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成瀬かの 円陣闇丸
茶鬼
ネタバレ
最近、この作家さんの作品はファンタジーのもふもふモノの割合が増えてきてるような気がします。 この作品、ちょっと違うのは人間が異世界トリップをするのではなくて、異世界のモノが現代の人間界にやってきてしまうというところ。 主人公の設定に実は重く苦しいどうしようもない暗いものを備えているのに、異世界のモノがやってくることでそれが軽減されて切なさもありながらライトなクッションの役割を果たしている。 …
みなみ遥
『LOVEvアロマvBODY』のスピンにあたる、そちらでライバルとして登場していた杵塚が主人公になった作品だそう(BODYは自分は未読) 帯に「攻×攻」とあって、普段かわいい系、ショタっぽい系の作家さんというイメージがあったので”おおーっ!”と思って手に取りましたが、表紙イラストを見ると何気に攻め受け一目瞭然ですね(汗) これが逆転だったら滅茶驚愕だったのでしょう(相当モノ好きの少数派?) …
夕映月子 まさお三月
京都を舞台にした物語、その風情を味わえる場所や行事や食べ物の描写はそこに住んでいない自分をその場所に案内してくれるような臨床感を与えてくれました。 また、登場人物のキャラクターにこのまさお三月さんのイラストがとてもマッチしています。 親から捨てられ、古書店を営む祖父に引き取られ両親家族と絶縁したゲイの主人公・伊織と、彼に一目ぼれした伊織がほのかな恋心を抱いていた大学教授の息子である颯太…
本編後、クラウスと春希のラブラブな様子を普段身の回りのお世話をしている忠実な執事・カール視点で描いた、まるで覗き見をしている気分になるちょっぴりお茶目な気分も味わえてクスっと笑いたくなる番外編。 こうやって主人公ではない視点で執事の気持ちも含めて描写されるのって、すごく興味をそそられますよね♪ 「はじめまして、わたくしはカール・クント。ノイラート侯爵クラウス様の執事でございます~」から始ま…
かゆまみむ
はじけたツユだくかゆまみむ作品は、「おちんぽ」発言もすでに定番化し、まるでページに触れると自分の指まで白濁がつきそうな勢いです♪ 冒頭始まりはスッキリした絵が、段々ディープになるにつれて崩壊するかのようにとろけた表情ととろけたコマで満載になり、ぎっしりつまった書き込みが非常に濃厚v 表題は、クラスで気になっていた蔦を観察するために早く登校していた保健院委員の高梨が、彼が保健医の竜山と兄…
日野ガラス
リブレさんでは2年ぶり、いつも学生モノが多いのですが今回は舞台が外国、そして学生でないという設定が新鮮でした。 この作家さんのPNそのままのガラスのような繊細な心の描写、傷つき傷つけすれ違う切ない思いの物語展開は、ドラマティック要素も含みながら惹きこまれていく心に訴えるまるで小説のような作品だという印象があります。 気晴らしに出かけるバーで初めて出会い、酔っぱらった勢いで意気投合し「結…
野垣スズメ
いきなり作者プロフィールに「ちびねこがフニャフニャしてばかりで肝心のエロ成分が少なすぎてごめんなさい」と書いてあったので、表紙からしてそうだろう予感はあったので覚悟はしていたのですが、読み進めていったらこの表題【ミニラブ】は4話のみで、あと短編が6話も! えっ!?4話だけですか(涙)、、、 もうあと2話くらいいけそうなのに、それくらいあればエッチまでいけそうなのに。 ちょっぴりガックリ来た気…
直野儚羅
3年ぶりの直野作品のBBCコミックス♪ 表題含めたシリーズともう1シリーズの2編は、まるっと人外ファンタジーもの。 何だか安心して読める、コミカルもありシリアスもあり、アクションもあり(?)オヤジ(?)もあり、大好きな要素がみっちり詰まってるv それに、リブレの単行本は表紙下本体には余り色々おまけが付いていることがないのだけど、直野作品は付いてるんですね~♪これがまた嬉しい! 【真…
本編のクライマックス。 猫田に未練を見せて狂気に狂った男が放火して燃えてしまった 猫田の美容室Silver vine 新しく建て直したその店と彼等の後日談となります。 無料情報誌にクーポン付きで載った店には客からの予約が沢山入るように。 猫田一人で切盛りしている店だけに、のんびりした営業だったのが嘘の様な繁盛ぶりは、どうやらその情報誌に載った猫田の写真のせいらしい(笑) 整体院の大河…
中嶋ジロウ 北沢きょう
09年の『幸福の下僕』以来、実に4年ぶりの商業紙媒体の出版が嬉しい! 前作、好きだったのです。 今作も、作者さんの特徴を感じられる作風と作品で、受けにとても強い意志とか”男らしさ”というのはなく、ともすると女子でもよくないか?みたいな部分はありはするのですが、それでも作品のあれこれより久々の出版の方の嬉しさが勝った1冊となりました。 イラストも人物のキラキラ感が特徴な北沢きょうさんですが…