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栗城偲 サマミヤアカザ
茶鬼
ネタバレ
前作のショタ攻めといわれた「きみがすきなんだ」は受けが気に入らなくて低評価でした。 また子供が年上に対して、恋愛感情としてずいぶんな執着を持つのもなんか違和感で好きでなかったのです。 今回それをうっかり失念して購入してしまった本。 しかしながら、設定として子供としてのスタンス、おませな子供の姿、そして何より、天然な受けであるがゆえに、あまり年齢差という違和感を感じずに受け入れることができまし…
可南さらさ 六芦かえで
この作品、学園のシリーズものになるのですね。でも全然単発でOKでした。 高校時代を描いた「夏の章」 その後の再会を描いた「冬の章」の2部構成。 奔放な女優だった母親の私生児として生まれたために、他と交わらないようにして生きてきた高校生・吉井が、寮で同室になった二ノ宮と恋人関係になる話が「夏」 せっぱ詰る想いが盛り上るまでの高校生活の話のエンドはとても驚きの結末がありました。 そこ…
椎崎夕 穂波ゆきね
兄弟モノでありますが、多分この本はブラコン前提でそれがどういうふうに兄弟愛と違って恋愛になりうるのか? そういった差というか、それへと認識が変わる過程を描いた作品だと思います。 とても地味で派手でない誠実な作品のため、華がないといえばそれまでですが、作者さんの意図ともって行き方は、読者を納得させるためにあるのだとはおもうのですが、 自分的に兄も弟も共にキャラがどうも好きでなかったようです。 …
京山あつき
題名の『あさってのジジョウ』うまいネーミングだなぁ、とひとしお。 ボクサーの平津という男が主人公で冒頭でいきなり「あしたのジョー」なんか歌ってサンドバッグを叩いてましたから、それのヒッカケもあるんですね(笑) 今回のこの作品、一読した時再読した時、また読んだ時、 その都度に今度はこっち方面で、今度はこっち方面で、そういった登場人物の気持ちを色々な方向で読み取りながら全体を見た時に、ああ~いい…
乙里玲太朗
乙里作品、絵は整った端正なラインで描かれとても丁寧なのですが、なんか今一つな気がしておりまして、いつもはジュネピアスからの単行本が、今回麗人からということで今までのピアスとちょっと違うのかな?と少し期待をして手に取りました。 ・・・しばらく寝かせてみたんですがね、やっぱりうう~ん。 キャラ萌えとかシチュ萌えとか、やっぱり何か来るものがなくて、これってやはり相性なんでしょうかね? しかし、…
深井結己
全編ラブ甘のとても優しいお話で構成された1冊。 切なかったり、ドラマティックだったり、ちょっと意地悪だったりと、そういう部分が少ないために少しインパクトとしては物足りないかな?と思わなくもないが、いつもの深井作品という安定感は十分にあり、安心して読むことができます。 表題は、本当は大好きだった幼馴染が家の事情で夜逃げしていなくなり、そしてある日突然子供をつれて漫画家になって帰ってくる。 …
トウテムポール
「東京心中第三弾」と書いてありますが4冊目ですからね、お間違いなく♪ さて、このシリーズとうとう「神」をつけます!!! 何がいいのか、何がおもしろいのか、これはぜひぜひに1作目から読んでください!としか言いようがないのですが(笑) 涙あり(?)笑いあり、シリアスあり、ギャグあり、バイオレンスあり(?)ぜ~んぶがつめこまれたおもちゃ箱みたいな放送業界を舞台にした 矢野さん大好きなバカワンコ年…
茜花らら 周防佑未
ビジネス街の真ん中にあるまかない付の下宿の「ことり荘」 この大家のおばあちゃんが入院したために代理大家の白羽の矢がたったのは孫の恭。 家事も得意でない彼が奮戦しながら半年、3人の店子とやっと自分の望む家族的つながりを持つ下宿らしさを出せるようになったのに。 あるトラブルをきっかけに、恭を大好きで誰もが自分のモノにしたいと願っていた店子たちが彼に「いったい誰を選ぶんだ」と迫ったことから選択を迫…
よしづかまやこ
デビューコミックはDrapから「僕は君をどうにかしたい」でもっさりひげおっさん受けが、そのサブカル調の絵柄が超はまった作家さんの2冊目。 Citronで目にしたときは、今度はショタなのかー!?とめちゃ萌え萌えしたのを記憶しております。 と、今回は彼女と別れたフリーター男性と、父親は単身赴任で家におらず母親は病気入院して一人がさみしい中学3年生という組み合わせ。 一話一話進展していくその姿に、…
上質の紙を使い、書籍扱い、そしてピンナップにもできる美麗なカバーをつけて毎月発行されるこのgateauだが、実際のところ 今回なら7本の収録で千円近くもする値段。 連載はあるとはいえ、毎号載っているものもあれば突然の休載も少なくはなく作家目当て買いの本となっていると思われるこの本には致命的になっているのではないだろうか? コミック単行本では一迅社は、独自の作家発掘や作品発表で目のはなせない出…