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表題作恋の魔法をかけましょう

大月翔平,会社員,美少年好きのゲイ,26歳
リッキー(ルル),謎の外国人,自称22歳

その他の収録作品

  • 恋の魔法は永遠に
  • あとがき
  • エプロンについて

あらすじ

翔平の夢は、華奢な美少年の恋人と一緒に暮らすこと。そんな翔平に「わたしとお付き合いしてください」と告白してきたのがリッキーだった。外国から来たという筋骨隆々でイケメンの男は、翔平の好みのタイプではない。とはいえリッキーはいいヤツで、友達になることにしたのだ。ところが彼を部屋に泊めた翌朝、ベッドには見知らぬ超絶美少年が眠っていて……?
理想の恋をかなえるミラクル・マジカル・ロマンスv

作品情報

作品名
恋の魔法をかけましょう
著者
名倉和希 
イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
ISBN
9784403523915
3.3

(45)

(6)

萌々

(13)

(20)

中立

(2)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
10
得点
144
評価数
45
平均
3.3 / 5
神率
13.3%

レビュー投稿数10

面白すぎる!!!

面白かった!!!
何度も吹き出しました。一気読みです。

あらすじを読んでどうかなと思ったのですが本を読んでみて本当に良かったです!

魔法っ子ものですね。とにかく可愛い!
ルルもリッキーも可愛くて翔平にシンクロして私も可愛い可愛いと鼻血が出そうになる気持ちを共有しました。

魔法が完全に解けなくて不便な部分もありますがこれからルルにもリッキーにも会えるので良かったです。

翔平の長年の夢である完全に理想の嫁を手に入れましたね。おめでとう!

それにしても翔平にとってなんて美味しいお話なんでしょう。それも翔平がリッキーも変わらず愛せたからこそですが。

ルルを初めて目の前にした翔平の興奮具合がたまりません。理想の超絶美少年が体まで完璧で!
リッキーも控え目で一途で勘違いしてゴリマッチョに変身してしまいましたがとっても愛くるしいです。
あとルルや師匠の名前とか。面白すぎる。

表紙の手前の手を握って寄り添ってるのが翔平とルルで、その後ろのスタンドの影から顔を覗かせてるのがリッキーですが、同一人物だとわかってもリッキーの引いた態度が不憫です。表紙にそんな意図はないのでしょうが。

切ない部分もありますが楽しくて笑えてとっても面白い読後感の幸せな作品です。読んで良かった!

7

明るい 笑える 魔法使いもの

みずかね先生おっかけでこの本に到達。
みなさん、みずかね先生のちみっこ登場ですよー
いや ルル(受けさん)は18歳らしいので、ほんとはちみっこじゃないんだけど、みずかね先生ったら、超らぶりーちみっこをカラー口絵や中表紙に登場させてくださいました!
中表紙はモノクロなんですが、このちみっこが一番好きかも~
電車内で初めて開けてみたんですが「きゃあちみっこ!」と思わずつぶやいてしまいました(笑)

また、この本、随所で笑わせてくれて、すごい楽しかったです。
攻めさんが、めっちゃカッコよく表紙も受けさんを優しく見つめた図 とかになってるんですが、中身はエロエロ大魔神?
うけるうける。
脳内だだもれな記載になってて、読んでるこっちとしては「おいおい」なんですけど、受けさんも受けさんで、「いつでもwelcome!」状態なので、超甘々(笑)。

お話として残る感じがないので その分★ー2.
挿絵のすばらしさで★+1。

あと攻めさんのお友達 ゲイバーママが、魔法使い師匠(100歳オーバーのはず。異世界標準のマッチョ!)に惚れられたようなので、そこの部分、ちょっと読んでみたかった・・・やや残念。

6

幸せな気持ちで笑える作品

名倉和希さんのコメディー作品と聞いて期待しすぎないよう冷静に読みましたが、まあ今作も面白かったです。名倉和希さん×魔法はこういう結果になるのね!と感動しました。リッキーの名前の由来には思わず大笑いしました。

超絶美少年のルルは魔法使い(ヒヨッコ)。魔法の国から覗いた現代日本に暮らすサラリーマン・翔平に一目惚れして、彼が足繁く通うゲイバーのお客さんを参考にガチムチなマッチョマン・リッキーに変身して魔法の国からやってきます。そんなこととは露ほども知らない翔平は「美少年が大好物です(キリッ」と言い切る真性のゲイなので、リッキーのアプローチに戸惑いつつも友達としては好意を抱き始めます。そんなリッキーを自宅に泊めた翌朝、翔平の目の前には好みど真ん中の美少年が現れて――というお話。

