茶鬼さんのレビュー一覧

一回だけのひと コミック

梨花チマキ 

作者さん改名されましたか?

どっかで見た絵だよね!と思ったらこの作者さん”姫加戸リカ”さんだった!!
改名されたんですか?それとも雑誌によって変えている?いや、HPアドレスがこのペンネームになっていた・・・???
『じゃあ毎日あおうよ!』で早漏高校生男子に爆笑した作家さんだったのですよww
何故か今回の一冊、どれも登場人物が同じ顔に見えて変化に乏しかったような気がします。
でも、きれいな絵で親しみやすいですv

0

逃した魚 小説

中原一也  高階佑 

逃した魚は大きく見える?

今回のおやじは、とーっても人の良い釣り好きの昼行燈41歳の行政書士。
作者さん過去作品『よくある話』に30代にして縁側こぶ茶が夢の枯れたおやじが登場しますが、それ以上に枯れ果てている。
イケメンでもなければ、とにかく取り柄は人を疑わないまるで少女のような(?)初心さを持つ、本当!いい人。
片や、攻めになるイケメン男性はフケ専?ちょっと素直じゃなくてひねくれていて、確かに気が効いていて仕事も出…

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ヌレル イロメ 2 コミック

草間さかえ 

まるっとイロメワールド堪能v

Dear+の前作品「イロメ」から、ナオシ×光彦の無器用高校生カプ反語シリーズ続編と、桃ちゃん×野田先生、壬生谷×白川先生登場の「イロメ」シリーズ続編&短編と、ギュっとその後が読める前作好きにはたまらない一冊。
先月、シトロンで草間さかえインタビューを読んだせいか、このDear+の作品は通常に比べ線が細いんだというということを思わず再確認。
この単行本の題名は桃ちゃんと野田のラブ甘超短編の題名な…

3

枯れ木に花が咲く頃に 小説

愁堂れな  國沢智 

35歳彼女に振られてモテ期到来?

したたかでずるい女性社員に騙され(?)たとっても人の良い営業課長が、その娘の結婚披露宴での突然の出会いから男4人に求愛されるという、とんでもオカシイ中間管理職の面白話でしたw
ラヴァーズだから、ひょっとしてくんずほぐれつの、5P展開なんだろうか?などとワクワク期待したものの・・・その実エチシーンはラストにちびっとwww
ま、男性4人に求愛されているという、実に大人数な出演(?)なんで、仕方ない…

0

ひとつやね コミック

神楽坂はん子 

バラエティに富んだ短編集

この本、きっと見た人は帯に惹かれてしまうのでは?
山田ユギ氏のコメントとイラスト
「くそー、オレが攻めならば!」とティッシュを持ってハァハァするユギ氏が見つめているのは、何気にフェロモンだだ洩れしている子供を抱っこしたお父さん!
表紙カバーのカラー絵はほのぼのしたイメージですので、まさかよもや!?なんですが・・・

この表題と『いばらみち』『ひとつだけ』はそんなフェロモンだだ洩れの天然シ…

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骨まで愛して(1) コミック

高口里純 

究極のリーマンスーツフェチw

高口さんの新連載は(ななひかりはどうなった?)リーマンスーツをこよなく愛するオタクな18歳大学生が主人公。
リーマンのスーツ萌えってあるけれど、この主人公いっちゃってますよw
こんなすごいフェチあるんかい~!?ってくらいに半端ない萌え具合デス。

育は身体も華奢で肩幅がなくてスーツが似合わないからなのか、極度のスーツフェチ。
通勤・通学電車で、イケてるスーツリーマンウォッチングをしており…

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うちの王子いりませんか コミック

木下けい子 

かわいらしいお話でした

おとぎ話のように、ド定番の箱入り息子の王子様設定v
下々の暮らし(?)・・ではないですが、そこで芽生える友情と愛情と、ド定番だけに安心してキュンキュンさせていただきましたー!!
何と言っても、絵が木下けい子さんであること、そして学ランであること、がポイント高い要素になってます。
きっと他のもっとかわいい絵の作家さんのものだったら、読まなかったしキュンとしなかったかも?
表紙のピンクがとても…

5

虹色村のチロリ コミック

  ARUKU  

大人の童話

元々ARUKUさんのお話は、童話要素がたっぷり含まれたものであり、それが悲哀が濃いとか切なさがあふれているとか、いくらか心の物語としてその要素を薄めているのだけれど、今回のこのお話は童話全開!
未知の生物や植物、現代と古代の共存、そんな設定や登場があり、まさに童話の世界でした。
お話的には恋愛未満なんですが、色んな全てのものが対比されて表現されている点が、面白いと思わせるつくりでした。

5

犬と烏と約束の丘 コミック

山田ロック 

犬と烏と蜂の擬人化です

商業初コミックの作家さん。
すごくシンプルで手描き感があって自分的には親しみやすい絵です。
荒削り感もあって、どこが突出してっていうことはないんだけど、バラエティに富んでおり、擬人化もあれば、プラトニックなキュン系、オヤジ、ユーモア等も込められており、それは商業未発表だからならではの自由さなのではあるとは思うのですが、これが商業のレールに乗った時、どんな作品になるのか、見守りたい作家さんですね…

1

キスアリキ。 1 コミック

新田祐克 

担ぐ神輿の価値と担ぐ者の価値

やっぱりこういう男臭いガチンコ好きです!
女性のような線の細さと色気を持つことを自分の欠点として考えているヤクザの組長の息子・透。
だけど、跡目を継ぐ意思は満々で強くあろうとしている。
組の右腕である桐亜の息子・六実と無人島へ送られて、そこで互いを見極める。
そこまで突っ張って、ガチンコして、シリアスに行かなくても~と思うけど、そこはヤクザという舞台。
男として、極道としてどうやって長た…

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