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表題作酔って、酔わせて

筧保・高校時代からの親友
蔭山神酒・造り酒屋の跡取り息子

その他の収録作品

  • 酔って、酔わせて
  • 呑んで、呑まれて
  • 抱いて、抱かれて
  • 脱いで、脱がせて

あらすじ

高校時代からの親友、保とともに外食産業に就職した蔭山神酒。だが、入社早々の呑み会で、とんでもない痴態をさらすことに…。実は神酒は少年時代のトラウマから、酒を呑むとなぜか淫らになってしまうのだ。そのため、実家の造り酒屋を継げず、今や蔭山酒造の銘酒は水道水以下…。そう酷評したのはきき酒師、緒方だった。謎めく男の正体は…?一方、故郷に戻り、自ら銘酒復活に賭ける決意をした神酒は…そして保との愛は熟成されるのか…。

作品情報

作品名
酔って、酔わせて
著者
剛しいら 
イラスト
鳥人ヒロミ 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
ISBN
9784576010199
3

(2)

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萌々

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(2)

中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

日本酒は好きですか?

少年時代のトラウマのせいで、酒から遠ざかる事を余儀なくされた、造り酒屋の跡取り息子が、大学を卒業して就職し、ある男と会ったのをきっかけに、過去の自分と向き合い、過去を克服して親友と実家の酒蔵を再興していく事を決心して動き出す、と、なかなか盛りだくさんな内容のお話。
でも、総ての要素が上手いこと絡み合って、ちゃんと前向きなハッピーエンドに収まるのが、流石って感じ。
内容が盛りだくさんな分、展開も早いので、ざくざく読み進められて、それで読後はしっかり満腹。

この本、イラストは鳥人ヒロミさん。
表紙は地味かわいい感じだけれど、中のカラー口絵の「ゆうじ」が、めっちゃえろい。
「髭のおっさんが長髪を後で一つに束ねようとしている図」なんだけど、
目線やごつい手、はだけた着物の下の腹筋と、
大人の、ワルい色気たっぷり。
これだけ切り取って飾りたいくらい。

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