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中村春菊
M
ネタバレ
他の方も書いていらっしゃいましたが、そろそろマンネリ……ですねー……。 自分の気持ちに正直になれない美咲が。 自分の進路に悩んで、結局ある意味一番身近な職業であった「編集」になりたいと思って、就職試験を受けて、一次試験を通って、最終試験に受かるまでの話。 どっちかっていうと、今回の巻は、就職試験の話がメイン。 でも、相変わらず、些細な事でうさぎさんが嫉妬して、無理やり(?)体…
黒崎あつし あかつきようこ
中津川由は、亡くなった両親の借金ごと引き取ってくれたお金持ちな隣人の一条将人の家で暮らしている。 「そんなことしなくていい」という将人の言い分を無視して、通いの家政婦から一通りのことを習い、今じゃすっかり将人の身の回りのことは由の仕事だ。 無愛想で自堕落だけど、誰より由を大切にしてくれる将人との生活は、身よりのない由にとってはかけがえのない大切なもの。 けれど、学校で「将人に身売りして…
緋夏れんか 沖麻実也
大学生の鈴川流は、再婚した母親に気を利かせようと、夏休みの間は友人宅に居候する事にした。 ところがその友人が「子どもができた。堕ろす金がない」と言うのを聞いた流は、堕ろすことしか考えてない友人にぶち切れ、全財産を叩き付けて友人の家を飛び出してしまう。 自宅には帰れないし、友人宅に戻りたくないし……で、行き先がなくなった流は、通りがかりの人にバイトと言われ、ワインをホテルに届けに行く事にな…
愁堂れな タカツキノボル
5万という値段に釣られて、大企業の社長息子である友人・神龍清嗣の代わりに行ったクラシック・コンサート会場で、隣に座った米国大企業の若きCEO・リチャード・カールソンに「セイジ」と勘違いされてしまった松田由春。 どうやらこのクラシックコンサートに清嗣は、仕事で遅れて来れない父親の代わりに、リチャードをもてなす為に来ることになっていたようだった。 どうにかその場を取り繕うために、「セイジ」と…
鈴木あみ 樹要
この本には全部で3つの話が入ってます。 まずは「恋路」。 これはシリーズ第一弾に出てきた蕗苳と旺一郎のその後の話。 蕗苳は願い通り努力で、両親が経営していた旅館を取り戻し、旺一郎は大学に残って医者の勉強をする……という形で遠距離恋愛をしていた二人ですが、なんとか旅館を再オープンできることになったので、旺一郎がそれに合わせて蕗苳の元にやってきて……という話。 蕗苳にはまだまだ大…
藤森ちひろ 小路龍流
大学生の小実は、友人から紹介されたアルバイト先の広告代理店で、幼い頃隣に住んでいたお兄ちゃん・恭介と再会する。 実は小実は男同士が結婚できないとも知らなかった小さい頃に、恭介と結婚の約束をした間柄だった。 すっかり今をときめく人気プランナーとして数々の賞を取り、有名になった恭介だけれど、相変わらず幼い頃と同じ様に小実を構って来る。 ところが、小実の気持ちは少しずつ幼い頃と変わっていて…
遠野夢子
遠野先生の短編集。 話のそれぞれの内容は。 「愛はハーフビター」 表題作。幼い頃から、大企業の専務である望月に幼い頃から囲われていた裕巳が、早瀬を好きになって……という話。 実は、裕巳は望月の妻が浮気で作った子どもで、望月はその浮気した妻を愛していたからこそ憎み。次第に妻に似てきた裕巳を抱いていた……とそんな話なんですが。 そんなにまでしたのに、手を引くのがものすごくあっさ…
黒崎あつし 佐々成美
なんだかとっても相手の気持ちを思いやるような穏やかな話で。 この作者さん、こんな話も書けたんだ……と、ちょっと目から鱗でびっくりしてしまいました。すみません。 とりあえずあらすじとしては。 母が亡くなり、父が海外赴任する事になり、優真は弟の和真とともに、血の繋がらない脚本家の叔父・翔惟の家に居候させてもらうことになった。 本当は昔から大好きだった翔惟にもっと甘えたり、いろ…
榊花月 橋本あおい
ある事件をきっかけに、学校を辞め、家を飛び出し、あげく、他に稼ぐ方法も見当たらず売春をしようとしていた春遠倫は、その売春の相手として声をかけた奥入瀬炯吾の家に転がり込んでから数日が経っていた。 「高校教師」という立場上、倫を見捨てられないという日常生活能力ゼロの奥入瀬の部屋を掃除し、食事を作り、洗濯をし……まるで倫はお嫁さんのような日々を送っている。 そんな日常に疑問を抱かない事もない倫だ…
あさぎり夕
主人公は、男にトキメいてしまい薄々自分はゲイなのでは? と疑問に思いながら生活をしている藤谷英理。 英理は同性にはトキメくけれども、異性にはときめかない自分の性癖を薄々自覚してるものの、完璧には認められなくて悩んでいた。 だからこそ、自分が少しでも「いいな」と思った男には、わざと冗談混じりの告白をして、恋心が大きくならないうちに潰す様にしていた。 そんな英理はある日、偶然学生証を…