ポッチさんのレビュー一覧

惡い男 コミック

中村明日美子 

「惡い」とは

明日美子先生のBL作品での新刊!
ということで発売日を心待ちにしていました。先生作品に外れなしのワタクシではありますが、今巻も最高すぎた…。純然たる萌えが、ここにあります。

明日美子先生は「同級生」シリーズや「おはよう楽園くん(仮)」のようなほのぼのでハートフルな作品から、「ダブルミンツ」「薫りの継承」のようなダークなものまで描かれる引き出しの多い作家さまですが、今作品はこのタイトル、そし…

3

新装版 獅子の踊り子 コミック

柳瀬せの 

18禁バージョンもあるのです。

2022年1月に刊行された『獅子の踊子』の新装版。
旧版を持っているのでこちらを買おうか悩みましたが、「新装版」という響きに惹かれてお買い上げ。旧版は笠倉出版社さんからの刊行。新装版はJパブリッシングさんから刊行されました。

電子で買いましたが、電子の作品ページ紹介のところに、

【電子限定特典8P収録内容】
・電子限定描き下ろし 1P
・笠倉出版社「獅子の踊り子」とらのあな特典 …

9

ここで一緒に暮らそうよ コミック

碗島子 

愛情あり、エロあり笑いあり。

作家買い。
いやー、やっぱり碗センセイ大好き!と、改めて思いましたです、はい。

可愛いとエロがてんこ盛り。「可愛い」って色々な意味合いを含むワードだと思うんですけど、碗さん作品はお互いがお互いを想う気持ちとか、周囲の人たちの優しさとかが本当に温かくて心がほっこりします。その人の温かさが、とにかく可愛いなあ、といつも思います。

ということでレビューを。ネタバレ含んでいます、ご注意くださ…

7

光が死んだ夏 5 コミック

モクモクれん 

どんな結末を迎えるのか

「光が死んだ夏」の5巻目。

今巻で、一応謎解きがなされた感があります。「ウヌキ様」「ノウヌキ様」「クビタチ村」そして「忌堂」といった不穏な空気が付きまとう「もの」の過去、因縁、理由が分かり始めました。

光の身体に入り込んだ「モノ」が暴走を始める描写が、非常にリアルで怖いです。その怖さを打ち消すのが、光と、光の中に入った「モノ」(作中では「ヒカル」と書かれる)、そしてよしきの間に流れる「…

2

恋する小リス、いりませんか? 小説

小林典雅  緒花 

「可愛い」が詰まってる

作家買い。
典雅さん作品はコミカルで爆笑必至のお話が多いので安心して手に取りましたが、今作品は「可愛い」が過ぎて危うく昇天させられるところでした。危ない危ない。

タイトルからも推測できるように、今作品はリスが主人公。
リス×リスの恋のお話ではなくって、人間×リスのファンタジー要素が詰まったお話です。




イリヤは温暖な気候の森で暮らしているリス。
イリヤの従兄弟のピムに頼…

4

ジュリアが首ったけ 7 コミック

扇ゆずは 

3年越しの新刊。最高か。

『ジュリアが首ったけ』の7巻目。
6巻が刊行されたのか2021年の7月、ということで実に3年越しの新刊。首を長くしてお待ちしておりました。

ジュリアの記憶が戻ることはなく、けれどみきおを失ったジュリアは少しずつ心身ともに蝕まれていく。そんなジュリアを心配した彼の熱狂的ファンでありマネージャーでもあるルシアンによって、ジュリアに接触を求められたみきおだったがー。

という前巻の続きから。…

9

千年後宮 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

最高すぎて。

作家買い。
作家買いですが、宮緒先生×笠井さんのゴールデンコンビということで発売日を心待ちにしていました。

笠井さんの描かれた美麗表紙にうっとりしてしまいますが、この表紙がめっちゃすごい…!

肌色率は笠井画伯にしてはやや控えめ。とはいえ、真ん中の美貌を誇る青年の下半身に迫る手とか、彼を取り巻くイケメンさんたちの人数とか、宮緒さんお得意の複数攻めのお話か?とか思いつつ読み進めましたが。…

8

噛み砕いて愛をおしえて 2 コミック

ぽけろう 

最高。

「噛み砕いて愛をおしえて」の2巻目。
1巻のレビューでも書きましたが、2巻完結の作品ではありません。

紆余曲折経て恋人同士になった狼谷さんと人見くん。
さぞかし甘々な日々を過ごしているのではないかと思いきや、二人にはまだ懸念事項があって…。

狼谷さんと人見くんは、お互い相手に話していない想いがあります。
そして、その隠した想いが、勘違いやすれ違いに繋がってしまうのですが、相手に本…

10

噛み砕いて愛をおしえて 1 コミック

ぽけろう 

切なさと恋心と、モフモフのバランスが絶妙。

ぽけろう先生、大好き!
ということで作家買い。

ぽけろう先生の新刊は獣人もの。
って言っていいのかな。「獣化症」と呼ばれる遺伝子疾患の一種で、ケモミミや尻尾が生えてきてしまうという病を発症する人がいる、という世界観のお話。1,2巻同日発売だったのでてっきり2巻完結のお話だと思って手に取りましたが、2巻で完結しません。完結してから読む派の腐姐さまはしばしお待ちを。




主人公…

6

さよなら恋人、またきて友だち ~宮内ユキについて~ 5 コミック

yoha 

今巻も神。

「さよなら恋人、またきて友だち ~宮内ユキについて~」の5巻目。
この作品を読むと、正義とか、愛とか、物事の正しさ、とか。いわゆる世間一般的には「良いこと」とされることの定義の曖昧さに自信がなくなります。

それは人によって、あるいは時と場合によって、形を変えるものだからかもしれません。だからこそ、前巻でルカが「みんなが笑顔になれること」を良しとしようと思うと決めたときに、ルカがそれを受け入…

2
PAGE TOP