Mさんのレビュー一覧

プロポーズは有効ですか? 小説

柊モチヨ  宮城とおこ 

ほだされ系お人好し受

貧乏な澤井家の長男・耀。
耀は、病弱な父親に代わり、5人の弟妹のために、毎日アルバイトに家事に、と忙しい生活を送っている。
本当は、幼稚園の先生になりたいという夢もあったのだけれど、今の家庭状況じゃ叶えられるはずもなく、耀は諦めていた。
そんな耀の運命が、嵐の夜から変わり始める。
酔っ払い、玄関で行き倒れていた男・龍生をかわいそうに思った耀が家に上げてやると、いきなり耀に手を出してきた。逃…

0

スノーホワイト ~花咲く頃に~ 小説

はなさくら  黒埜ねじ 

幼馴染に拒絶されて

大学生の雪弥は、シーズンになると雪山でアルバイトをしながら、休憩時間に滑るスノーボーダー。
そんな雪弥の目を釘付けにする滑りをする男がいた。
プロ並みにダイナミックな滑りを披露した彼は、実は雪弥が幼い頃に一緒に遊んだことのある翔だった。
かつて、親子で雪山に遊びに来ていた雪弥は、近くでロッジを経営する夫婦の子である由紀と、その従兄弟である翔と三人でよく遊んでいたのだった。
いつしかその習慣…

2

恋より甘く愛より熱く 小説

真崎ひかる  笹生コーイチ 

ヘタレむっつり義兄攻め

高校生の樹は、2年前に酔った義兄の皓史に抱かれたことがある。
そのことがあってようやく自分の思いを自覚した樹であったが、翌日目が覚めると、皓史はそに夜のことを何も覚えていなかった。
失意のまま、何もなかったするしかなかった樹は、皓史が仕事の都合で一人暮らしを始めたことで、次第に皓史とも疎遠になっていく。
けれど、樹の中から皓史への思いが消えた訳でなく、こっそりと樹は皓史のことを思い続けていた…

1

キスは痛いくらいがちょうどいい 小説

千地イチ  奈良千春 

どっちも素直

美大生の小菅純太は、大学を二年留年し、プロを目指しているわけでもないけれどベーシストとしてライブをし、ギャンブルにはまり借金をし、卒業も就職も見込みのないまま日々をただだらだらしながら生きていた。
そんな時、大学の先輩の紹介で向かった新しいアルバイト先で、少し変わった男と出会う。
彼は、誰とも口をきかず目も合わせないが、とてもきれいな男だった。
小菅は一瞬にして、この波古一貴(通称:ハコイチ…

4

ライク・ファーザー・ライク・サン 小説

英田サキ  ヤマダサクラコ 

余り年の差の感じられない年の差物

高校3年生の相崎志真は、隣の家に住む幼なじみ・昴の父親である灰島康征に恋をしている。
志真は出て行ってしまった康征の妻の代わりに、隣家の掃除をし、食事を作っていた。
そんな志真を康征はまるで娘のように扱い、自身は外で遊んでばかり。
志真もその事実を知りながらも、家に決して人を連れ込むことはなかったから、見て見ぬふりをしていた。
けれどある日、康征の部屋に掃除するために入ると、そこには見知ら…

2

あなたと恋におちたい 小説

高岡ミズミ  山田ユギ 

社会人の初々しい恋

外村慎司は、MRである慎司の取引先である小児科医・喜多野である。
優しい笑顔に惹かれて片想い歴はかれこれ一年。
けれどノンケである喜多野と結ばれる可能性はないと慎司は最初から諦めモード。
せめて、片想いの楽しさだけでも味わおうと些細な喜びを噛みしめる日々。
けれどある日、喜多野から「君の気持ちに気づいているけれど、嫌じゃない」と言われて……

という話でした。
このじ本のポイントは、…

0

百いろどうぐばこ コミック

わたなべあじあ 

私には難しかった

ちょっと妖怪とかが出てくるテイストの話。
裏に伝承とか歌があって、それに合わせたダークファンタジーっぽい内容が込められています……が。

個人的にちょっと難易度が高かったです。
結局、誰と誰がラブラブなのかもわからなかったですし、そもそもラブという関係が存在しない世界なのかどうかも謎。
そういう物語が私の読解力ではきちんと読み取れないので、ややつまらなく感じました。
なんとなく(パクっ…

3

新東京遊郭物語 コミック

わたなべあじあ 

頭が悪い系の受け二人

表紙だけ見るとBL以外にも見える漫画。
中身はがっつりBLでした。

中には二種類の話が入っていて。
一つ目は、表題作で遊郭の話。
遊郭で拾われた鵯は、周りの姉さん(男)に囲まれてとても大事にされていた。
大事にされすぎて、 20歳になっても客を取らせてもらえないほどだった。
そんな鵯は、オーナーの紅丸のところに訪ねてきた男・松月に優しくキスされ惚れてしまう。
ところが、船長でもあ…

3

愛ある遺産相続のすすめ 小説

小川いら  陵クミコ 

ちょっとトンでる受け


弁護士の大澤は、遺産相続専門の弁護士。
母子家庭の家に生まれ、なんとか母親を楽にさせてあげたいと考えて「弁護士」という仕事を選んだけれど、司法修習が終わった直後、母親は末期のガンで帰らぬ人となってしまう。
それ以来、心の芯がぽっきり折れた状態で何をやってもいまいち張り合いがない。
なんとか自分の事務所を住宅街の一角に立ち上げ、食べて行くのに苦労はしなくなったけれど、日々は淡々と過ぎて行く…

1

つばめハイツ102号室 小説

榊花月  富士山ひょうた 

若さ溢れる受け

女で一つで自分を育ててくれた母親が再婚し、再婚相手とともに渡英することになった椎名。
せっかく頑張って受かった高校を今更転校したくないと、母方の祖母が持っているアパートに管理人の仕事を手伝う事を条件に一人暮らしをすることになった。
ところが、引っ越し当日に電車の中で痴漢と間違えて声をかけた男がまさかの隣人で、おまけに椎名の通う高校の担任教師だった――
まさかの事態に椎名は戸惑うけれど、担任教…

0
PAGE TOP