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唯一の家族だった猫・ミケくんが突然いなくなったと思ったら、イケメンになって戻ってきた…!?
表題作の話が最高でした。私はレビューを見て慎重に地雷(男女の性的絡みが私の地雷ですがこの本にはないです)がないかを調べてから買って読むので、オチを知っていましたがそれでも最後の盛り上がりは良かったです。
ストーカー受って最高ですよね、大好きです。
次に好きなのが、女王様受の話です。全校男子生徒を手篭めにしている様な受がかっっっわいくてエロかった。語彙力が豊富じゃないから全力でおすすめできないのがつらい程……。多くの人に読んで欲しい。
木村さんの描く身体もエロくて興奮の1冊です。
たまに、がっつりエロ発作を起こしてピアスレーベルとか買ってみるわけですが、
今回、ちょっとテンションの高ぶり方が控えめだったのか、
この本、思ったより温いめのチョイスだったようで、
まあ、全体のページ数に対しては、それなりに汁気率はありつつも、
あんまり、激、滾る方向じゃなかった?
というのが、一読目の印象。
エロ重視のライトコメディばかりの短編集とみせて、
思いの外、ストーリー展開がしっかり読み込ませてしまう?(変な日本語だなこれ)
短編だし、さほど重い話でもなし、なのにストーリーを追う方に気をとられる。
やっぱり、ただ単純に、うまいのかなあ。
絵も、けして印象的ではないけど、そつなく上手いよね。
「いなくなった猫が人間になって帰ってきた」
というなんともファンタジーな展開から始まるお話
でもそれが実はストーカーだった、という。
漫画で読んでいるときにはハッピーエンドに感じたのですが
後から何かモヤモヤとした気持ちが湧いてきて
あれ?これ実は結構怖いお話なのかもしれない、と思えてきました。
全体的にいやらしい感じもあり、絵柄も私の好みなので
個人的には大満足だったのですが、人を選びそうです。
ピアスレーベルを買ったのは初めてなのですがやっぱり他と比べて
エロは多いのかな、と感じました。
やはりこの作家さんの作品の見せ方がとても好みです。
新薬の実験台でネコ耳生えた物語は倫理感を疑うアブノーマルな同僚が強烈だった。
飼い猫になりすまして家に突然上がり込んで好きかってするストーカー攻の物語が一番良かった。これも一種のヤンデレ!
幼なじみカプの物語で歯の矯正器具でキスの時に唇を切ってしまう所は痛々しいけど新鮮。
ピアスなのにあまりエロさを感じなかったのがアレ??となったけど、それよりどの短編も愛溢れるカプで微笑ましかったです。
おれ、被害者からこの作家さんは入ったので、あちらはなかなか難しい一冊だったので、理解するつもりもあって、続いて購入した本がこちらでした(マリアボーイもですが。
個人的には、こちらのレビューでも人気の高い、ストーカーの話が一番好きでした。
ただ「ピアスから出版されていて水玉の表紙」からのイメージで、内容は軽めでディープなエロエロみたいに期待してこの本を読むと「違うの!」となってしまう気がします。
なんというか、他の漫画にも言えますが、マニアックなんですよね!よい意味で。
おそらく作者様的に軽めに描いていらっしゃる時でも、人間のいやらしさや、弱さ、また一方での暖かさみたいなものがじわじわしてくるんです。
流行りのファッション下衆みたいな感じではなくて、こころに迫るものがあります。
とはいえ、
木村ヒデサトさんのコミックの中では、かなり軽めだと思うので、他の作品で迷ったりハマったりしたら、読んでみることをおすすめします!