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表題作おじさん画報

その他の収録作品

  • 街子マドカ「おじさんと帽子」/慎えびし「子連れおやじ」
  • 稲荷屋房之助「悼む男」/麻生ミツ晃「リバイバルおじさん」
  • ヒノモト円時「子供に世話されてるおじさん」/今市子「紳士と犬」
  • 藤井咲耶「おじさんの秘めたる自意識」/堤芳貞「おじさんと煙草」
  • 松苗あけみ「マイ・フェイバリット”おやじ」/黒哪さかき「オッサンと猫」
  • なにかと白黒つけたがる?親父美学:高口里純・machi comaki・天野塊・柊のぞむ・桜井りょう・土方悠・井戸端海二・甘野有記・楠本弘樹・沢内サチヨ・仁藤勇砂・kuren・神矢純・松武・
  • みんなでおじさんを語ろう
  • 「サンバ前川のおじさん考」「宮脇明子 わたし的理想のオジさまファッション」「七瀬かい SP」「吉岡宴 だめだめだっていいじゃない!」「塩森恵子 おじさんは小学女子をも魅了する」「暁綾子 悪役が好き!」「beine 美ダメ親父礼賛」「ほづみたかゆき こんなおじさんはどう?」「新井サチ いつかおじさんしか出てこない漫画描きたい」「四谷シモーヌ 美しきおじさま」「秋元尚美 かわいそうなおじさん」「SILVA 熱メンカフェでほっトケーキ」「永尾まる いとしの鬼平様」「本橋馨子 庭師で妄想三昧」「松崎司 壮年男子の無自覚なエロス」「大竹とも 小5おじさん」

あらすじ

なんとも素敵なおじさん図鑑登場! 表紙を黒娜さかき、そのほか麻生ミツ晃・稲荷家房之介・今市子・堤芳貞・ヒノモト円時・藤井咲耶・槇えびし・街子マドカ・松苗あけみほか、人気クリエイター40名が参戦して描くおじさんの総て!!

表紙:黒娜さかき
暁綾子、秋本尚美、麻生ミツ晃、天野瑰、新井サチ、井戸端海二、稲荷家房之介、今市子、大竹とも、神矢純、甘野有記、楠本弘樹、kuren、桜井りょう、沢内サチヨ、サンバ前川、塩森恵子、SILVA、高口里純、堤芳貞、永尾まる、七瀬かい、仁藤勇砂、柊のぞむ、土方悠、ヒノモト円時、藤井咲耶、belne、ほづみたかゆき、槇えびし、machi comaki、街子マドカ、松武、松崎司、松苗あけみ、宮脇明子、本橋馨子、吉岡宴、四谷シモーヌ

発行:学研パブリッシング

作品情報

作品名
おじさん画報
媒体
漫画(コミック)
出版社
学習研究社
発売日
ISBN
9784054055247
2.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

オヤジの何に萌えるのか?

最近「オヤジ」はブームだと思います。
え、自分だけ?とおもいきや、「おじさん図鑑」やらなんやらオヤジ関係の書籍は多数出てるは、「3匹のおやじ」や「ロボじい」なる小説や映画も話題になったりと、その「オヤジ」に思う、萌える対象年齢は30代~老齢まで幅広いけど、ひとくくりにして「オヤジ」として萌えの対象になってるはず。
「おじさんを見るとオラ、わくわくするぜ♪」
そんな、おじさん萌えを綴ったこの一冊は、そうですね~過去の刊行冊子で例えるなら、
「萌え男子語り」と今市子さんの「萌えの死角」をミックスしたような御本でありました。

◆カラーイラストと漫画家の萌えポイントを載せた”色っぽいオヤジでいてくれよ”
◆白黒ページで見開き2ページにわたり、イラストと萌えの文章で構成される”何かと白黒つけたがる?親父美学”
◆漫画エッセイになっている”みんなでおじさんを語ろう”
・・・の3部構成になっております。
寄稿されている作家さんは、どなたもどこかでお見かけしたBLでもご存知の作家さんや、レディス漫画で知ってる作家さん、アラフォーには懐かしいあの作家さん、
などなど、バラエティ豊かにそろっております。