第一話(表題作)+第二話「恋の魔法は永遠に」+ルル視点のオマケ、という構成です。「翔平×ルル」はイメージ通りとして、この作品の一つのテーマは「翔平×リッキー」という(翔平および読者にとっての)ハードルを越えられるか?という点だと思います。私は受のほうが体格が良いカップルはあまり好きではないのですが、このカップルには激萌えでした。なぜだろう。ルルと同一人物だから…だけではないような気もしますが、ともあれリッキーという男性がとてもキュートで大好きになりました。

もう一つ、私がツボだったのは、魔法の国の設定がテキトーだったことです。向こうで何が起こっているのか、どうやってあっちとこっちを行き来してるのか、ルルの出自や家族についてはさっぱり分かりませんでした笑 このいい加減さが作品のライトな雰囲気に合っていて良かったです。

翔平がルルとず~~~っと一緒にいられる日が来るといいなと思う反面、リッキーが消えてしまったら悲しいので、当分はこのまま二人仲良く過ごしてほしいです。

4

読んでて何度も吹き出す面白さ

終始、面白くて名倉先生がノリノリ〜♪で書いたんだなということが伝わってくる作品でした。
頭を使わず楽しく読めるので、クサクサしてる気分のときや、ちょいお疲れ気味なときに読むと、読んでるうちに何度も吹き出して、次第に気分も上々になる感じ。

攻めはキラッキラの美少年がタイプなサラリーマンで、受けは一途でピュアな魔法使い。
攻めとお近づきになりたい魔法使いが、自らにかけたヘッポコ魔法が原因で、12時間毎に金髪ゴリマッチョの姿と本来の超絶美少年の姿になったり戻ったりしちゃうというドタバタファンタジーラブコメです。

超絶可愛いルックスの魔法使い・ルルは攻めの好みを勘違いして、金髪ゴリマッチョ・リッキーに変身して接近します。
リッキーはちっとも好みではないけれどピュアなナイスガイなので邪険にできない攻めは、リッキーと友達として仲良くなり飲み明かした翌朝、目を覚ますとそこには目も眩むようなキラッキラの美少年・ルルが……

リッキーの本当の姿は、超絶可愛い美少年ルルだったと知って大歓喜&大興奮の攻め。
大喜びで恋人同士になるものの、魔法のせいで7時から19時まではルルの姿に、そして19時から7時まではリッキーの姿になってしまうんです。

自分よりデカいゴリマッチョは抱ける気がしない攻めなんだけど、中身は愛しいルルなので一切それを表情に出さずにいるところが優しいなって思います。
で、段々リッキーにも可愛らしさを見出して、ルルもリッキーもどっちも大好き&どっちも同じく愛してる♡となるところが好きだし、ルルを抱く描写とリッキーを抱く描写がそれぞれあるので、一粒で二度おいしいってやつなんです。

お話はどこまでもハッピーで、心に残るとかそういうんじゃないんだけど、ところどころ名倉先生が全力で笑わせようとしてる箇所があるので人前では絶対に読まないほうがいいと思う。
ぶほっ!!!となること間違いないので。
リッキーの名前の由来とか、ルルの本名のくだりとか、ルルの魔法のお師匠さんの本名とか格好とか、ふざけまくってます。

惜しむらくは、ルルのお師匠さん(ハードゲイ)が変態チックで、攻めの友人でゲイバーのママやってるマッチョオネエに惚れてしまうという構想を提出するも「これはBLですからね。そこを忘れないでください」と担当さんにやんわりと釘を刺されてしまって、ボツになったそうで……

うわ〜ん!
読んでみたかったよーー!!!
もう抱腹絶倒、間違いなし!の作品になってたと思うんだけどなぁ。

みずかねりょう先生の絵もこれまた素晴らしくて、そして魔法使い姿のちびルルがかわいくて◎

3

キャラがみんなステキです。楽しく読めます。

楽しいお話です。変に重たくもないしファンタジーコメディでしょうかね。

翔平もちゃんとルルとリッキーが同一人物であるとわかった上で愛そうとしているのが良かった。
ちゃんと誠実に愛を育んでおります。
リッキーの姿で知り合って内面を好きになったからこそルルと出会えたのだから良い出会いだったのではないかな?

で、最後にはルルはハクション大魔王になってしまってましたが、次は
あくびちゃんにでもなってしまうのではないかと心配ではあります。

そして、師匠は勇人が好みだったようですが、師匠の恋はどうなるのか気になるところです。

とても楽しいお話です。

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