ココナッツさんのレビュー一覧

夜明けには優しいキスを 小説

凪良ゆう  高階佑 

『お菓子の家』が良かっただけに…

スピンオフの『お菓子の家』は先に読みました。
話は前後しましたが、特に問題ありません。
ただ、イラストレーターさんが違うので違和感ありますけどね。
個人的には『お菓子の家』の方があってるなという感じです。


受けの西塔要は、バイトでカフェのフロアマネージャーをつとめる男。
生きる目的を持たず、まともな人間関係を築かない27歳。

攻めの池上公平は25歳。
要の働くカフェの厨房…

4

本当の恋を教えて 小説

高岡ミズミ  広乃香子 

ショックが大き過ぎて…

近年稀に見るショックを受けました…
なんだー、教師×生徒じゃなく生徒×教師じゃんよーーー!!!

すみません、あまりにショックで叫んでしまいましたが、予約時に表紙とあらすじですっかり先生攻めだと思い込んでしまっていたんです(汗
だって…この表紙の可愛らしい子が、イケメン先生がまさか。

わたし、今までそういうお嘆きを見ても『あるんだねえ、そういうことも』などと軽く思っていましたが、受け…

9

恋の仕方 小説

谷崎泉  楢崎ねねこ 

受けの一人称作品です

ネタバレなしで書きたいと思います。

一人称です。
完全に受け目線で、思っていることや見たこと感じたことがそのまま書かれていますし、話し口調なので、苦手な方もいらっしゃるかもしれません。
わたしもあまり一人称は得意ではありません。
今まで読んだ谷崎作品にはなかったので、ちょっとあせりました。


受けの朝陽は、人気のサロンで美容師見習い中。
ゲイであることは職場でも周知されていま…

1

白の彼方へ 小説

真崎ひかる  高峰顕 

当て馬の方が好き

山岳ものを読むのは二冊目、真崎さんの作品自体は三冊目です。
前に読んだ二冊は特にハマりませんでしたので、どうしようかと思ったのですが興味のある題材だったので。


受けは、北アルプスで山荘を管理する朝陽、29歳。
気の強い美人さんで、自分の中に深く人を入れることを好みません。

攻めの塩見は山岳警備隊員の警察官。
体育会系特有のキリリとした真っ直ぐな気性で、素直な25歳。


0

トレインビースト~KAI~ 小説

西野花  緒田涼歌 

お腹いっぱいです…

書店で買うのはかなーり勇気のいる表紙&タイトルですね。
中身が一目瞭然(笑


受けは大学一年の佳依。
美術部OBで、指導に出かけています。
生真面目で融通のきかない性格。

攻めは、美術教師で顧問でもある吉澤。
30歳前後で、王子様と陰で呼ばれる人気教師です。


あらすじは、吉澤が佳依に「少し柔軟な考えを身につけた方が良い」と言って、痴漢電車へ乗せて調教しちゃうといった…

2

しなやかに愛を誓え 小説

今城けい  コウキ。 

楽しみにしていた新刊でしたが…

今城さんのルチル初文庫作品で、全編書き下ろしです。


受けの利翔は中学卒業後、体を使って女の家を転々としてきた20歳の青年。
小柄で小綺麗な顔立ちながら、生活のせいでハスッパです。

攻めの佐光は整った容姿と恵まれた体躯の持ち主で、民間警備会社のスタッフ。
穏やかで優しい側面を持ちながら、冷静でシビアでもあります。


ふたりの出会いは二年前。
利翔は覚えていませんでしたが…

5

恋の花ひらくとき 小説

鳥谷しず  香坂あきほ 

芸人を思い出してダメでした

鳥谷さんの作品なのに、まったく萌えられなかったです。
なにがだめだったのか…わかっているんです、わたし。
だってだって…!
攻めキャラの口調、ス○ちゃんなんだもーーん!!
終始攻めは、甘々な言葉を吐いていています。
本来、そういう攻めは大大好きなはずだからよけい悔しいですー。


受けの恵は女顔なところ(他にも仕事のこととかも)にコンプレックスをいだく、ネガティブさん。
親戚の司…

1

探偵の秘めたる欲望 小説

水上ルイ  陸裕千景子 

紳士=ヘタレとなる?

ネタバレなしで、書きたいと思います。

水上さんの作品は初読みです。
たくさん本を出されているのは知っていましたが、『スーパー攻』というイメージがあったもので敬遠しておりました。
ただこの作品は、イラストが陸裕千景子さんだったので購入。

こちらの作品、一人称です。
攻めと受けの両視点なので、区切りごとに視点が変わります。
両視点での一人称は初めて読みました。
一人称が苦手な方は…

0

カモフラージュ 小説

真崎ひかる  上田規代 

表紙に惹かれて

全編書き下ろし作品です。
上田規代さんの表紙が美しかったので、購入してみました。
三人描かれてますが、中央が受けさんで、左の黒髪が攻めさんです。
わたし、読む前は中央が攻めさんで、右が受けさんとばかり…(苦笑


受けの響生は綺麗と称される風貌の持ち主。
海外生活が長かったせいで、歯に衣着せぬ…といった性格。

攻めは、聡明で端正な顔立ちの渡世。
学生時代からすでに体格も良く、…

0

いつか王子様が 小説

弓月あや  緒田涼歌 

全体に山があまりないかな

発売日前日に届きました、Amazon。
弓月さんの作品は初読みでした。
受け目線で書かれていて、心の声はカッコ内に表現されていますが、この手法はちょっと個人的には苦手タイプです。


受けの大地は顔立ちもキリリとした、進学校に通う高校三年生。
父の道場で空手をたしなみ、真面目で堅実です。

攻めは長身の流麗な容姿を持つ伽羅。
オカマバーを経営し、大地の通う高校のOB。


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