるのがいいですね。ヤダ。いやらしいw
短いのにしっかり胸キュンなストーリーを堪能できましたw

「ブル○ン」
ワロタwwwww
一番気合入ってる感じするのがまたウケるwww
すごいw夏水さんの妄想力のたくましさにあっぱれ!

「秋~」「冬~」「春~」
ときめきました!こういう始まり方っていいですねw
じれったい清い関係でした。しかし萌えるw

6

ブルボン貴族、最強説

今更ながらですが、夏水さんの作品のタイトルが好きです。

やっぱり夏水さんは面白い!と感じさせてくれます。
期待通り面白いと思ったり、期待を裏切る程好きだと思わせてくれたり、私の心を満足マンタンにしてくれます。

表題作の他、【恋のばかやろう】【お気に召すまま】【ブルボン貴族物語】【秋になれば君は】【冬を愛するひと】【春を待つ頃】、そして表題作のスピンオフ【立ち止まらないで下さい】。
本当にボリューム凄いなぁ…本の厚みとしてはさほど厚い訳じゃないので、内容が濃いんですよね。


――【通り抜けできません】【立ち止まらないで下さい】――
ずっと公園で見かける人に片思いしていた後藤くんと、その恋する相手・石井さんのお話。
石井さんは無表情なタイプで、何を思って何を考えて居るのか分からないのに、実はシフォンケーキを探していると言う不思議な人。
それを知った後藤くんが美味しいケーキ屋さんを紹介する事になり、お互い徐々に仲を深めていく、と進んでいきます。
私、スイーツ男子大好きです!もっと甘い物食べてくれていいと思う!
……と失礼しました、思わず思いの丈が。

元々後藤くんはゲイだけれど、石井さんは違うのでしょうかね?
でもゲイについて検索して、後藤くんを思い出して一人で気持ち良くしちゃうけれど…うん、恋してるって事か。
石井さんなりに奮起して後藤くんに気持ちを聞いたのに、石井さんの言葉にショックを受けて立ち去ろうとする後藤くん。
直後、涙を浮かべて話す石井さんに、ひざまずいて自分の気持ちを言う後藤くんにキュンとしました。ワンコ最高。


――【恋のばかやろう】――
同期のリーマンのお話。
180cm超えの川口と、170cm弱の御園。
このお話、すっごい好きです!特に御園、カッコイイのに可愛い!
きっと出会った時から川口は一目惚れしていて、でも思わず出てしまった一言で御園に嫌われてしまう。
そこから名誉挽回と奮起して、お互い仕事で張り合う仲になる。
成績で勝った方が片方の言う事を聞こう、と提案。勝ったのは御園。
ベッドの上で川口に跨いでる御園、からスタートする数ページはとても良かった。
大人なのにキュンと甘酸っぱい気持ちになるお話でした。


――【お気に召すまま】――
いやー…こりゃいいですな…
会社の先輩後輩、実はひっそりと両想いだったお話。
でもこの後輩くんに、気付けばネコミミとシッポがついている。
夢?夢なら…と、先輩が真っ向から攻めていくお話です。
最近本当ケモミミ系も好きになっちゃって大変(笑)
何でか分かりませんが、エロさ倍増する気がしてタマラナイ。
身体を重ね、朝になり、やっぱ夢だったかーなんて思う先輩の隣には、しっかりと昨夜抱いた後輩くんが。
やっぱり両想いになった!と思ったのも束の間、後輩くんが先輩の手を舐め上げた時。
『…ざり』という感覚が!


――【ブルボン貴族物語】――
これはもう…夏水さんの擬人化勝ちとでも言うのでしょうか…最高に好きですブルボン貴族(笑)
単なる恋人とかじゃなく、貴族に仕立て上げたのが良かった!
しかも三男が次男攻め、とか。
次男、実は長男に気がある!?みたいなのとか。
面白すぎて何度も読んじゃいます、ブルボン貴族〃
「兄さん、すぐ傷つけて帰って来るから」みたいな発言の原因も面白い。


