雀影さんのレビュー一覧

いとしの猫っ毛 2 コミック

雲田はるこ 

ええぇっと

こーゆうカップリングだったの…?

私、実はずっと逆カプだと思ってました。
なので,けいちゃんが女装したあたりから頭に????が、
でも、けいちゃんは誤解していただけみたいだったし、
やっぱり自分が攻めるつもりで研究もしているようだし、
なのに、結局、初挿入はこっちだったとは!
でも、やっぱり逆転も狙っているのね。

このお話の素晴らしい所って、このように、お互い対等に愛し合って…

2

猫神様のお嫁取り コミック

杉田里未 

寿命の差は究極の

愛の障壁。

祟り神だった化け猫が人と約束を交わすことで守り神となり、300年の時を経てようやくただ一人の嫁と出会う話。

このお話の芯は好き。
シダレとガマに出会ってやりあうエピソードもいいな。
これで、画力が好きなタイプだったらもっと「萌」プラスしちゃうんだけど、、、

基本的に私の好みが、マンガの背景はいっそない方がマシっていうか、人物のまわりには花とかトーンみたいな効果だけ…

0

17才 小説

菅野彰  坂井久仁江 

今時の

ライトなラブコメディとは違って、なかなか観念的で難しかった。

お話は2編入っています。
前半「17才」が現役高校3年生が夏休みに部活を引退する前後のお話、後半「向こうの~」が「17才」の中でちょっとだけ名前が出てくる部活のOBの大学生とその父親の従兄弟の息子の話。
そもそも、まず一読ではこの2作品の関係がわからなかった。
まあ、わからないまま読んでも大して問題はないのだが、釈然としない…

2

南美隆輔の傲慢な正餐 コミック

深井結己 

主従です

ヤクザだったり、貴族だったり、遊廓だったりしますが、ざっくり括ると、主従ものです。
対等でない関係にこそ萌えるって感じでしょうか。

深井さんの作品って、大体に於いて主従って言うか、身分違いが萌えポイントですが、この本では設定がヤクザだったり貴族だったりするので、特にそれが顕著になってます。
受けはあくまでも華奢で、攻めは大柄で男らしい体格。
年齢は逆転ありですが、その場合の体格差は人種…

2

麗人 2012年3月号(雑誌著者等複数) コミック

ホントに必見なんです

井上佐藤さんの「10DANCE」
ラテンな肉体の使い方!!
ラテンなエロ微笑も必見!!
コミックになるまで待つなんて悠長なこと言わないで、ぜひこれは、この、雑誌の大きいサイズで細部までじっくり見ていただきたい!

内田さんの若様のアミアミや、鬼嶋さんの変態若社長も、大きい方受け派なら欣喜雀躍、大ブラボー!!
国枝さんの金髪ビッチや、CJさんのビンカンペットも色っぽい。
表紙も実に際ど…

2

コールミーダーリン コミック

深井結己 

おとぎ話のような

甘~い気分になれる短編集。
表題作は、窮地に追い込まれた受け様を、王子様のような攻め様が颯爽と救い出してくれるおはなし。
きっかけは一目惚れで、展開も割とベタなんだけど、この絵にやられちゃう。
この受け様相手だったら、それもアリだって納得しちゃう。
深井さんの描く受け様って、一見、幸薄げなおとなしそうな地味顔なのに、上目遣いの目線からはフェロモンビームが大放出。
スーツに包まれた華奢な腕…

1

終わることのない悲しみを 小説

夏乃穂足  三枝シマ 

それぞれの事情

改行の多い短いセンテンス。
思わせぶりな冒頭部。
病気、いじめ、虐待、etc、それぞれが背負っているたくさん過ぎるトラウマ。
「いわゆるケータイショーセツって奴ね。」
って、ともすれば揶揄されるような要素が満載。
ですが、この満載のパーツを、この物語には必要な要素なのだと、説得力を持たせて上手く収めてあると思う。
人にはそれぞれ過去があって、それが今の生き方に影響するのは必然。
そん…

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ファミリア 初回限定版小冊子 特典

男の子の究極の夢

裸エプロンで、
「お風呂?」
「ごはん?」
それとも
「・・・」

このレーベルのコミックスは、普通だと本編に不足していたエチ成分を小冊子で補う感じですが、この作品に関しては、(このレーベルにしては)本編も充分エチシーンが多かった分、限定版小冊子は更にエロエロ。
男の子の究極の夢「裸エプロンで、お帰りなさい」。
最初からエロエロ気分で飛ばしています。
絵の方は、エプロンに隠れたチ…

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春を抱いていた(9) CD

まさかの新作

春抱きシリーズの新作CDは、もう作られないのだろうって諦めていたので、この新作の発売には驚いたし、嬉しかった。

ストーリーは、まだ映画「冬の蝉」制作中で、吉澄さんの代役に浅野が登場するあたり。
シリーズの前作が制作された時から随分と時間が経ってしまい、原作も一応の結末を見ているので、はっきり言って気分はすっかり過去モード。
これは、聞いている自分の気持ちのせいだけとも言い切れない。
C…

1

君に降る白 小説

朝丘戻  麻生ミツ晃 

自業自得

不幸に酔いたいM体質の子が、自分の不幸に酔いしれるお話。
なのに最後はハッピーエンドなの、

自業自得?
っていうか、自分の気持ちの持ちようひとつで、人生はちゃんと開けるんだよってお話。

評価がばっさり割れているこの作品。
主人公の藍のことを、自分から不幸を呼び込んでおいて、自分を可哀相がって酔っているとしか思えない、いらっとくる子だと思うなら「しゅみじゃない」だし。
藍と成瀬の…

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