雀影さんのレビュー一覧

空を抱きしめる 小説

李丘那岐  ヨネダコウ 

郁巳がかっこよすぎかな

ほんとに男前なんですよ、郁巳が。

鳶の家に生まれながら高所恐怖症で、家業を継ぐのを諦めてゼネコン勤めをしている郁巳。
郁巳の両親は、郁巳が子どもの頃からずっと、保護観察の少年を預かっては、仕事を教えながら更生させる事を続けています。
そんな少年の中で、特に郁巳に懐いて、今では若いながらも現場を取り仕切るまでになっている大信。
この大信が、ワンコのように郁巳一筋。
で、ひたすらに郁巳を…

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社長 桃井くん コミック

西田ヒガシ 

これは、読むしかないでしょう

もう、これは、これでしょうがないよ。
おもしろいんだもの。
ちゃんとオヤジ受けリーマン物のツボも押さえているんだもの。
カバーに書かれた、キャラの絵も、あらすじも、総て出てきて、全く間違ってない。
色々面倒な設定とか吹っ飛ばして、描きたい事だけをぶち込んでみました!!
って感じ。
でも、西田さんのすごいところって、テクニックも何もかもをなぎ倒して、自分の描きたいことを発するパワーとか熱…

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かなしい人はどこにもいない コミック

山田酉子 

攻め不在?

Almost Summerは、連れ子同士の兄弟が成長してくっついちゃうお話。

どっちが攻め?
って言うか、この二人、属性的にはどっちも受けにしか見えないんだけど、役割固定せずに仲良く代わりばんこしててくれるといいなぁ。

オールドファッション以降の表題作を含む短編が一連のお話。
サナダという男が、拾ってきた犬を、犬だけでお留守番させていたら、犬同士がくっついっちゃったお話。
こっち…

0

麗人 2012年1月号(雑誌著者等複数) コミック

井上佐藤先生の新連載

この号の収穫は井上さんの新連載「10DANCE]
競技ダンスの「スタンダード」と「ラテン」それぞれの両雄が、両方の全てを合わせた10種類のダンスで競うワールドカップ「10ダンス」に挑戦するお話なんですが、この二人、歳も体格もほぼ同じで、名前まで似ているけど性格は正反対。
お互いに自分の得意分野のダンスを教え合うことに。
第1話はまだ導入部なので、ほぼダンス競技の説明で終わっています。
でも…

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おねがいっ!おネェさん! コミック

海野サチ 

これもBL?

表題作はオカマのオネェさんとヒモのお話。
表紙とタイトルから、ギャグテイストなのは想像ついていたけど、このカバー絵からだと、ちょっと想像以上でした。
中扉のカラーイラストの魔神も、ラノベか早川のFT文庫風にきれいカワイイなのに、中身はというと・・・・。

男性向け?

青年誌?

ストーリーはおもしろいんだけど、肉感的な筋肉も嫌いじゃないけど、この詰め込み過ぎなコマ運びとか、エラや…

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部活の後輩に迫られています(初回限定版) CD

ベストカップル

健気なワンコの皮をかぶったオオカミ君(年下)と、テンパリ系先輩のドタバタラブ。
こんな二人のキャラクターには、もうこれしかない!っていうテッパンのキャスティング。

ノンケの守屋先輩は、女の子ともちゃんと付き合ったことないのに、自分と同じくらいガタイのいい男の部活の後輩に、ガッツリ胃袋から後略されて、アタフタとテンパっているうちに、いつの間にやらのっぴきならないことになっちゃって…
こんな…

3

チョコレート・キス 3 コミック

依田沙江美 

新装版の完結編です

旧版の収録作品に加えて、未収録だった小冊子と同人誌の作品と描き下ろしが18P加わっています。

依田さんの描く高校生はかわいいです。
子どもらしい強さや狡さや弱さに、キュンとします。
時代と共に風俗は変わろうとも、根本的な所では変わることのない、初めて人を好きになって、付き合うようになって、ちょっとしたすれ違いで不安になったり、ちょっとした言葉で舞い上がってみたりする。
そんな、いつの時…

3

恋愛時間 小説

木原音瀬  紺野キタ 

しみじみと

地味だけど落ち着いた、いいお話でした。

なんの飛び道具も事件もないけど、じっくりと静かな片思いが、いつしか大きな根を張って実る。
ゆっくり時間をかけて実って、このまま静かに添い遂げるんだろうな。
そんな余韻が気持ちいいお話でした。

木原さんには、いつの間にか「痛い」とか「辛い」とか、そんな先入観がついてしまっていたけれど、こういう、普通の大人同士の地味なお話もいいですね。
ちゃん…

6

この世界でたった二人 コミック

桃山なおこ 

映画のよう

この一見暗い印象の、カバー絵の3人の男達の立ち位置関係や色遣い。
全く甘さがないのでBL的にはどうなんだろうと入手を後回しにしていたけど、読後にこの絵をあらためて見ると、このカバー絵だけでもしびれる。
お話の展開や、舞台になる地域や時代の設定も、まるで映画のよう。

「ボーイズラブ」なんて甘さ抜きの、 男と男の絆の物語。
シトロン誌で飛び飛びに読んでいた時は、絵は硬いし、雰囲気は暗いしで…

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SUPER LOVERS 4 コミック

あべ美幸 

進展しましたね

肉体関係的には、確かに進展しましたね。

でも、恋愛感情的には,あれを進展したと言っていいのかなぁ。
恋愛の感情は、必ずしも双方の感情の釣り合いが取れる物ではないし、ひとりの心の中だけでも、心と体、自覚、無自覚、釣り合いとれて一致してとはいかないけれど、それにしても、ハルの心の自覚と覚醒はいつになったら・・・。

零の心は一貫しているので、後はハル自身の問題。
まわりのみんなにはわかっ…

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