――【秋になれば君は】【冬を愛するひと】【春を待つ頃】――
酔っ払った先輩を自宅まで送り届ける永田。
その先輩・藍谷が酔った勢い泣き出し、その中の言葉で、彼が実はゲイだと知る――と進みます。
確かに藍谷さん、とってもそんな雰囲気満載な素敵な男性…♡
永田も藍谷さんと関わっていく内に、藍谷さんを好きになるんですが。
季節に絡めて進むお話、好きです。
藍谷さんはとても臆病で、真っ向から進んでくる永田の気持ちに全て応えられなくて葛藤するさまも良かった。
けど、しっかり受け止め、その本当の気持ちも永田に伝える所は良かった。
最後のあの春は、あれからどのくらい経った春なんでしょうか。
ずっと柔らかい風が吹いてるといいなと思うお話でした♪


ブルボン貴族ご長男の親友、小池君が気になります(笑)

5

こんなとこに登場していた小池くん(エール兄さんの親友)

この評価の大半がブルボン貴族物語だったりします。
いやぁ、夏水さんの妄想力ったら、凄いですね。この三兄弟、子供の頃はちょっとお洒落なお菓子と言うイメージで、そっと食べていましたが、色んな新製品に飛び付いてすっかりご無沙汰していました。なのに、こんなお話読まされたら、スーパーで見つけて、思わず「あっ」と頬を染めてうつむいてしまいました。

表題の作品よりも「秋、冬、春」のシリーズの方が好きかもしれません。ノンケがゲイの先輩に惹かれていく様子が楽しめますし、先輩の不安げな表情がそそります。

1

リーマンとスイーツを

全体的にスーツ率が高くてイイ!と思った。
ネクタイってやはりいい。(個人的趣味)
リーマンものが多いが、男同士の意地とプライドを賭けたバリバリの企業モノといったものではなく、オフィスラブ~♪というノリだろうか。

表題作は甘い甘いリーマンもの。
まずタイトルのインパクトにやられた。
「通り抜けできません」なんて珍妙なタイトル、一体どんなお話なんだとだれもが思ってしまう。
この辺りのセンスはとてもいいなあと思った。
中身はタイトルほどの強烈さはなかったが、ああそういう意味かとちゃんと納得はできた。
能面のツン美人なリーマンの石井さんに一目惚れしてしまうのは、真面目で穏やかなゲイの後藤。
シフォンケーキが二人の縁となり親しくなるのだが、基本的にどちらも真面目なものだから、とてもソフトで可愛らしい関係だ。
またお話が進むにつれ能面な石井さんにも表情が色々と出てくるのだが、それらを見ているとホッとしてしまう。
特に書き下ろしに収録されている、後藤を自宅で待つ石井さんの図は、非常に楽しい。
ドキドキしたり、怒ったり、悩んだり、そしてまたドキドキしてみたり。
可愛らし過ぎて、本当にお前ら幸せになれよ!と背中を押したい気分なった(笑)

その他収録分では皆さんと同じく「秋になれば君は」「冬を愛する人ひと」「春を待つ頃」がオススメ。
同じ会社の先輩・藍谷と後輩・永田のお話で、ユウイチとやらに捨てられた藍谷が荒れて永田に絡んだことから、2人の付き合いが始まる。
永田はノンケだったのだが、藍谷が色っぽ過ぎてそっちの道に入っちゃった・・・という状態。
若干戸惑いながらも距離を縮めていく様はいいなあと思った。
はっきり言ってノンケのくせにいきなり突っ込めるなんてありえないし、抱きしめた手が震えるくらい未知の世界なんだぜえ、という部分がなかなか良いなと。
また唐揚げにレモンかけないでほしいとか、冬は嫌いだとか・・・言えばいいのに永田がすることには反論できない藍谷さんが、強烈にかわゆすぎてキュンとした。
そんな藍谷さんだから、一緒に住むなんて事はもうそりゃ大変。
でもゆっくりでいいから進んでいってほしいな、と感情移入してしまった。
「僕を好きになってくれてありがとう」という藍谷さんの告白には思わず泣けた!

それと忘れてはいけない「ブルボン貴族物語」。
長男チョコリエール(通称エール)、 次男ルマンド(通称ルウ)、三男ホワイトロリータ(通称ローリー)の3兄弟の冷蔵庫の中のお話。
擬人化ブルボン!(* >ω<)
ちなみにエール兄さんの友人は小池くんなんだそうだ。
小池くん・・・ちょっと不良でジャンクな感じだな。
これを読めば、ルウ兄さんは本当に脆く傷つきやすいので、優しく脱がせてやらなきゃいけないなと、きっと皆思うはずだ(笑)

9

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