M+Mさんのレビュー一覧

バブルウォーズ 小説

剛しいら  かぐやま一穂 

コミカルで面白い!

丸ごと1冊、表題作です。

「雄飛ビール」に入社したばかりの新人営業マン・本山安曇(受け)は、ホテルで隣になったユウさんと惹かれあい、お互いゲイ同士ということもあって、出会ったその日にベッドインしてしまいます。それから二週間、連絡もなくて落ち込んでいた安曇の前に、ユウさんはライバル会社「朱雀ビール」の営業課長・古葉優作(攻め)として登場して…。

ライバル会社の営業同士であることから、周囲…

0

プライベート・レッスン 小説

桜木知沙子  高星麻子 

繊細で丁寧な作品

丸ごと1冊、表題作です。
大学1年生×高校3年生という10代の初々しい先輩後輩の話です。

陸の目線でストーリーは進みます。
同級生の対木に片思いしていることがバレて、怯えていた陸ですが、そこに、男と付き合う方法を教えてあげる、と笹渕に言われて、悩みつつも陸はお願いします。

それで、偽りの恋人として付き合ううちに、本当に好きになってしまう、という王道パターンでした。笹淵が以前から陸を…

1

恋愛発展途上 小説

火崎勇  蓮川愛 

犬の前でプレイ

表題作と続編、中編2本が収録されています。春夜の目線で語られます。
ちょっとだけですが陵辱っぽい場面がありますので、苦手な方はご注意ください。

「恋愛発展途上」
春夜(受け)は、大好きな隣人の八坂に頼まれて、八坂の友人・鳴神(攻め)の12匹の犬の世話をすることになった。6年前に一度会ったことのある鳴神は、春夜にとっては良い印象ではなかったが、一緒に過ごすうちに印象が変わっていき…。

1

艶めく指先 小説

秀香穂里  サクラサクヤ 

天然変態

丸ごと1冊、表題作です。藤居の目線で語られます。

「好みの造形」だからと、初対面の美咲(受け)の頬を両手で触る藤居(攻め)に、冒頭から引きつけられてしまいます。藤居が自由すぎます!クリエーダーとはいえ、仕事を引き受ける代わりに、理想の体つきだから触らして欲しいとか、美咲じゃなくても変態と叫んでしまいますよ!(笑) その分、自分に素直で、好きだと思ったら同性だろうが気にしないところが魅力的です…

1

今宵スイートルームで 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

客とバトラー

表題作とそれより少し短い中編の2本が収録されています。
浮島の目線で進みます。

「お客様のご要望」
バトラー・浮島(受け)は、七日間スィートルームに連泊する岩永の世話をすることになった。下着を見せる姿でドアを開けたり、セックス前後を隠そうともしないばかりか、浮島に誘いをかける始末。だが、そんな岩永との駆け引きのような会話が浮島は楽しくて…。

「今宵スイートルームで」
ホテルに泊ま…

1

世界は恋で満ちている 小説

火崎勇  桜城やや 

リゾラバ!

丸ごと1冊表題作です。小津の目線で語られます。

作者様があとがきで「リゾラバ(リゾートラバー)」がテーマだと書かれてますが、休養先の温泉で知り合って、意気投合して、エッチして、再会を約束して、とリゾラバは43ページ。

残り171ページは、妹を恋人と誤解を生じさせて、相手にも結婚相手がいると誤解して、その誤解を互いに解くのと、改めてのエッチに費やされています。無駄に遠回りした二人の話です…

2

マフィアが恋人 小説

いとう由貴  北沢きょう 

最初は酷いが

丸ごと1冊、表題作です。
マフィアのボス・アルヴィンと、彼に300円で買われてしまった大学生・友樹が、恋人同士になる話です。

私は陵辱系が苦手なので、前半の、セオに銃で脅させながら車内で友樹を犯したり、クラブで羞恥プレイをさせたりの場面が読んでいてキツかったです。

どことなくコミカルに書かれてはいますし、友樹が落ち込む性格でないのが救いでしたが、受けが敏感な質で犯されることに快感を覚…

2

ホテル・ラヴィアンローズ 小説

高遠琉加  北上れん 

ホテルに絡んだ3つの話

まず手にとって感じたのは、厚いなぁ、という印象でした(笑)。324ページです。

部屋ごとに色が違う「ホテル・ラヴィアンローズ」を舞台にした3つの話が収録されています。

「青」では、高校生二人が逃亡の果てに、「青」の部屋に客として泊まり、その5年後に廃業したホテルの前で、二人が再会するという内容で、ホテルは二人の思い出の場所という小道具に過ぎません。ホテルにたどり着くまでがメインのストー…

2

忘却の報讐 小説

愁堂れな  水貴はすの 

下克上!

表題作と後日談的SSが収録されています。基本的には、柳井の目線から語られます。

「忘却の報讐」
中学校時代、男子校という閉鎖的空間の中で、柳井は少女のような愛らしい後輩・岡橋と秘密の時間を共有していた。しかし、柳井の転校を機に二人は離れてしまい、柳井は岡橋を思い出すこともなくなっていた。ところが、取引先の担当者として再会する。仕事のミスをカバーするかわりに「一晩自由にさせてください」という…

1

隣人に恋の降る 小説

火崎勇  北上れん 

どこもかしこも謎ばかり

丸ごと1冊、表題作です。二人は同じ会社でデスクは隣同士、住む部屋も隣同士で、徐々に親しくなっていき…という展開です。

羽曳野の目線でストーリーは進むのですが、羽曳野自身にも謎があるのですが、語らないので終盤まで分かりません。

羽曳野は、大谷の「おじいちゃん」に何を頼まれたのか。
羽曳野は、会社の先輩・宮川や役員達に、誰と間違われたのか。
渋谷は、なぜ会社の人間が嫌いなのか。羽曳野へ…

0
PAGE TOP