Mさんのレビュー一覧

スレイヴァーズ ディア 小説

華藤えれな  雪舟薫 

せっかく縮まった距離がー…

 社長令息であった柊一は、父の死後、使用人の冴木に会社を奪われた上、隷属することを強要されていた。身体を虐げられる日々に憎しみを募らせた柊一だったが、周囲の悪辣な罠から幾度も救われ、次第に冴木との関係を見直そうとしていく。
 そして、冴木と対等になりたいと願う柊一は懸命に仕事に励むが、父の一周忌に渡された遺書がきっかけで、冴木と離れた方がいいのでは……と、柊一は考えはじめる。
 そして、まずそ…

2

スレイヴァーズ ヌード 小説

華藤えれな  雪舟薫 

すれ違いに気付いて…

 使用人の冴木に会社を奪われ、奴隷になることを強いられた美貌の社長令息・柊一。
 母親譲りの艶麗な美貌を持つ彼は、冴木の逞しい体躯や優秀な頭脳に自尊心を傷つけられ、打ち解けることができず、屈辱的な日々を送っていたが、幾多の危機を命をかけて冴木に救われて、次第に柊一の冴木に対する気持ちに変化がおこり、冴木に歩み寄ろうとし始めていた。
 ところが、柊一は冴木について何も知らない事に気付き、柊一は冴…

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スレイヴァーズ キス 小説

華藤えれな  雪舟薫 

切ない下克上にドキドキ…

 社長令息である倉橋柊一は、父の後継者として不相応な己の美貌と脆弱な躰を厭い、逞しい体躯と優秀な頭脳を持つ使用人の冴木に、長く自尊心を傷つけられていた。そして、そのコンプレックスから冴木とうまくむきあえず、二人はすれ違ったままだった。
 父に認められたくて懸命な柊一だったが、大学卒業後、柊一の父が急逝し、使用人だったはずの冴木の手に会社も修一の住む家も、渡ることになった。
 その上、困惑する柊…

4

傲慢な龍の檻 小説

鹿能リコ  樹要 

ついに、天敵が出現!!

 コインロッカーの鍵を拾ったことから、冷徹なチャイニーズマフィア・王とアブない関係になってしまった平凡な……でも好奇心旺盛すぎる大学生・三枝。
 二人で旅行に行ったり、しばらく平穏だった二人の日常だが、王が突然、連絡もなく、三枝の約束をすっぽかしてしまう。
 そんな王の行動に怒り心頭な三枝だったが、どうやら、王は警察に逮捕されてしまっていたらしい。しかも、その逮捕した相手は、三枝のバイト先の喫…

0

傲慢な龍の帝王 小説

鹿能リコ  樹要 

好奇心の行きつく先は……?

 三枝がバイト先の喫茶店で偶然拾ったコインロッカーの鍵。
 ちょっとした悪戯心からそのコインロッカーを開けてしまう。
 そこに現れたのが、小野という日本人と楊という中国人。二人にそのまま拉致されるようにアパートに連れ込まれる。そこでどうやって鍵を手に入れたのか白状するように責められるが、三枝が口を割らずにいると、もう一人「王」と呼ばれる男が部屋に入ってきた。その男は、威厳のあるどうやらその組織…

0

セルフポートレイト コミック

樹要 

ホモは嫌いなはずだったのに……

 勝手に自分を撮影した名前も知らないカメラマンに貴人は賭けを持ちかけられる。
「一週間以内にもう一度君に会えたら君はモデルを引き受ける――」
 名前も知らないのに、二度と会うことはないだろうと思い、しぶしぶ賭けに乗ったのに。
 実はそのカメラマン・泉極は、貴人の高校に写真部の臨時顧問として雇われていたのだった。
 思いもがけない再会だったが、ホモ嫌いの貴人はモデルを拒否する。

 とこ…

1

オトナになりたい 小説

金沢有倖 

早く大人になりたくて。

 士条一威は、大手スーパー『J'S』の御曹司で、経営にも参加する17歳。
『J'S』では、徹底した価格調査と地域調査で、その土地のニーズを誤らない経営を方針としている――が、『J'S』の経営方針には「共存」という文字はない。邪魔者は叩き潰すのが常だった。
 おかげで、『J'S』は地元にあった商店街は憎まれていた。
 今日も桜山町商店街で人気のお好み焼き…

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ほしがりません!勝つまでは コミック

樹要 

両想いで同室なのに……

 一世一代の告白をした中谷日和。
 相手は一年後輩で、同室の天野佳澄。
 緊張のあまり体調を崩しながらした告白の返事は、OKだった! となると、両想いで同室となり、ここから進む先はただ一つ……と、思いきや。
 なかなか触れてくれない佳澄。
 せっかく触れてくれても、途中で逃げられたり、日和の兄に邪魔をされたり。
 いざ、本番、という時になって日和が緊張のあまりまた、体調を崩してしまったり…

8

愛してるって、言わせたい! 小説

織田戎里  みその徳有子 

本気になったことのない2人

 良彦はバーで知り合った男・渋谷にゲームを申し出る。それは、どちらか先に相手を自分に惚れさせ、本気にさせたら相手を抱くことができる、というものだ。
“別れ屋”を仕事としている良彦は仕事以外のプライベートで、恋愛を楽しんだことがない。だからこそ、刺激を求めて、“別れ屋”を職業として選んだ。
 大人でカッコいい渋谷とのデートは初めから、良彦の負けを予感させたが、同時に良彦は初めてキスされた時に見せ…

1

気高き城主の甘い罠 小説

伊郷ルウ  龍川和ト 

無理矢理されてしまった後は?

 カメラマンの和隆は、いつか自分が惹かれる古城ばかりを集めた写真集を発売しようと、撮影旅行をしていた。そんな中、和隆が出会ったのは、和隆が撮影していた古城の主・ルーファス。
 ルーファスは、「絶対服従」を条件に、和隆に城の撮影を許可した。和隆はまだ一度も公開されたことのない白の内部を撮れるとあって喜んでその条件を飲んだが、彼が求めたのは和隆のカラダだった――!
 ルーファスは和隆に、「絶対服従…

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