ofnoticeさんのレビュー一覧

凍える吐息 小説

和泉桂  梨とりこ 

めんどくさい人たちなのね…

和泉センセイはどうも苦手なんだが、3P・複数ってことで購入。
うーむ。たしかにそれっぽいシーンはあるけど、厳密には3Pではない。

かつての九龍城@香港を彷彿とさせる魔窟、「バロック」1番の詐欺師vs
お堅い貴族のおぼっちゃま、ということになるんだが、
二人とも面倒くさすぎる。
なんで、恋愛やセックスをするのに、いちいち征服だの屈服だの
考える必要があるのかわからない…。

ま、…

2

あんたとお前と俺。 小説

丸木文華 

「三人遊び」よりはかなりよくなっている

丸木文華作品はこれでたぶん、2冊目。
「三人遊び」では、背徳感が決定的に不足していて、
それが萌えにつながらなかったという致命傷があったんだけど
おそらく、この作者にはもとっから背徳感でエロスを高めるという観念は
あまりないんだろうと思う。ウン。

だから、こういう作風の人が開き直っちゃうと、
「異常も毎日ヤレば正常」みたいな、妙なすがすがしさがありますな。

で、今回は兄弟×継…

0

A・KI・RA~路地裏の迷い猫~ 小説

中原一也  楠本弘樹 

中原一也らしい作品

熱血漢のジャーナリストと、世の中に見捨てられた少年、
割に古典的なテーマではあるんだが…。
中原作品には、社会の底辺に生きる人びとを書きだすには定評があるわけですが、
そういう人びとを決してしめっぽくなく、淡々と描いているところに好感が持てます。

このテのストーリーは英田サキにもありそうな感じではありますが、
英田サキよりも泥臭く、かつ、ときどき不器用ゆえの優しさのにじみ出ている人が…

1

恋襲ね 小説

小林典雅  円陣闇丸 

百合百合しい…

考えてみたら、BLで時代モノってそう数は多くないと思います。
で、コレは閨(ねや)小姓モノ。
閨小姓というのが存在したかどうかはこの際、どうでもよろしいのでありまして、
色気したたる絶世の小姓・鮎之介が、殿様付のお小姓になるわけですが、
まず、お殿様に差し出す前に、エロエロしいお床の教育を受けるのであります。
これがなんともエロティック!
さらに、現・殿さまの愛人である先輩小姓となんと…

3

平和のススメ。 小説

桜井眞紀  南国ばなな 

三角関係? いやちがうな…。

この本をカバンの中にカバーつけて入れた。
キウィフルーツ味の炭酸飲料をカバンに入れた。

なぜか、面妖な飲み物のキャップがゆるんでいた。
結果、本がシナ~ッとしてもうた。…あーーーーーー!

帯の「もしかして3Pってカンジ?」にハスハスしてたのに。
しかし、気を取り直して読む。

…………。
うーむ。

なんだろう、このシナシナ~っとしたカンジ?
読みにくいのは、オレがカ…

0

ハニー・トライアングル~蕩ける蜜の味~ 小説

愁堂れな  門地かおり 

愁堂作品にしてはイイ!と思う(キリッ

毎度、ななめ上展開の愁堂れな氏でありますが…
とくにこのお方の3P・複数と聞いて、3Pコレクターのオレとしては
「ま…またか…( ´Д`)=3」とうなだれながら、しかしコレクションせずには
いられない性ゆえ買って読んでみた。

結果。
そう悪くないです。男の娘系の3Pってこと自体、割に新しいコンセプトだけど
導入や当て馬の存在など、読者焦らしには結構、成功しているんじゃないだろうか!…

4

美しい世界 小説

四ノ宮慶  日羽フミコ 

方向性がわかりにくい作品でした。

結論からいうと、良くも悪くもない作品。
3P・複数モノとしては期待してはいけないし、
なにしろ、攻め以外のキャラの方向性がよくわからない。
冒頭で、画家の親子の異常な関係がドカーンと出てくるので、
近親相姦モノか!?と思うが、さにあらず。

高名な画家の息子は、父や父の弟子に体をいじられながらも、
若き天才として名を馳せている…そうです。
しかし、ついに才能が枯渇。
そんなところ…

2

色彩の檻 小説

西野花  和田繭子 

火曜サスペンスドラマ調

どうもコレを読んでいると、火曜サスペンス劇場のテーマが脳内ループするw
実の父(高名な日本画家)に性奴隷状態の息子もまた日本画家。
画廊の若き社長が息子に一目ぼれをして、さらっていき、甘い新婚生活スタート!
和服で登場ってのも、いかにも火曜サスペンス調。

3Pの持っていきかたも、ふた昔前のサスペンス劇場チックというか、
日活ロマンポルノというかw
そのチープさに妙な安心感があります…

3

愛と贖罪 小説

水原とほる  葛西リカコ 

一種、哲学的なタブーもの?

水原とほる作品はこれが何度目か…いや、いつも思うんだけど、
細かい描写はかなりいいんだよね。
しかし、趣味にのっていかない、いや、乗れないといったらいいのか。

エキセントリックな仏文学者の叔父と18歳の大学生・歩
きました近親相姦!ウヒョー!と喜ぶ間もなく、叔父がやけに哲学的なことを
語り始める。かなり言ってることはマトモで説得力もあるんだけど。
しかし、まっとうなこと言われたから…

6

心乱される 小説

英田サキ  高橋悠 

大宮と幸彦のその後が気になる。

ほどよくまとまってはいるが、作者が英田サキってことを考えると、
やけにご都合主義的に感じてしまう作品。

3P部分は、まぁ3Pというには薄いし、
3Pに持っていく必然性もなさそう。
たが、この際、不問。
一番、自分的に腐…じゃなかった腑に落ちないのが
墓参りに行ったら、過去のライバルと鉢合わせて、思わぬ過去の暴露がされてしまうあたり。
攻めの覚悟の甘さと、度量の狭さにビビった(笑)…

6
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