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つくも号
茶鬼
『魔法がとける迄』でとても心にくるものがあったので、早速に読んでみました。 この本はショタ(といっても中学生)は表題の1作品のみ。 あとは社会人だったり、大学生だったりします。 底抜けに明るいという作品はありませんが、それでもやはり”誠実”という言葉がぴったりな、どれも心に残ります。 好きなんだけど、言えなくて、相手も好きだとは言ってくれるけど、それは身体を含んだものなのか?悩んでしま…
定広美香
ネタバレ
いよいよ最終巻、台湾から横須賀に戻った二人は本当の自由を得るべく最後の戦いを始めます! 兄の決着がついた音次は、ジョーを愛しているとはっきり自覚し、その言葉を与えます。 しかし、ジョーの言葉はまだ音次には届いていません。 ジョーの過去にまだこだわりを捨てきれない音次、しかしそれもジョーに執着するサディストの透の仕打ちで、よりジョーが愛おしい存在であることを再確認させ、ジョーも身に迫る危険…
行方不明になっていた音次の兄との再会、そしてその葛藤。 その再会を通してジョーと音次は離れられない関係に気が付き始めるのです。 やはり彼らのセックスは、要所要所に必要なものとして登場する、そのリバが効果を果たしており、気持ちの確認に役だっているのです。 ジョーの父親の根津が常盤組の透に殺されて、最後に残した音次の兄・静一の行方。 異常なサディスト透から逃れるように、ジョーと音次は静一に…
この作品、15年も前の作品なんですね。 確かに絵の古さはあるものの、現在にはない「これがマンガだ!」と言わせるような力強さと展開に名作と言われるゆえんを垣間見ました。 定広さんの作品はリバが多く見受けられるのですが、これもリバです。 それは、あくまでも二人が対等であることの証であると思います。 この行為によって、相手を傷つけたり、慰めたり、時には勝負だったり、もちろん愛し合うことだった…
竹内照菜 祐也
先月の第二巻で、不覚にも理久のかわいそうな過去に散々泣かされてしまった自分。 今回は就職して、不幸体質の理久にどんな不幸が・・・と再び涙を期待して読んでしまったSでM気質な自分です(汗、) 結論から言うと、スタート早々、原口のじいちゃんとの触れ合いに涙いただきました。 その後の威琉とのシーンにも、つい自分が理久になった気分になってしまいギュっと胸を掴まれて、主人公と一緒に涙をこぼしてしまいま…
森本あき 皇ソラ
身代わりコイビト・・・題名の通り身代わりで身体を許しちゃう男の子のお話であります。 ・・・といっても、本人がそう思っているだけなんですけどね(笑) それにしても、身代わりにする4歳年下の妹も、相手の男も意地悪いですよ~読者に対しても本音を最後まで吐露せずに、言葉の端々から察してください!みたいな展開で最後までいってますから。 主人公・唯歩の妹・歩美は先天性免疫不全で病弱です。 小さい頃…
篠伊達玲 周防佑未
表紙からヤクザモノなのは一目瞭然、帯には「約束を破った罰に仕置きだ、快楽の淵で一日中もだえろ」なんてエロな煽りが書いてあり、シリアスなんだと思い読み始めると・・・・ 中原一也さんの「極道スーツ」のようなお話なんですが、アレが間抜けて、コメディになった(?)、、、そんなお話なんですよ。 何より大ボケなのが、主人公の透吾。 銀座の宝石店の3代目なんて、かなり色々な面しっかりしてなくちゃ、って…
西野花 あじみね朔生
刀を巡るお仕置きモノ時代劇なのか、と思い読み進めておりましたら、なんたるファンタジーワールド! 妖の出る森というのはまあ、ありだろう。 次登場する天城なるオトコ、言葉遣いが現代です! ちょっとワルな若者っぽい口調に、”エロい”だの”マゾっ気”だの”チートー”だのカタカナ文字が混じること。 おまけに酒場はまるでキャバクラで、登場する女子はゴスロリ着物? 主人公・鈴鹿とかお城の人々はきちんと…
桑原伶依 蘭蒼史
ケモミミ・尻尾の可愛い子供がついていて、つい手が伸びた作品。 はずれてもいいや、と思っていましたが、これが読み始めたら面白かったです。 狼男といっても耳や尻尾が付いているわけではなく、力をセーブできない子供だけみたいです。 たまたま夜道で捨て犬の仔犬と思って拾ったら、朝には人型のケモミミ・尻尾の幼児になっていた! 主人公の真箏は、両親の離婚で祖母に引き取られて育てられ、その祖母も亡くな…
谷崎泉 藤井咲耶
駆け落ちした国会議員の古館と、谷町の想い人で先輩の折原を追って北海道にやってきた秘書の小早川と谷町。 一緒に泊まるホテルでお互い意識しまくってきまずいものの、知床で目的の二人を発見! 親の逝去に伴い議員を継がなくてはならなく、また周りの圧力で不本意な結婚を勧められていた古館が、無理矢理別れさせられた折原と再会したことで今回の逃亡劇は行われたのでした。 本当は、折原が古館を説得するはずのものだ…