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早寝電灯
雀影
2017アワード直前企画で、新人部門にストーリー重視センシティブBLとしてオススメされていた作品。 4編の作品が収録されていて、どの作品も確かにセンシティブでいいけど、その中でも、最後の「稲穂に帰る道」と「稲穂につづく道」の連作が一番好き。 ザックリまとめちゃうと、高校生の頃、ちゃんと想いは通じ合っていたのに、同性であることと遠距離に離れてしまう事に怖じ気づいて手を離してしまった二人が、大人に…
久しぶりにドラマCD聞けた。 この作品、主人公の澄川螢がちょっと謎めいた大人美人の年上受けっていうことで、螢は順当に安定の平川さん。 対する、年下ワンコ攻めの岡崎準太はここ数年でBLドラマCDの常連になってきた古川さん。 平川さんの、大人螢の優しげな感じや、藤場に囲われていた若い頃の感じ、大野に対しての投げやりな感じなど、さすがの安定感です。 古川さんの岡崎は、螢よりは一回り年下で、でも一…
黒娜さかき
猫、ねこ、ネコがかわいい……、かわいい、のか? 黒娜先生の、絵はお上手だし、好きなタイプの絵なんだけど、、、 ボウズ受けが私の性癖のメニューリストには見あたらないというか、、 うーん、 あと、二人とも一重まぶただしなぁ。 百歩譲って、手塚の坊主頭のエロさは認めるとしても、葉山の顔が、 表紙の目を閉じた顔だといいんだけど、、、、、、 こういう時、画力がありすぎるのも善し悪しって言う…
波真田かもめ
「おはおや」の波真田先生の新シリーズと言うことで、 今回、攻めの子の方が白髪になったのね。 物語冒頭からいきなり受け攻めはっきりするような絡みがある作品ではないので、白髪と黒髪のキャラの体格差が自分の脳内で定着するまで、弥生の顔が長年馴染んだ伊介に似てることもあって、私もこれはどっちで読んでいけばいいのかちょっと戸惑いました。 でも、お話がだんだん進むに従って、ちゃんとこの、弥生と踊場の…
もう完全に恋になっているのに、無理矢理自分の気持ちに蓋をして、恋じゃない安全地帯に留まろうと抗っている踊場さんと、ノンケの鈍感力で甘い恋人関係になだれ込もうとしている弥生くんの攻防の第2巻。 踊場さんの抵抗も、もうほとんどちょっとしたポーズレベルですが、そんな二人の前に、それぞれ、ちょっかいを出してくるキャラが登場してきます。 ノンケだった弥生くんの前には同じ大学のオープンゲイの男子、篠くん。…
砂原糖子 小椋ムク
身分差・主従物を現代日本で展開しようとすると、こんな感じの甘甘すれ違いストーリーになりました。 とにかく、澄一はパーフェクト王子様だし、可音は超絶可憐にして健気です。 こんな二人が二人で始めた、おままごとのような甘甘新婚生活を、時代物やモフモフファンタジーではなく、普通に現代に生きる人間として描いているのが、それを、ちゃんと可愛くてほんわか癒されるお話に仕上がっているところがすごいです。 …
華藤えれな 小山田あみ
ネタバレ
華藤流獣ファンタジー群の今回は虎一族のお話です。 遙か昔にユーラシア大陸から流れ流れて、アルゼンチンの南の果てまで辿り着き、ひっそりと続いていた虎の王国。 そこへ、同じ祖先から別れてヨーロッパで続いていた虎の一族が、第二次大戦後ヨーロッパの地から逃れてきて出会います。 この二つの虎の王家の血統争いと、マフィアの裏社会での覇権争いを、妖艶なアルゼンチンタンゴの調べに乗せて、もふもふ、幼なじみ、…
柏枝真郷 槇えびし
積み箱から発掘。 お話は80年代のニューヨークが舞台の警察官物。 翻訳ものっぽいような、なんか冷淡な感じが好ましかった。 80年代ってもう30年以上前なのかぁ、、、 この本自体が、いつから積まれていたのかわからないレベルの積み本箱から発掘したので、ほんとに古い本かと思いきや、出版されてまだ10年経っていないのね。 時代設定は、もう、なんだか、ほとんど時代劇っていうか歴史物の域だけど、…
A4サイズの用紙に片面印刷。 本文は4段組で全体の用紙サイズの3/4、残り1/4はカバーのあらすじの再掲。 内容は、新と日向の二人が同棲を始めた後、梅雨も終わりが近づき夏になりかけの頃。 新が店長を務める陶磁器店で、閉店後に二人でいちゃつく話。 まず、下のショップで可愛い雑貨のお買い物をした後、2階の展示会スペース奥のバックルームへ入るとそこにはろくろが届いていて…。 本編で登場していた…
宮緒葵 minato.Bob
泥舟に、乗せたつもりが…。 金に糸目は付けないドロドロの執着愛。 正義さんは、どれほど才覚があるのか知らないけど、こんなに際限なくざぶざぶお金をつぎ込める溺愛っぷりで、ここまで振り切っていると、なんかもう、逆に楽しい。 自分の命さえ捧げる、あり得ないような執着。 そもそも、こんな攻めに見初められた事自体、最初から泥沼に浮かんだ泥の舟、泥の舟の下には、舟よりもっとねっとりと濃くて重たい底…