茶鬼さんのレビュー一覧

Punch↑+次男上等 コミック

鹿乃しうこ 

愛があふれてる!

【Punch↑】と『兄貴上等』の次男編の【次男上等】のダブルタイトル♪
一粒で二度おいしいとはまさにこの本の事。
特に、次男上等は気になっていたのよね~中坊に喰われちゃったチャランポランな次男が一体どうなるのか。
本が薄いのがちょっと寂しいけど、内容はギュギュっと通常1冊分以上に濃いものでしたのでそこは我慢するかw

【Punchi↑】はもう言うことないです!
牧さんの変態ぶりはどんな…

4

ふたりの秘密 コミック

宝井さき 

股間の ヒ・ミ・ツ

やっぱりいいなー宝井作品!
綺麗な絵でコメディ展開するギャップもそうなんですが、今回は表題もとても面白かったのに加え、同時収録の登場キャラ繋がりの【コドモにはまだ早い】がコミカル展開もあり、切ない展開もあり、と色々な色を添えてバラエティ豊かに見せる1冊になっている点がこの本の満足度を増すのです。
萌×2に非常に近い萌えです♪

愉快でしかたなかった表題、これ自分的笑いのツボをダイレクトにつ…

4

飛鳥沢久道のジレンマ 小説

バーバラ片桐  明神翼 

萌えきらなかった(涙)

『飛鳥沢総帥のタブー』のスピンオフで、飛鳥沢グループの重要企業・重工の社長であり総帥の従兄弟にあたる久道と、
ピンポンダッシュで知り合い、久道が後援し期待されるスプリンターだったのが怪我により陸上を断念して久道に恩返しがしたいと、久道の秘書として重工に採用された新人の鈴輝のお話。
このシリーズ、ギャップものらしく(作者さん後書きによると?)前作はメンズブラだったのですが、今回はオネェ攻め♪

3

さわって恋して コミック

楢崎ねねこ 

ツンデレ色々

3冊連続刊行のラスト、3冊目はGUSHからの短編集。
最近シリーズものが多かったので短編集は久々な感じ?
ねねこさんの好きな色々なツンデレ受けが揃ってます。
最初一読した時、何だかな~だったんですが寝かせて読んだら結構いいじゃないか♪
やっぱり受けちゃんのツンデレが思わずハートキャッチ!(体調とバイオリズムによるのでしょうね~)
こういう作者さんの十八番的キャラが揃ってるお話は読みやすい…

1

愛犬志願 小説

宮緒葵  兼守美行 

かわいい愛玩を目指したいちょっと変態チックな大型犬

今回の犬はまさに犬、ほんとうの犬!
結構禍々しいシリアスファンタジーを背負っているのに、犬の可愛がられたい愛されたい欲求が暴走して、実にコミカルシュールな展開を見せて笑いまでも誘います♪
また違った犬の一面を見せてくれて非常に満足な一冊でした。

犬神使いの名門の家に強力な霊力を持つ長男として生まれるが、6歳の時急にその力を失い家から粗末な扱いを受けるようになり追いだされた主人公・旭。

14

サドマゾヒスト コミック

伊東せか 

MだからSができるのです

SMにはちょっとうるさいSMスキーを自称する(?)自分でさえ、これは中々愉快だと思えた作品でした。
見た目がキツいので女王様に採用されてしまった本当はMの怜。
彼は店のチーフの佐野のあこがれているのですが、
佐野は気丈に振舞う怜を服従させたいドSだった!?
破れ鍋に綴じ蓋カプの甘甘ラブコメディが表題。

店とのギャップというか、怜の逐一の表情や態度が面白いです。
女王様なのに、Mの客…

1

彼はウチの専属なので! コミック

諏訪絢子 

スターの恋

小さい頃から憧れていた俳優月島の、節操無しの下半身問題から、それを聞いてしまった事で無理矢理ストッパーとして専属の付き人にされてしまったADバイト進藤の受難というか、恋の成就物語?

諏訪さん作品はいつも一定の水準で細かいこと抜きで楽しめる、そして見やすいです。

俳優として演技が好きだったのに、表の顔と違う一面を知れて複雑な心境だが、やはり好きな俳優であることは間違いなく、
最初は抱き…

2

隣りにいる人 小説

ひのもとうみ  松尾マアタ 

もっと欲張りになっていいんだよ

苦しい片想いのネガティブ治樹が切なくて、思わず肩入れして涙を誘われてしまった前作『遠くにいる人』
それから、自分勝手だった小田島は一体どんな風に変化したんだろう?
ネガティブ治樹は小田島と恋人になったことでどんな変化をしたんだろう?
その後の彼等がとても気になっていたのですが、意外にも!治樹の親友・三津にもっていかれました。
決して主役的登場ではなかったのですが、いつも治樹のオカンのように…

6

彼は死者の声を聞く 小説

佐田三季  梨とりこ 

ホラーなのにリアルが迫ってくる

BLにして京極夏彦の文庫並みの分厚さ!
読むのに苦労するのではないかと一瞬不安に思うも、それは杞憂でありあっという間に読み終えていました。
そのくらい吸引力のあるお話です。
もう最初から、硝子を爪でひっかいた音を聞かされているような、ヤスリで身体を削られているような、そんな痛みを感じながら、もう堪忍してー!許してー!とこちらが叫び出したくなるような苦しみを感じます。
しかも、その苦しみが歪…

5

新世界恋愛革命 小説

鳥谷しず  周防佑未 

新たな扉を開いたそこには!?

鳥谷さんこの本の帯で「新書館のエロ鉄人」ってネーミングされてまして、思わず噴き出しました!
さて、この題名一体なんだろう?イラストは周防さんの色気あふれるちょっといい感じの表紙だし、設定は刑事だし、この題名とのマッチングが予想できなくてワクワクと。。。
ふたを開けてみたら、ビックリ箱のようなその展開と内容に、もう面白くて面白くて!
キャラクターがとても魅力的で、ぐいぐい引き込まれます。
新…

4
PAGE TOP