雀影さんのレビュー一覧

ほろよい日和 コミック

ナカマチ 

Cabらしい地味系好きさんにオススメ

表題作は、お酒が縁の大人の恋、の話のはずなんだが、、、
何、この、初々しいの!
ノンケの30代サラリーマンが、不器用でヘタレなワンコにうっかりはまっちゃう。
小畠の、ノンケならではの罪作りなところとか、臆面のなさとか、
内藤の、ゲイならではの臆病さとか、
地味なお話だけど、じっくり描かれていて良かった。
絵も地味めだけど、よけいな物が書き込まれすぎていない絵は、ストーリーにしっかり浸れ…

2

恋愛ルビの正しいふりかた CD

声の力

原作既読です。
コミックス同様、「恋愛ルビ~」と「ほどける怪物」の2作品が収録されています。
ジャケ絵は「恋愛~」の夏生ですが、ブックレットの裏は「ほどける~」の林田、受けコンビになっています。
おげれつさんってホント絵が上手いな。
表題作は「恋愛~」ですが時間的にはずっと短め。
初めてちゃんと恋をする二人の、初々しく可愛いお話。
このCDのメインは、むしろ「ほどける怪物」の方でしょう…

8

言ノ葉便り CD

この原作で、このキャスト、当然神なんだけど、、、

元本が側にあったので、冒頭からしばらくCD聞きながら本を追ってみた。
コミックだと、けっこう元本を手元にCD聞くことはあるけど、小説ではあまりやった見たことがなかったな、と。
やってみると、相当いろいろ削りに削っていて、やっぱり小説だと、コミックよりずっとテキスト量が多いのね。

このCD、1枚の中で、ストーリーは充分しっかり作り込まれていて、このCDだけを聞く分には充分すぎるくらいいいん…

5

隣人はチャイムを二度鳴らす 小説

中原一也  ひたき 

死んだように生きている受けはお好きですか?

たまたま隣人として暮らすようになった青柳と坂梨が、ゆっくり、ゆっくり近づいて、それぞれの囚われていた過去を乗り越えるお話。
あとがきに、何度も何度も没られたプロットとありましたが、確かに「中原一也の本」としては、過去を秘めワイルド系フェロモンオヤジを攻めに据えてようやくプロットが通ったっていうのは納得。
元々描きたくて、当初通り描ききったのは坂梨の方なら「中原一也の本」としてなかなかプロットが…

0

鬼瓦からこんにちは 小説

松雪奈々  小椋ムク 

鬼の大福、うまそうやん

人外系ファンタジー、今度は「鬼」と「能力者」のバトル物です。
先代のじいちゃんに鬼瓦に封じ込められていた鬼の大我。
ある日、偶然、鬼瓦の封印が解けて…。

封印されながらも、ずっと陽太を見続けていた大我。
あんまり長いこと、陽太を見続けていたので、大我の方は陽太を当然自分の物と思い、思いのままにするけれど、陽太にしてみれば、そもそも鬼瓦に鬼を封印って、それも自分に鬼をどうこうする力がある…

0

恋ごころの住み処 コミック

コウキ。 

嵯峨野さんが素晴らしい。

京都を舞台にした、自分の居場所をつかみ取る物語。
京言葉が素敵。
鷹峯の物語としてみるとほぼ「神」。
高校3年という、子ども時代の終わりの時期に烏丸にであって、甘えられる居場所を与えられて、ちゃんと、愛された子ども時代を自覚してから大人へと踏み出す。
鷹峯の物語としては、ほぼ「神」。
鷹峯の物語としては、これで充分なんだけど、烏丸の物語が、
鷹峯よりもずっとヘビーそうな烏丸の物語が、

0

コンプレックス××× コミック

豚田もこ 

恥じらう顔がかわいい

表題作は、同じ中学のクラスメイトだった二人が大学で再会するお話。
中学時代に三上にからかわれて以来、満足に友達も作れずにいた京介。
でも、からかった三上の気持ちって、実は子どもっぽい「好き」の表現で…
友達、それとも、これが恋?
っていう、初めての恋に右往左往系で可愛いストーリー。
全体にさっぱり系の絵柄で、特にこの、黒目の小さいお顔が、いかにも恋愛経験値が低そうで、自然な感じでいい。

1

DOUBLE HOUND コミック

ハジ 

いい感じに飛ばしている

カバーイラストだけ見て、なんとなく読んだことあったつもりで、すっかり放置していたのをようやく消化。
こんな風に、ちょっとSF入った、軽さと重さが同居している、裏社会物っぽいの、好物だった。
小動物の形を借りたモバイルとか、アンドロイドのウエイトレスとか、そういったところはSFなのに、ストーリーの本編は、いつの時代になっても一向に無くならない裏組織と、それを追う刑事や、秘密組織のあれこれを、アク…

3

春を抱いていた ALIVE(2) コミック

新田祐克 

愛の強さは揺るがない

おやまぁ
こう来ましたかぁ。

岩城も香藤も着実に年を重ねて、物語には、いよいよ第2世代が登場。
香藤の甥の洋介と、岩城さんに、隠し子ー!!
ってわけで、
レディスコミックみたいな怖いおばさんと、
レディスコミックみたいなヒヒ爺ぃ登場。
で、レディスコミックみたいな枕営業と、
レディスコミックみたいな口止めと、
これをBLにぶち込んでこられるのって、さすがに新田先生、凄いなぁ。…

4

大人のヒヨコ コミック

たりらびー 

個性は正義

マツゲバチバチキャラ達の夢のような学園生活。
リアリティのかけらもない、
この設定、
この容姿。
最高じゃん。

個性的な絵も、洗練されれば正義。
あり得ないようなお話も、かわいければ正義。
表題作の二人もかわいいけど、神手氏が、
神手さんの「行け!カリスマ…」シリーズの、エロのみシチュエーションギャグも、この確信犯的な絵で展開されると、
ヨッシャー!
やったれ、やったれ!

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