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久我有加 カキネ
茶鬼
ネタバレ
最近、掴みはOKな話によく出会い、思わず声を出して笑ってしまうとかいうことも度々あるのですが、この本も冒頭から持ってかれました☆ ザ・一目ぼれ! 久我作品ならではの舞台が関西で、主人公以外は関西弁です。 合コンに参加した真木が一目惚れしたのは大学の「緑の孤島」と呼ばれる理系の学部から来た泉田という男子学生! この一目ぼれのシーンから入るのですがそれがまた、面白くて♪ こんなに好みの顔…
白桃ノリコ
勤めていた東京の会社が倒産して、地元の田舎町に帰ってきた主人公・宙。 そこに待っていたのは高校時代からの友人たち。 その中には高校卒業する時に「好きだ」と告白してきて帰ってきたら返事を聞かせて、と言われていた一真がいる。 それまでにも帰省で何度か顔を合わせていたけれど、何も言われなかったから返事は先延ばしにしていたのに。 今度こそ、返事を聞かせてと言われ決め切れない宙。 宙が悩んでい…
本編の中で、綾乃介が体育の授業があるのにジャージを忘れたシーンがあります。 借りようかと悩んだ末、短パンのまま授業に行こうとしたところ、1年生が現れて、これを綾乃介に渡してくれと頼まれたと綾乃介にジャージを渡すのですが、 この1年生が、綾乃介の執事である貴之からジャージを託されるショートです。 偶然腹痛で医者に寄った為に、二時間目の終わりに学校に着いた1年の江本。 下駄箱でいきなり美貌…
chi-co 六芦かえで
主従モノでありますが、腹黒執事(?)のしてやったりな結末に思わずニヤリとするお話でした。 アメリカ人の母親が、出張中の日本人との間につくったのがウィリアム(後・九条貴之) 母親の再婚の為に叔父の元にやられるが、その叔父が金欲しさにウィリアムを父親の元へ連れて行ったのが、ウィリアムの異母兄の息子にあたる綾乃介との初めての出会い。 その時、綾乃介の可愛さに心底ほれ込み綾乃介の側にずっといたい…
常夏の島ラバウルの七夕の雨の夜、六郎と恒のかみあっていないようでいるような、恒流の情緒に丸めこまれる六郎。 だけど、甘いひと時を思わせるエピソード。 雨降りで星が見えないので六郎は、織姫と彦星は今夜は会えなくて残念だな、と言うと 恒は「何で?」と問いかけ、織姫と彦星じゃなくて具体的な星座と星の話をする。 恒が星が好きだから振ったのに、現実的な星の話、しかも、ベガとアルタイルは日本兵で、…
尾上与一 牧
『天球儀の海』のスピンで希の兄・恒のお話。 待ち遠しくて待ち遠しくて、本を手にした時興奮のあまり目が滑ってまともに読めませんでした。 すみません、自分、海軍オタなんです。。。 だからラバウル航空隊が舞台だとか、二式夜間戦闘機月光乗りだとか、ラバウルの五連星と呼ばれるとか知り、ドキワクが収まらず、頭の中にラバウル小唄(!?)が流れてくる始末(汗)・・・本当は作中は宮沢賢治の星めぐりの歌ですが・…
フジマコ
作者さんの初コミック? ちょっとぢゅんこさんに似ている感じがするのですが、こういう絵見やすくて好きですv ちょい注目してしまったのが、結構エッチのアングルがあからさまでエロいのですが、その修正の仕方が雑に感じなくて、ちゃんと輪郭に沿ってきれいにホワイトの斜(?)が入って薄皮をかぶったようなでもきちんと全体像がわかるように隠されているところ(笑) 絵柄も丁寧だけに、アソコも丁寧な処理が自分的に…
山中ヒコ
出奔した跡継ぎの至の身代わりになった敦子の物語。 いよいよ完結です。 至が女装癖があるという部分、側近である信也や本当は異母兄にあたる遼の姿にBL臭を感じながらも、主人公である敦子の物語として、最後フィニッシュしました。 いよいよ元服式がやってきます。 至の女装癖を知ってしまった敦子は遼が好きになってしまっていましたから、葛藤するわけです。 身代わりとはいえ、皆に優しくされしたこ…
赤根晴
作者さん3年ぶりの単行本。 4本の短編と描き下ろしが1本。 リーマン&おやじ受け・主従・アラブ・ファンタジーとそれぞれに色々な要素が詰まってバラエテイに富んだ1冊。 【ボクと上司と彼の恋人】 表紙の絵と題名から三角関係なんだろうな~とは思っていたのですが、これが意外な展開と結末で実をいうと仰天してしまった! 融通がきかない新人MRの名村は仕事の愚痴を資料室の時枝さんに聞いてもらって癒…
直野儚羅
やっぱり直野作品はおっさんだよね~、そしてファンタジーもの☆ 全部で2シリーズ1作品が載っているのですが、2シリーズがファンタジーの歳の差おやじ攻め(?)、1作品がリーマンおやじ受け。 どれも好きな要素で出来ていて久々の単行本ですが、この貫き加減が好きなのです。 それに今回のカバー絵。ファンタジックなのに…おっさんが月に乗ってるwそして題字のフォントと色使いがいつもの直野作品とはちょっとイメ…