茶鬼さんのレビュー一覧

溺愛王子の育て方 小説

バーバラ片桐  サマミヤアカザ 

超ツンデレのちびっこ王子

超ツンデレの高校生と、親代わりの叔父の組み合わせ。
年の差、体格差、精神年齢の違いというのは、自分の苦手要素だったりします。
特に子供が年上を慕って、大人には大人の事情があってでも年下の健気な思いにほだされてて・・・というパターンだと自爆する話ですが、この話の場合かろうじてセーフ!でした(だったら読まなきゃいいのにwバーバラ作品だとちょっとそこが違うので)
それは、年上も無自覚の執着があり、…

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~美・MENSパーティ~ この美メン、超セレブにつき 小説

牧山とも  高峰顕 

出版社を変えてリニューアルした、美メンズパーティ

以前、もえぎ文庫でシリーズ2冊と特別冊子がでていたものが、AZに場を移して登場です。
過去作品も電子にて再配信されるとのこと。
変わったのは、レーターさんです。
以前は、可愛らしいイラストがついていて、どちらかというとコミカル路線でしたが、今回は落ち着いた雰囲気。
イラストの効果かもしれないですが、仕掛け人野々宮ユリカ先生(BL漫画家)が見た目も態度も大人になってる(大人なんだけどwww)…

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ロクデナシよりロクデナシ 小説

樹生かなめ  一ノ瀬ゆま 

登場人物全員がロクデナシ

うーん、、実に殺伐とした話で、とても考えさせられてしまう。
多分話的にはものすごーくシリアスなんだが、あの独特のセリフ回しの樹生節の為にコメディに見えなくもないのだが、コメディと呼ぶには、中身があまりにも殺伐として、不毛すぎて、サボテンくらいしか生えてない荒野を歩いてる気分になる(汗、、)
話としてはとても恐ろしい「執着」の話だ。
この執着が凄まじすぎて皆がロクデナシになってしまうのか、ロク…

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同じかけらでできている コミック

カワカミコマ 

ほのぼの、ほっこり、おいでませ~よつば市へ☆

”よつば市”という場所を舞台に、そこの住人が繰り広げる恋愛だったり、恋愛未満だったり、ほのぼのしたり、ほっこりしたり、切なさもあったり、
人との繋がりがとってもあったかい8本がつまった一冊♪
登場人物達のセリフがとてもいいのです!いいこと言うんですよ!!
どの話も全部全部よくって、レビューをどうやって書いたらいいか悩んで悩んで、、、
この本、手元に置いて何度も開きたい、そんな優しさがありま…

4

フォルモサの夜 小説

水原とほる  周防佑未 

男前女王様受けが気持ち良い♪

今回は汚れ仕事を請け負う元刑事と台湾出身の日本国籍大学生男子の組み合わせ。
水原さんお得意の中華系ですが、特筆は京劇が登場することと、話の展開がシリアスでありながらかなりテンポよく、滅茶ポジティブなおはなしだということ!
何となく、最近思っているのですが水原作品において、受け子が日本人の男子の場合、それは健気だったり控えめだったり理不尽な目にあわされたりと、少し暗い感じの展開傾向があるような。…

4

ライトBLへようこそ コミック

客観目線だからこその真実があるのかも?

この雑誌社は、「ぱふ」「活字倶楽部」のスタッフが立ち上げたプロダクションだそうです。
趣旨は冒頭に述べられております。
BL初心者、BLに興味がわいた人への紹介・導入本。
という位置づけではありますが、現在BLで活躍されている作家さんが一般誌へも執筆を行いそこで高い評価を受けているだけに、そこからBLへの門をくぐる人も増えているということからのこの本の企画のようです。

インタビューや座…

2

gateau Vol.13 コミック

秀さんとウノハナさんの新連載に期待大!

今号のgateauは秀良子さんの表紙、分厚いです♪(額にいれて飾りたくなる表紙ですね)
いつもと作品数は変わらないのですが、この本って、結構ページ数の縛りが緩めのようで、多かったり少なかったりする作品があるので、それででしょうか?
しかし!
先月山田パピコさんの原稿後半が白紙ということがありましたが、今回は椿気トリコさんんが・・・、この雑誌最近こういうことがしばしば見受けられるので、月刊で本…

3

狼と狐の夜 小説

高遠琉加  ヨネダコウ 

キャラ立ちが際立った作品

この本を読み終わって、表紙カバーの絵を改めて見ると、「ああー、そうなんだよ!」
主人公たちの関係がすごく良くわかります。
司郎のシャツの後ろを掴んでいる零。
なんて心憎い表紙なんだろう。
物語は二段組で一瞬怯みますが、過去の回想もあるとはいえ、5日間の出来事。
キャラクターが魅力的であっという間に引き込まれ、二段組も気にならない。
もっともっと、と手が止まらない。
純粋で単純な萌えと…

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猫とはセックスなんかしない コミック

木村ヒデサト 

ひと味違う!

題名に興味を惹かれました。
表紙もPOPな水玉を背景にして、いつもの煽り帯。
でも、何か違うものを嗅ぎ取った自分(犬か!?)果たして・・・それは正解だったのです!
もちろん、エロがある。楽しい展開でもある。だけどなんだろう?ちょっと影があり、そして何げに生々しさがあるんです。
痛い人たち、というのが正しいだろうか?
いつものジュネピアスのエロエロ路線とは違う何かがそこにあります。

6
非BL作品

おじさん画報 コミック

オヤジの何に萌えるのか?

最近「オヤジ」はブームだと思います。
え、自分だけ?とおもいきや、「おじさん図鑑」やらなんやらオヤジ関係の書籍は多数出てるは、「3匹のおやじ」や「ロボじい」なる小説や映画も話題になったりと、その「オヤジ」に思う、萌える対象年齢は30代~老齢まで幅広いけど、ひとくくりにして「オヤジ」として萌えの対象になってるはず。
「おじさんを見るとオラ、わくわくするぜ♪」
そんな、おじさん萌えを綴ったこの一…

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