snowblackさんのレビュー一覧

妄愛ショコラホリック 小説

川琴ゆい華  北上れん 

ハイスペック・ストーカー男の純愛

先日読んだ『今夜、きみと星につなごう』が良かったので
他の作品も読んでみたいなぁ、奇しくもバレンタインシーズンだし……と
手にとった作品。

これは、超絶ストーカーの高晴が好きか嫌いかで評価が別れる作品かな。

小学生の頃から2つ先輩の頼朋一筋の高晴。
頼朋は、小学校の頃からモテモテで有名な、普通にいい男。

頼朋の中学卒業前のバレンタインデーに、手作りのチョコを渡すも撃沈。

7

半熟オレンジ コミック

あじみね朔生 

美味しいんだけれど、追熟を希望

挿絵では拝見していたあじみね朔生さん、初読み。

キャラも雰囲気も面白かったけれど、ちょっと消化不良気味。

日本人の父とアメリカ人の母との間に生まれたモデルの昴(コウ)。
両親の離婚後渡米したが、父の死をきっかけに10年ぶりに帰国、
実家には幼くして両親を亡くして引き取られた従兄弟の隆成が、
父の空手道場を継いで、古いアパートを管理しながら暮している。

寡黙で堅物な日本男児の…

1

恋する遺伝子~嘘と誤解は恋のせい~ 小説

小林典雅  小椋ムク 

読者を翻弄するのも、魅力のうちなのか?

前作がとても面白かったので、
これは早速次を読まねば……と、いそいそと購入。
あのぶっ飛んだ楽しいキャラの騎一先輩が主役となれば、
期待が高まろうというもの。

だが、しかし。
結果は、いまいち不発に終わりました。
いえね、まぁ、面白かったんです。
途中までは、笑って読んでいましたし。

でも、その途中までも、ちょっと風呂敷広げ過ぎかなぁ……
という感じで、前作程スコーンと気…

3

縁側のレシピ コミック

藤たまき 

攻めのキャラと受けの姉を、どう感じるか?

藤たまきさんは、新刊が出れば手にとる作家さん。
今回の本は、ダイエットという素材と執着愛、それに家族のドラマの合わせ技だった。

恩にとっては天敵のような強力な姉を通じて出会った、でぶっちょ英太郎。
実は様々な思いを抱えて生きていた恩は、この時の英太郎の言葉に救われる。
その後ダイエットに協力するメールのやりとりを通じて、
二人は絆を深めていく。

二年後、すっかりかっこうよくなっ…

2

魔法のキスより甘く 小説

和泉桂  コウキ。 

色々と惜しいなぁ……

前作を読んだ時に、気になっていた二人の話だったので
スピンオフ歓迎!

しかし、熟れていないなぁと思った世界観は
筆者がファタジー寄りという分さらに
既視感のあるもののツギハギな感じが否めなく、
嫌いじゃないし面白くはあるんだけれど、今ひとつ入り込めない感じがある。
挿絵の服装も、もっとクラシックな方が雰囲気があると思うし。


それはさておき。
今回の主役は、リベルタリア号…

1

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

やさしく美しい物語……だが。

親類縁者もなく、あまり売れない作家の仕事のつぐみは
同棲していた10年越しの彼に別れ告げられた。
転居もしなくてはならず、沈んでいたある日、
公園でなんでも屋の朔太郎と出会う。

その縁で朔太郎の祖父が営むレトロなアパートに引っ越したつぐみは、
明るく思いやりのある朔太郎の人柄に少しずつ惹かれていくが……


ステンドグラスやタイルに彩られたアパートの、個性的な住人達。
彼らの…

15

「京恋路上ル下ル」特典ペーパー 特典

甘い甘い、本編のその後

大学卒業を控え卒論も大詰めの11月、
颯馬が大学から帰って一葉堂に顔を出すと、伊織は珍しく固めの洋装。
艶っぽい姿にはしゃいで写真を撮っていると、
「ちょお、つきおてや」と連れ出される。

連れて行かれた先は、老舗のテーラー。
颯馬に、上質なスーツを誂えてやる伊織。

馴染みの和食やで一息ついて、
「なんで突然スーツなの?」と訊ねてみる。
卒業祝い兼就職祝い、ということだけれど…

5

だからキミが愛しんだ。 コミック

花村イチカ 

甘さ、には隠し味が欲しい

花村さん、初読み。
正確に言うと「LOVERS+」で掌編を読んで、
たまには甘〜〜いのを読みたいな、と興味を持って読んでみたのでした。

感想。
ええ、甘かったです。
絵も少女マンガのようなキラキラ綺麗系で、お話も甘い。

このお話、主人公二人が既に付き合って同居しているところから始まっている。
資産家の息子で絵本作家の王子さまのような律と、
美容師を目指す年下の梓。
共に家…

2

Sugar Sweet 小説

宮緒葵 

LOVELY PINKの可愛い装丁、中身はいつもの宮緒調……

『堕つればもろとも』番外編。

天姫・珠玲は夫である朔将軍のために、近頃慣れぬ針仕事を習っているが、
上手くなるまで内緒にしておきたいと思っている。
珠玲のことならば異様に鼻の効く朔は、
なにやら隠し事のある様子の妻が心配でならならない。

朔の腹心・雄心は、バカップルの犬夫である朔に年中振り回されているが、
そんな朔に出来心から「姫君ご懐妊か?」と冗談を言ったところ、
勿論朔は…

5

落花の雪に踏み迷う 小説

久我有加  門地かおり 

時は大正、ところは関西……

昭和を舞台に、柔らかな関西弁としっとりした情緒に魅せられた
『頬にしたたる恋の雨』。
これもまた、これも古い関西弁で書かれた大正ロマンの香りある作品ということで、
手に取ってみました。


幼い頃に芸妓だった母を亡くし、花街で育てられた廉。
美しく16歳になった彼は、客として訪れた学生・達臣と恋に落ちる。
桜の下で二人は駆け落ちの約束をするが、約束の日、達臣は現れなかった……

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