雀影さんのレビュー一覧

ものがたりのこれから コミック

松下キック 

余白たっぷり

絵にも、ストーリーにも、余白たっぷりの、
マンガだからこそ成立している作品。
嫌いじゃないです、
って言うか、
こういう、生気のない、乾いた感じのがりがりの外見が、結構萌なんですけど。

ストーリーは全部短編なので、あるような、ないような
受け攻めも、あるような、ないような、っていうか、
えっ、こっちが受けてるの?的な。

こういう、曖昧なストーリーも、結構萌だったりします。

3

純情ロマンチカ(6) コミック

中村春菊 

毛の長い犬と言えば、アレキサンダー

この巻のロマンチスト編は、
菊川賞受賞パーティ当日と、美咲が春彦に連れられて宇佐見家のお屋敷へ行くと、、、と言うエピソード。
宇佐見家は、いかにも大金持ちのお屋敷で、メイド服の「メイドさん」、毛の長い犬といえば「アレキサンダー」、猫は「タマ」、そして、執事は、、、

うさぎさんがしたい放題なのは相変わらずですが、うさぎ兄・春彦もまた、人の話を聞かないタイプで、、宇佐見家は本当に大丈夫なんで…

0

便利屋さん コミック

大和名瀬 

とっても素敵

但し、少女漫画的な意味で。

絵もきれいでお上手。
ストーリーの展開もわかりやすい。
キャラクターの性格もイイ。

文句の付けようがない。

なのに萌えないの、、、

多分、受け攻めのキャラが、いかにも「受け受けしい」受けと、男らしい攻めってあたりが、私の萌えポイントをスルーしちゃう要因だと思うの。
もう、これは、単に私自身の好みの問題。

普通に、とっても素敵なので、「…

1

四月祭 コミック

小鳥衿くろ 

体格差がね

表題作、攻めクンのぼーよー(茫洋)とした雰囲気とか、小さいお目々がいい。

全体的に描線の細い、白っぽい繊細な絵で、お話も男子校学生寮ものと、かなりお好みのポイントを突いてきてるんだけど、
ちょっとカップルの体格差ありすぎな所が気になった。

私の好みからすると、受けっ子ちゃんがちょっと小さすぎだな。
同級生だし、(受け子ちゃんの)性格も年相応だから、お話的には気にならないんだけど、コ…

0

センシティブ・ポルノグラフ 映像

いきなりピンク

初めて見た時は、全体の、肌色ピンクなトーンにちょっとたじろぎましたけど、原作の、可愛い雰囲気が生かされていて、かなり上出来なアニメだと思います。
音楽や音響に、TVアニメのような派手さというか、お金かかってない感はありますが、
動画はキャラクターのプロポーションなどの崩れ等は目につかないし、絵的にはかなり力はいっていて、違和感なくて、よかったですね。
声優さんも、聴けばわか~る、な方ばかりで…

2

隅田川心中 コミック

たうみまゆ 

すき って、なんで二文字しか

「恋と罪悪」が結構良かったので、これも探し出してきた。

多分、こっちを先に読んでいたら、「恋と~」は買ったかどうか、、、微妙?

絵は、普通に上手、って言うか、かなり上手。

お話は、、
本編より、それぞれの作品の後に付いている、セルフツッコミの方が面白いな。

この、セルフツッコミが面白いって事は、ツボる感覚が共有できるって事で、
だから、本編にも、萌える要素があるって事で…

1

MOMO・CAN~桃缶 CD

このCDの案内人が、後に桃色御伽草紙に

原作のカワイイ絵柄そのままの、カワイイ高校生のお話4編を、風鬼と桃太の語りでつなぐ形式のCD.
オマケCDに風鬼と桃太のショートストーリー。
本編ディスクの4話は、櫻井、鈴村両氏が受け、上田、緑川両氏が攻めで組み合わせを替えて。
エロはあっても極薄め。
風鬼・桃太組には全くなし。
関さんの桃太は、高校生相応の若さ、って言うか、可愛さで、幼すぎない感じ。

本編ディスクにフリートーク。…

1

青い鳥―眠る探偵〈4〉 小説

榎田尤利  石原理 

そして、青い鳥

シリーズ最終巻です。

ネタバレでも、もういいや、

槙は、ちゃんと死ねたようです。
青い鳥に会う夢を見て、
ちゃんと死ねたようです。

あんな槙でしたが、
これがハッピーエンドなんだよね。

ココへ行き着くまでの展開は、ミステリーなので書けませんけど。

2

傀儡の巫女―眠る探偵〈3〉 小説

榎田尤利  石原理 

今度はこっちから来たのか

シリーズ3巻目。
毎回、いったいどこから槙が迫ってくるのか、非常にドキドキする展開です。
そして、第2巻の埋め合わせをするように、性愛シーンが入っていますが、、、

槙の手が、ついに笑子にまで伸び、真音は笑子を取り戻すために槙に会いに来ます。
そして、槙の要求は、、

石原さんのイラストは硬質で、このシリーズのサイコな雰囲気にぴったり。
今回、笑子とその同級生が関わるお話なので、挿…

1

鏡よ、鏡―眠る探偵 2 小説

榎田尤利  石原理 

無駄なシーンに割くページはないって事でしょう

三条が真音を呼び寄せるために起こす、第2の事件と、不和と真音の邂逅話の2話収録。

2冊目にして、BL縛りのセックスシーンを無理に入れて、ミステリーとしてのお話の流れを断ち切るのは得策でないとお許しが出たのか、もう、きれいさっぱりと、その手のシーンはない。
でも、読んでいる方としても、それで全く問題ないし、寧ろ、そんなのなくってもいいと思っていたので、かえってさっぱりした位だ。

で、第…

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