茶鬼さんのレビュー一覧

ホストなパパは極上男子 コミック

ななせかめ子 

苦労も生きる糧

以前読んだ本が短編集で、今ひとつパッとしなかったので今回迷いましたが1本1冊でしたので、読んでみました。
・・・びっくり!!
結構内容的には重たいものなのです。
悪い男がいて、それのせいで踏みにじられた純情、そして大好きな人たちの死、
家出とか、子供を育てるための必死の手段とか。
なのに、主人公は明るいのです。
ダメージを受けながらも、本当は苦しいのかもしれないのに、それを感じさせない…

1

ひみつのセフレちゃん 恋人編 コミック

ヤマヲミ 

ウエトモ頑張る!

2冊目の単行本出ました~♪
って、それでもまだちょくちょくいろんな所に顔を出すこの作品、ひょっとして結構皆に愛されてるバカップル?
年の差、身分差、体格差、いろんな差を乗り越えてるカプだけど、やっぱりどこが魅力かというと、
自分には、オヤジに見えないコースケさんのでもやっぱり30代半ばの男の矜持の部分と、
馬鹿だけど健気で一途で本当は頑張り屋さんのウエトモの
この二人の意外なかわいらしさ…

7

天涯行き 小説

凪良ゆう  高久尚子 

未来に夢を馳せて・・・

凪良さんの、暗くて重い方のお話です。
お話の本筋がそれですから、エンド後は苦労はあるだろうけど二人にとっては幸せが待っているはず。
マイナスから始まったそのグラフが波打ちながら緩やかに上昇していく流れを見せます。
読後思ったのは、この本に登場する主要な人々は、皆何かに囚われて抜け出せないかわいそうな人たちだったということです。
それを打破できなかったり、しようとしなかったり、方法を間違って…

11

二重螺旋外伝 灼視線 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

まーちゃん視点です

まず最初に装丁の事。
chara15周年記念作品として「二重螺旋」が選ばれたのは、そしてその中でも詳しく描かれることのなかった長男の雅紀視点が描かれるのは嬉しいことでした。
お値段も一般書籍並の1470円ですから、過去書籍になった作品もそうであったように、シンプル装丁ではあるかとは思いましたが周年記念であるから、せめて、カラーイラスト集とか付けて欲しかったとか思うのは欲張りでしょうか。

3

鬼狩りの森で(1) コミック

宮本佳野 

茸がツボった!?

宮本さんのファンタジーものって、すごく引き込まれるものが大きい自分です。
今回も、まだ恋だの愛だの、そんな部分はかなり薄いですが、廃神社に開く異空間(パラレルワールド)への門、そこで起きる出来事がなかなかに面白いのですが、それぞれのキャラクターの魅力が大きくて、夢中にさせられてしまいました♪
この1巻を読み終えて、なにげに何パターンかの展開とカプリングの予想が付くような気がしますが、果たして?…

4

虎穴ダイニング コミック

元ハルヒラ 

癒し系・・・虎さん

実に摩訶不思議で、ほっこりして、のんびりして、そして思わず癒される!
大きな事件やハプニング、痴情のもつれ(?)、惚れたはれたはないのだが、こののんびりワールドが実に居心地良い♪

ホストのバイトをしているアカルが友達の友達の友達の紹介で、ルームシェアをしだしたのはなんと人間なんだけど虎の顔としっぽを持つ日向さん。
覆面レスラーやってるから!それが日向さんの第一声w
料理がうまくて猫舌で…

4

アルファの叫び(上) コミック

九重シャム 

悪夢の終わりとは?

なかなかに意味深なモノローグから始まります。
「もしこれまでのことが全部悪い夢だったのだとしたら・・・これで悪夢は終わるのだろうか」
クローンの研究をしているトビは恋人で同僚の研究者市柿と待ち合わせした場所に向かう途中事故に遭い死んでしまう。
しかし、クローンとして記憶のいくつかの欠落はあるものの、再生され、自らが被検体になったような形で研究所に必要とされる。
彼の恋人であるという市柿、ト…

2

ラーメン青島屋の死神くん -ドントセイバイ- コミック

我守丸 

シニカル、コミカル、そして人情

作者さんの初単行本。
本当はwebで挙げていたバニーボーイものを商業化する予定が、原稿なくして同人再録になってしまったというオチが暴露されていました(笑)
しかしながら、どの作品も一応絵的にではなくて、進行的にサブカルの部類に入るのか?
表題に書いたシニカルコミカルがぴったりなお話ばかり。
しかもそこに情というものもあって、ちょっとほろっとさせる部分もあって、オチがあるいわゆる釣り●カやら…

13

ライオンと猫の恋 コミック

一城れもん 

同じ猫科ですが、、、、

昨年発売単行本の時代調あやかしモノが結構よかった作家さん。
今回は人外じゃなくて人間で現代で、という設定でどんな作品になるんだろうと、ちょっと期待して。。。
う~ん、、ちょっとドラマティック&ロマンティック傾向。
割とパターンは似ているような?
すごく気持ちを大事にして描きたいという、作者さんの心いきはものすごく伝わってきます。
たどたどしくも、丁寧に綴られて訴えてくるんだけど、ちょっと…

2

シナリオはもういらない 特典

酔っ払うと大虎じゃなくて・・・w

甘甘の番外編でした♥
陸斗は映画出演後も所属劇団の公演に出ています。
それで忙しくて、恋人の大悟とも中々会えない日が続いていたのですが、その千秋楽、大悟は花束を抱えて楽屋を訪れます。
そして、劇団の主催者とも知り合いということで一緒に打ち上げに行くことになるのですが~

モテる大悟に、せっかく一緒に飲めると思ったら取り付く島もなく、つい飲みすぎてしまった陸斗。
気がつくと大悟に送られて…

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