茶鬼さんのレビュー一覧

駆け引きはバーにて 小説

義月粧子  サマミヤアカザ 

まさにタイトルのままの如くです

義月さんといえば”酷い攻め”という面が最近ちょくちょく登場しておりますが、今回もまあ、酷いっていいえば酷いかも?
だけど、主人公(受け)がとても頭の良い男前な人物であったために、その攻めの酷さは年下ゆえの傲慢さとか、とどのつまり無意識の嫉妬の行為にも見えて、胸が苦しく締めつけられるような酷さは余り感じませんでした。
そんな点で、すごく大人な話しに出来あがっていたんじゃないかな?
そして、この…

5

6LDK ~大型犬が入居しました~ コミック

大月クルミ 

ワンコ三昧なシェアハウス

シェアハウスとか下宿モノといえば住民総ホモ♪
いいんです!BLですから(爆)
御多分にもれずこの本のシェアハウスも住人全員ほもでしたw
最初に一読した時、表題の話しに恋愛の過程が云々、、などと思ってしまっていたのですが、読みかえすと割とそんな詳しい過程はどうこう気にしなくていいんだ!って解りました。
ただ、好きになったけど上手くいかない。
それはひとえにキャラクターの性格設定があって、と…

1

「恋の話は金曜の夜に」 茜色デイズ番外編ペーパー 特典

バカップル披露&暴露大会♪

上手く収まった本編の後というのは、バカップル披露のSSはつきものですw
もちろん、本SSもそうなんですが、
本来恋人二人だけの週末デートにお邪魔虫がw、しかも彼等を結びつけたことになった上司の都村と、何故か大学時代からの腐れ縁が続く郁が参加したことで、
おのろけ大会じゃなくて、暴露大会になったというお話でもあり、また新しい恋も見えるのか?・・・なお話でもあり。

一見穏やかそうな英慈と都…

2

茜色デイズ 小説

夏乃穂足  本間アキラ 

両片思いの恋愛音痴

この作者さんの前作が、ブツ切れ文章なのが目について内容についていけずに低評価になってしまった為、今回はどうだろう?と、確認のため手に取りました。
前作、評価は低かったけど要素は悪くなかったんですよね。
今回見たところ、前作よりは「だ」「た」の終わりのぶつ切り感は改善されているようで(それでもまだセンテンスは短め)、内容的には王道でしたが、かなり読みやすく楽しめました。
また、イラストが本間ア…

3

愛がない 小説

成瀬かの  三尾じゅん太 

自分勝手ととまどいと、見事なまでのすれ違いw

あれ?今までと随分形式が違うぞ!
過去を回想するようなそれぞれのモノローグが交互で登場したと思うと、各章に区切り攻め視点で展開され、そしてエピローグに受けのモノローグ。
作者さんがデビュー前にWEBで発表していたものに、短編がついて出版社へ応募した作品に更に書下ろし短編をつけて構成された一冊になるそうです。
今回もなかなかに楽しませてもらいましたが、
またまたイラストが三尾じゅん太さん~♪…

5

大谷教授の二度目の恋 小説

初津輪  三尾じゅん太 

どっちが年上?(爆)

作者さんデビューから2冊目の作品です。
何か慨視感のある題名だな~と思いつつ、最初に読み始めた時、内容もあれ?
そうです。chi-coさんの「王様の恋愛美学」に何気に似ている?
ものすごく似てるってわけではなくて、ニアな感じでそこはかとなく。
音楽でいえば、乃木坂とAKBの「あいたかった」くらいの違いはありますので(??)
それにあちらは両方色の違う天然だったけど、こっちは年上が天然のん…

5

悪魔と 小説

李丘那岐  角田緑 

やさしい悪魔

ひょっとして作者さん初めての人外モノでしょうか?
悪魔モノって結構あるのですが、概してカプになるべき相手には意外にも優しい?
それ以外には容赦なかったりするんですが、それでも何となく神様と対等な立場だけあって、力にも余裕があるせいかやっぱりイイ人だw
そして、何となく酔狂な雰囲気がするw
「我は~」なんて不遜なモノ言いするのですが、今回これまた相手が淡々とした人物だったので、思わずもう少し…

3

金のフォークに銀の匙 小説

かわい有美子  麻生海 

大人のための寓話

表紙にフォークとスプーンを持った主人公達がいますが、小人さんじゃありませんw
でもね、お話は後書きに作者さんが触れられているように確かに寓話なんです。
グリムというよりはイソップかな?それともアンデルセン童話のほうかな?
そこそこ裕福な家に生まれながら、突然の境遇の逆転により苦労した主人公の攻めが、世を拗ねるまではいかないですが、冷徹でシビアなリアリストになってしまい
それが人を疑うことを…

5

恋するカラダ コミック

島あさひ 

ワンコ→バカワンコ→やっぱりバカワンコw

ああー、何か久々にBLは少女漫画から派生したんだって、改めて実感しましたw
Heartzって守備範囲が広いので、たまにビックリするような作品が出版されたりするけれど、島あさひさんの作品達も間違いなく自分的にはそちらに入る方です。

小さくて可愛かったはずの守りたいと思えたほどの従兄弟が帰国して再会すると、自分より背は大きくなってるし、モテモテだし、
なのに、自分が好きだと周囲のアマタ誘いを…

1

ファントムレター 小説

砂原糖子  広乃香子 

大人と子供と♪

色々な事情を抱えた大人の関係があり、そして、手紙を通して子供の関係があり、
そんな”手紙”という一つの接点をもって、過去を語り現在から未来に繋げる。
なかなかに斬新な手法で、目を引かれました。
大人になってしまった為にいろいろなしがらみを抱えてままならない部分を、子供の純粋な心と目で、目覚めさせる。
情に訴えるだけでない何かがそこにはあって、思いもかけず子供の一途な心に胸を打たれてみたりも…

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