total review:290991today:17
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
286/378(合計:3774件)
九州男児
雀影
ギャグの九州男児さんの、初の本格ドラマティックBL作品集なんですが、、、 どんなシリアスでヘビーな内容でも、ギャグだと伝わるのに、ギャグ抜きのストレートだと、いまいち響いてこないっぽい。 なぜ? 多分、みんな、しかつめらしい顔で、ひたすら俯いたままか、 二人お互いのことしか目に入らない状態で、お話が展開するからかなぁ、、、 いくらストーリーがシリアスで、閉じられた二人の世界を描くお話…
剛しいら 鳥人ヒロミ
少年時代のトラウマのせいで、酒から遠ざかる事を余儀なくされた、造り酒屋の跡取り息子が、大学を卒業して就職し、ある男と会ったのをきっかけに、過去の自分と向き合い、過去を克服して親友と実家の酒蔵を再興していく事を決心して動き出す、と、なかなか盛りだくさんな内容のお話。 でも、総ての要素が上手いこと絡み合って、ちゃんと前向きなハッピーエンドに収まるのが、流石って感じ。 内容が盛りだくさんな分、展開も…
小鳩めばる
ほっぺを染めた、可愛い泣き顔。 表題作は、新米駅員さんと、新米応援団員くん。 初々しくって、可愛い、やんちゃラブ。 みんな、よく泣くなぁ。 私の好みとしては、最後のオマケ4コマみたいに、ツバメ君がぐんぐん大きくなって受け攻め逆転パターンだけど、ツバメ君小さいままで、受けのままって言うのも悪くないかも。 他の作品も、みんなよく泣く。 泣き虫で、くしゅくしゅ猫っ毛。 見せたい顔が、ぱ…
日野ガラス
お話もこなれていて、キャラの思考回路に無理なく同調できました。 自分がゲイであることをずっと隠して、必死で周りに同調していこうとしている楓が、文化祭も終わり、進路の別れが近づくにつれ、とうとう奥田への想いを隠しきれなくなって、、、 高校生らしい、いい話に出来上がってる。 こんなきれいな絵で、これだけのストーリーで初コミックスだなんて、 ずっと同人でやってらして、満を持してのプロデビ…
松下キック
こう、 見てると、 私って ホントに 背景いらない派だな。 人物はしゅっとした絵で、 画面の省略も効いてて、 フリーハンドでざっと書かれた背景も雰囲気が合っていて、 絵は結構好み。 しかし、如何せん、あの双子がどうにも受け付けない。 「お願いは聞いてやる」貫クンはかっこいいんだけどねぇ、、
梅松町江
年下攻めは好きだけど、 攻められてる先生に、あまりにも花がないというか、 攻めている生徒が、あまりにも良い子というか、、、 地味で毒がない。 何というか、一番感想の書きにくいタイプの本。 とりあえず、絵のタイプが私のお好みにヒットしなくても、それをねじ伏せる位お話に腕力があったりすればもうちょっと評価が上がるんだけど、、、 えーっと、とりあえず背景はもっと省略するといい…
宮城とおこ
「G線上の猫」の続編ということですが、シリーズの続きのお話より、スピンオフの別カプの話がメインです。 「G線~」がかなり以前に発行の本で、わたしも、読んでいるはずだけどほとんど話覚えていない&本そのものも処分済でしたが、全く問題なく、サキとアーヴィンの話として楽しめました。 普通に再会物としておもしろかった。 それにしても、宮城さんの絵って、描線も細いが、登場キャラの体型も細い。…
木原音瀬 遠野春日 英田サキ 和泉桂 水壬楓子 神崎貴至 深井結己
このタイトル、何のことかと思ったら、宮崎の日南海岸沿いの道路脇とかによく植えてある、あの、おっきな椰子の木の名前らしい。 裏表紙の写真のね。 宮崎県の口蹄疫被害のチャリティーって事で、神崎、木原、遠野の3氏が発起人となって作られた合同誌。 一応、発起人の3氏は牛とかマンゴーとかみかんとか宮崎の農産物に関連したキーワードが入った作品を、 協賛参加の英田、和泉、水壬、深井の各氏は縛り無しで…
久我有加 麻々原絵里依
ちょっと前の時代の、任侠の言葉遣いが、雰囲気たっぷりで素敵です。 久我さんの作品は、全体の印象として、受けがしっかりしているところが好き。 八束も、生い立ちやら諸々あって、現世の欲に恋々とせず、突き抜けた静けさで、しゅっと立っている感じが素敵。 そんな八束が源太と出会ったことで、まるで、冬の木から、つぼみが色づき、花開くように、しっとり濡れて、息づいていく。 大正で、 大阪で、 …
李丘那岐 田倉トヲル
小説だからおもしろい小説とか、マンガだからおもしろいマンガっていうのはあるけど、この作品の最初の感想って、 「これ、マンガで読みたい」 ストーリーとか設定的には充分おもしろいと思うんだけど、なんか、もどかしい。 絵で見れば、一発!的なシーンが多いからかな、 大ヒット映画のちょっと残念なノベライズ、みたいな、、、 この作者さんの他の作品読んでいないからわからないけど、作者さん自身も、書…