カラーイラストで圧巻なのは、今市子さんがダントツ!犬を膝に載せた初老の男性のイラスト。
次が、定番ナチの軍服姿の稲荷屋房之助さん、、眼帯オヤジですよ♪
慎えびしさんの提唱する「子連れおやじ」というのは、絵の魅力もさることながらシチュとして大いに賛同するものだったり♪

第二部のところでは
個人的趣味として、相変わらず桜井りょうさんの描く男性の襟足フェロモンがおやじの襟足というだけでうっとりしてみたりw
松武さんの、子供のように趣味に熱中するおやじ(そのため婚期を逃し、ま、いいか状態)に、これこれ!と思ったり♪
神矢純さんの描くおじさまに、これはないわーー!と笑ったり(爆笑←あくまでも個人的)

そして、第三部の場面で締めくくり
◆大竹ともさんの「小5おじさん」の漫画エッセイが、そうそう、これこれ!!
これこそが、おじさん萌えの最たる理由と共感どころなんだよーーー!!
という萌えを語ってくれておりました。
知的で渋いおじさん、くたびれたおじさん、単体では萌えは起きない。
彼等が友人で幼馴染だった設定だったとして、夜の公園で出会ったときに起きるイリュージョン☆☆☆
その年齢を超えて、中二病よりも更にさかのぼり、小学生に返るとき♪
Ohーー!おやじ萌えがより発動されるのです~。

考えてみれば、どうして萌えを発動するかというと、そこの裏にあるあれこれを妄想して、それには必ず誰かとの関係が存在して、その時のおじさんの姿を想像するから萌えが発動するわけです♪
単体だと「好みのおじさん」「タイプのおじさん」で終わるのですが、そのそこには、妄想が潜むからこそ、好みのおじさんに、タイプのおじさんになるわけですよ!
大竹ともさん、素晴らしいなー♪
この本買ってよかったと思った次第ですよ♪

映画俳優を挙げられている、有名人を挙げられている作家さんも多かったですが、結構定番でしたね。
吉岡宴さんがおじさんEPG出ないかな?なんて提案してましたが、コレ面白そうよね~♪
ぎっくり腰、ネオンの誘い、新入社員に襲われる、取引先に枕営業を迫られる、女子社員の逆セクハラ。とかいう場面が冒険の中に組み込まれたりするのですwwwという妄想が(笑)

まだまだ、ほかにも語り尽くせない作家さんの萌えが詰められています。
いいとこ取りで作られた本紙ですので、悪くはない出来栄えであります。
興味のある方はいかがでしょうか?


2

漫画かと思いきや

オヤジものの漫画かと思いきや、作家さんが好きなタイプのオヤジを見開きで描いているアンソロみたいな本でした。 思った本と違ったので残念な部分もありましたが(この表紙のヘタレっぽいオヤジ話を期待してたので)好きな作家さんの好みもわかり、これはこれでアリな本なのか? なかでもお気に入りは槇えびしさんの「子連れおやじ」・表紙も描かれてる黒哪さかきさんの「オッサンと猫」・machi comakiさんに楠本弘樹さんのオヤジがいいなぁ。

0

オヤジ萌えはBLのみで発動

確かに帯どおり、前代未聞なんだろうな、おじさんだらけって!!
読みたいー!!と思って数か月、やっと読めましたが
期待値が上がってしまったせいと
あまり自分好みの作家さんが
いらっしゃらなかったせいかもしれません(すみません;)

だって私が好きなBLでのオヤジは、
枯れていそうで表面には出さず
内面でふつふつと湧き出る恋情なので
オヤジ自体のあれやこれやって…
ああ、私は真のオヤジスキーを名乗れないのかも!!!


高口里純さんがおっしゃる色っぽいオヤジ論と
大竹ともさんがおっしゃる気の置けない相手には
小5になってしまうというギャップは楽しかったです!

しかし、楠本弘樹さんの
「特にダークな過去を抱えているおじさんなんて
超・超・超!魅力を感じます。
辛い過去を抱えてるけど表面ではヘラヘラ笑ってて……でも、
誰かが過去の自分と同じような状態に陥りそうになったら
急にシリアスになって自分の命を懸けてまで必死に護ろうとする……とか!!」
わかりますーーーーー!!!
そしてご自分がアラフォーだと言う事で現実では…って、
物凄く共感してしまいましたw

そう、現実逃避だとしても、
今やもう生きる糧のレベルなので(BL自体が)
BLのおじさん達を愛していこうと思います。

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