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椎崎夕 葛西リカコ
茶鬼
ネタバレ
題名が前作に似ている事、イラストレーターが同じ事から、あれ前作のスピンなのかな?と思ったら全く別作品でした。 この椎崎作品、いつものように温度は低めで、一読目は首を捻った具合だったのですが、読みかえしをして寝かしてみると、ジワジワジワと効いてくる。 一読だけでバッサリ切ってしまうのはもったいないと思った作品ですが、ちょっと色々とひっかかる部分が目に付いてちょっぴり評価は低いかも。 幼…
さがの
あのしゃぶりたい少年の単行本から久しぶりの2冊目。 今回は、麻雀好きな先生の一言からつるむようになった中学時代からの親友4人・2組の物語でガッツリ1冊。 それぞれのキャラクター設定がしっかりとされているために、それらの相互作用で展開していく物語は大変面白く読めました。 中学以来の腐れ縁でつるんでいる、東山・南・西門・北園の4人。 ある日、ニシとヒガシが恋人なのだとカミングアウト。 …
織島ユポポ
ユポポ作品、一見エロ優先のイメージがあるのですが、 この作品、エロと読ませる”心”の部分のバランスが非常に良くて、思わずキュンというか読み手まで切ない気持にさせられてしまった。 絵もスッキリとした線できれいだし見やすいし、思わぬヒットとなりました。 同じサッカー部の冬獅郎に片想いしている蒼司に、いつも冬獅郎にそっくりな声で自分をドキっとさせる後輩の瀬七。 蒼司は人づきあいが苦手なの…
遥と知念先輩は”ねこカフェ”にやってきました☆ 「かわいいなぁ~、かわいいなぁ~」とじゃらしで猫と遊ぶ遥なのですが、先輩は台の上から下半身はみ出ている猫の足場を両手で支えて足置き場になっていたという、ショート漫画なのですが・・・ 普通だったら、猫とじゃれる遥がかわいくてせっかくの猫カフェで猫を愛でるのではなくて遥を愛でる先輩。 っていう話になりそうな気がしませんか? それが、ポイントは…
このペーパー、本編の表紙に繋がっているのです♪ 心憎い設定じゃないですか! 周囲が傘をさす雨降りの夜、交差点の信号下で傘もなくたたずむ八代。 裏表紙には傘を持ち懸けてくる百目鬼。 そのいきさつと顛末が描かれたペーパーになるのです。 雨が強くなりそうと百目鬼が言ってる事から、きっと何かちょっとした用事で雨の中出掛けたのでしょう。 ところが、八代の我儘だろうか? 赤信号待ちの八代に自…
バーバラ片桐 周防佑未
舞台背景として、近年取り沙汰されているブラック企業や産地偽装問題、企業に飼い殺しにされる社畜。 そんなものを持ってきて、大雑把に言ってしまうとVs.ヤクザな物語。 ただそのヤクザは洗脳によって無意識に自ら社畜となってしまっている恋心を抱いていた元同級生を自分のモノとするため、結果として彼を救う形になっているという、恋愛や結末としては、健気な純愛がそこにあり、方法はちょっぴりヤクザらしく鬼畜だと…
奥山ぷく
ぷくさんの描く物語とキャラクターはかわいいなぁ☆ 何となく受けちゃんがハムスターっぽい子が多いよね? それに登場人物に嫌な子が全く出て来ないのも読んでていて気持ちいい。 本当に癒しの1冊です。 今回は大学生設定なので、全くエッチなしではなく若干手前くらいまではある。こんなかわいいキャラにエロい表情させるので、よけいにエロく感じてしまってデヘヘヘ~♪とそれが魅力的にもなったりするのですv …
安芸まくら 尾上与一 木原音瀬 さとみちる
まさに各作品の登場人物達のその後から過去まで、番外編がみっしり詰まった一冊は出版社さまからの贈り物のような本でした。 沢山あって本当にレビューするのに困ってしまいますよね! 再び本編の”あの時”を思いだし、そうだったのか、と思ってみたり切なくなったりほっとしたり、嬉しくなったり。 ◆一番記憶に新しい作品は尾上与一さんの『碧のかたみ』その番外【間宮】は相変わらずの恒兄ちゃんの元気さと六郎の…
松雪奈々 小椋ムク
淫魔シリーズ3巻にリンクしながら進行した、新たな神さま登場編。 淫魔もそれなりに楽しかったが、自分的にはこっちの方がひょっとして好きかな? それにしても、トイレの神さまって安産の神さまだったり良いイメージがあるのにこちらの神さまはとんでもない厄災を運んでくる神さま。 外見はまるで執事のような眼鏡スーツというそのギャップも新鮮です。 話し的には、佐藤君が朝トイレで出会ってしまったトイレの…
緑山ヨウコ
この本の帯もやたらめたらテンコ盛りエロフレーズなんだが、あまりいやらしい感じがしなくて男性向けエロ雑誌のコピーみたいで冷静になれるという不思議効果w 「処女アナルのかたいところ中指で触診します」「海綿体でお尻の括約筋ほぐしてください」 多分紫の地に黒字で整然と並んだフォントのせいだろう。 この本、表題は先生の凝ったセリフ(帯の文句)が面白いのですが、内容的に面白いのは片付けられない男と潔…