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サガン。
ネタバレ
昔出された『おい!田中くん十番勝負~みんなケダモノ☆今宵私を狂わせて~』に収録されていた「バルルームより愛を込めて」のリメイク作。 家庭教師と生徒の恋。 それにちょっと家庭教師と母親が怪しい?なんて感じの痛くも痒くもないストーリーにも思えるこの作品。 それはあくまでも悟から見た世界観で。 たぶん、悟から見た世界はわりと幸せなんだと思う。 最後のモノローグにちょっと含みはあったけども。 …
雨隠ギド
兄を失った原因が自分にあるのではと思ってしまう楓。 昔、夏の間、楓と過ごす時間があった野呂。 再会の理由はあったはずなのに、本当の理由は実は違ったんじゃないかと思えて。 野呂と過ごしていくことで、少しずつ楓の感情が芽生えていくのが実にかわいらしい。 野呂の方が勝手に完結してしまってるからなかなか実らないけれど。 それでも、完結してる野呂も完結してるだけで退く感じでもなく。 どんな時も楓…
海賀卓子 たかね藤紀
やっぱりなんだか海賀作品はいいですね。 このお話は海賀さんのデビュー作だそうです。 もう14年も前の作品になりますが、なかなかステキな作品でした。 入社してすぐ、大阪支社のデキる先輩・河野の下に就くことになった井上。 デキる先輩だと聞いていたのでどんな人だろうと憧れを持ちながら対面した相手はなんととんでもない人物で。 自己中心的というか周りを気にしない、でも仕事のデキる河野。 最初…
あるようでなかった?タイムスリップもの。 いや、そう簡単に片付けちゃいけないのかな。 でも、珍しいタイプのお話ですよね。 そして、コレ、CD1枚では終わりません。 あうー。 何故だ。 原作2巻で完結してるのに何故2枚組で出さない!! ちょっとした焦らしプレイ的CDですね。 さて、内容。 タイプスリップにより父親より年上になってしまった世界でのお話が中心。 幼いながらも懸命に…
和泉桂 円陣闇丸
双子編下巻ですね。 それぞれに想い人もできて2人でいることよりも想い人の元へと通うことが多くなっている今日この頃。 とはいっても、泰貴の方はかなりの前途多難というか。 心動かされて信じたいと思っていたのに裏切られたような状態で。 藤城が求めていたのは「愛」ではなく「服従」 藤城の前に膝を折ることで一種の安らぎを得ることも可能だったのに、それに屈することなく立ち向かおうとする泰貴の姿は…
海賀卓子 金ひかる
「くちびるに機関銃」のスピンオフです。 津森の同僚・住吉とぶつかって怪我をしてしまった自転車の少年・裕太のお話。 ぶつかってしまったのは津森の方でなんとか裕太の世話をしようとするも遠慮されて。 「迷惑じゃない?」と気にする裕太を説き伏せて、なんとか裕太の面倒を一時的にでも世話する権利を得て。 そうして、裕太と接するうちに芽生える感情があるのだが…。 前回の下町コメディ的なノリから考え…
海賀作品読むの5冊目です。 やはり海賀作品は独特でした。 美術の専門学校に通っている伊藤はヌードデッサンのモデルとしてやってきた一平とカフェで再会する。 一平はモデルをするには痛々しいほどに痩せていて。 それがなんとなく気になっていた伊藤だったが、カフェで酒に酔った伊藤を介抱してくれた一平が更に気になって…。 今回の主人公は漫画家を目指して美術系専門学校に通う20歳の伊藤と、その…
ヤマダサクラコ
モブ(複数)×スカイハイなので苦手な方はご注意を。 オークションにかけられたスカイハイがいろいろバラ売りされて、いろいろ弄られまくる本。 それぞれ思い思いに触れて弄って突っ込んで。 それも毎日繰り返されるオークション。 いやー、なんて素敵な設定なんだ(笑) 客が求めているのは「スカイハイに対する陵辱」みたいな感じなので、ヒーロースーツも着たままなのですよ。 マスクもマスクの権利(顔面の…
楽しみにしていたギドさんの本。 探偵に向いてない探偵・鵜飼とそんな探偵のことを深く想ってるけどあることがひっかかっていてなかなか本気では言えない男・近道。 フツーの恋愛ものかと思いきや、過去の出来事がかなりキーポイントになってて。 鵜飼にとって、それはトラウマで。 暗所恐怖症みたいになってしまってる部分があって。 それとは別に近道との関係においてもちょっとしたトラウマというか傷ついた…
なかなかすごいですね(笑) もうエロ祭り!みたいな感じでもあって。 それでいてダークな病んでる感じもあって。 いや、病んでる感じは全面には出てないのかな。 最初の方はちょっと育美が俊一と関係を持っていくにあたってとか、その後の執着っぷりとかからそう思える部分もあるんだけども、もう育美の病み方なんてかわいいもんです。 ラストになるとそう思わざるを得ません。 塾のあたりでのやりとりからそれ…