Krovopizzaさんのレビュー一覧

恋の魔法をかけましょう 小説

名倉和希  みずかねりょう 

美少年受けもガタイ受けも二度美味しい?

会社員の翔平(攻め・26歳)は、華奢な美少年好きのゲイ。
ある日、ゲイ友のゴリマッチョ外国人・リッキー(受け・22歳)と飲み明かし、目覚めると隣に超絶美少年が寝ていて…

実はリッキーの正体は、魔法使い見習いのルル(本名:ルールルルルルル・ルルミアンナ・ルルノリマッカー・ルルコミケット)。
翔平に一目惚れし、ゲイ好きのするマッチョに姿を変え人間界へ現れた…とのこと。
大喜びでルルを抱く翔…

5

初恋の棘は甘く 小説

井上ハルヲ(オハル)  北沢きょう 

結論はルビー文庫仕様?

捜査一課の刑事・藤崎(受け)は、警察学校の同期で自分をレイプした玖珂(攻め)と再会。
彼とコンビを組むことになり……

ルビー文庫からは初めてのハルヲさんですが、いつもの持ち味は健在。
刑事の仕事描写やレイプのトラウマ描写など、男っぽくリアリティのある世界観が展開されます。

藤崎は小柄で童顔な容姿にコンプレックスを持つ刑事。
相棒となった玖珂が190センチありそうな大男で、刑事とし…

7

砂漠の王子に見初められています。 小説

佐倉温  みずかねりょう 

トンチキアラブコメディ

父の仕事の失敗で、従兄弟の桐がアラブの国に人質として連行されることに。
桐を守るため同行する陣(受け)だが、第二王子のジアー(攻め)に見初められ…

父の仕事の失敗でなぜ従兄弟が人質に?
一国の王子がそんなことしていいの?
と冒頭から疑問だらけの展開ですが、バリバリのコメディなので深く考えてはいけません。
陣とジアーのコミカルなやり取りを楽しむのか正解かと思います。

陣は思ったこ…

8

裁かれざる愛 小説

柚月笙  大麦若葉 

ラストまでは非常に硬派

弁護士の氷樫(受け)は、高校時代の同級生でヤクザ幹部となった村雨(攻め)と18年ぶりに再会。
度々氷樫の事務所を訪れる村雨の目的は…

裁判やヤクザの抗争を軸に展開する硬派なストーリー。
攻め受け共に落ち着いた大人の男なので、かなり淡々とした雰囲気です。

学生時代、当時から明晰で大人びていた氷樫。
不良の村雨と何となくウマが合いつるんでいたが、村雨はある事件で少年院送りとなり、その…

7

OPERA vol.53 喧嘩(アンソロジー著者等複数) コミック

次号予告に胸が高鳴る

本誌も良かったですが、次号予告の【「同級生」「O.B.」描き下ろしショートストーリー2本立て】に最もテンションが上がりました!
「同級生」映画化記念号とのことで、カバーイラストも明日美子さんが担当されるそうです。

■トウテムポール「東京心中(34)愛するのは好きだけどお前のソレじゃない」
宮坂へのお土産におはぎを買ってきて、
「お前は甘いもんが好きなんだよな」
と確認し、満足げに

4

「孤独な鷹は人恋しくて」ホーリンラブブックス限定特典ペーパー 特典

一応褒め言葉なのに…

勇誠の視線が気になり、
「さっきから視線が…気になるんですけど
 なんなんですか?」
と穂鷹が尋ねると、
「顔みてた」
とキッパリ答える勇誠。

「なんつーか俺の好きな顔って
 結局お前に行き着くんだよなぁ〜と
 穂鷹にねーちゃんいたら
 俺やばかったのかな…と」

そんなことを言われ、
「残念でしたね いなくて」
と、少しむすっとして返す穂鷹。

「なんで急に怒っ…

5

「孤独な鷹は人恋しくて」コミコミスタジオ オリジナル特典ペーパー 特典

穂鷹が○○だけ尽くすのは…

「お前 甘いものとか平気?」
と会社の子にもらったおすそ分けを見せる勇誠。
「手作りですか?モテモテじゃないすか…」
と箱の中をのぞく穂鷹に
「お前は料理とかしないの?」
と聞いてみると、

「たまに…しますけど……
 先パイのためになにか作ります♥
 なんて言いませんよ俺」
と、ジト目で返されるw

「俺は自分のために
 食いたい物を食いたい時に作ります」
とおすそ分…

4

性悪オオカミが恋をしたらしい コミック

桜賀めい 

意外とピュアなオオカミさんでした

CDを予約したので原作も予習のため読んでみました(シリーズ既刊は未読)。
気弱受けがドS二重人格攻めにイジメられる話かな〜と思いきや、攻めにも意外と青いところがあり、可愛いカップルでした。

風紀委員長・香坂(受け)は、人と接するのが苦手な高校2年生。
ある日、元生徒会長で常に笑みを絶やさない上級生・紅城(攻め)が「…うっとうしい女」と独り言を呟くのを聞いてしまい……

口封じのため紅…

3

恋愛をしてもセックスをしても、すべて虚しい少年のためのポルノグラフィティ コミック

小野塚カホリ 

あとがきが一番の衝撃

表紙とタイトルからセンセーショナルな問題作を期待していましたが、中身はエロ薄で、小野塚さんらしいセンシティブな作品集でした。

◆「対象ロマン」(2006年掲載)
主人公の零二(受け)は、親友に片想いする高校生。
何かと零二を口説いてくる仲村(攻め)は、その親友の父親。彼は、零二の自殺した父親の親友でもあり…。

零二は、そして零二の親友は誰の子どもなのか。
零二の父親の日記には何が…

8

犬と欠け月(初回限定盤) CD

違和感拭えず

原作既読。
脚本は概ね原作通り。
冒頭、タイトルコール前に、二人が同時に「月だ」と呟くシーンがオリジナルで追加されていました。

◆一弥@羽多野さん
上手い声優さんだとは思うのですが、今回の羽多野さんは…なんというか…単純に…あまりカッコよくない(ファンの方すみません)。
低めの声でチョイ悪大人攻めを演じていらっしゃるのは分かりますが、声が籠もり気味でモゴモゴしており、クールさも快活さ…

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