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M+M
ネタバレ
小説11編、コミック19編が収録されていますが、ページ数としては半々といった感じです。本編を読んでいなくても、二人の雰囲気がそれなりに楽しめます。 コミックは1作品だけ1ページですが、あとは2ページか4ページで4コマ作品もありました。 小説のあらすじを少しだけ紹介します。以下、敬称略です。 凪良ゆう「蟹の宿」 「お菓子の家~un petit nid~」番外編。阿木の目線で進む、…
夏乃穂足 明神翼
1冊ぜんぶ表題作です。有紀(受け)の視点でストーリーは進みます。 あらすじで勝手に育成モノかと思っていたので、嶋崎(攻め)は昔はモテていてセフレ30人いたという絶倫男でビックリでした。外見を整える・デートの練習をするという「女慣れ」マニュアルの必要性ではなく、過去の失恋からの立ち直りと新しい恋へ向かうという話でした。 嶋崎の「愛されなかった理由を知りたい」が目的だったのに、有紀のレッス…
弓月あや 蓮川愛
1冊ぜんぶ表題作です。 睦月(受け)の視点でストーリーが進んで行きます。 ドラマのような作品だと感じました。 親に捨てられ、病弱な弟の手術代と共に異国で暮らす主人公。生活費のために働く中で伯爵に見初められ、両思いになりますが、翌朝に弟が死んでいるのが分かります。男に襲われる中、伯爵に助けてもらいますが、伯爵を庇おうとして男に刺されて…という展開がドラマチックでした。 男前貴族×健気…
かわい有美子 花本安嗣
1冊ぜんぶ表題作です。 滝乃(攻め)、水端(受け)の両方から語られるので、二人が惹かれていく過程が分かりやすいです。 水端は、伊藤(年上・35歳)と不倫旅行に上海にでかけますが、そこで妻にバレたのと伊藤の嘘が分かって別れることを決めます。一緒に帰国する事を拒んだ水端に、伊藤は滝乃に世話を頼んで…という話です。 伊藤が世話を頼む前にも滝乃とも面識はありますし、伊藤より滝乃の方が相性が良…
総21ページです。 「奇跡の人」 高校生カップル。コミック「愛なんて食えるかよ」に収録されている「奇跡の人」幹也×和人の続きです。題名同じですが、抜き合いっこをするまで進展しています。しかし、その後の番外編「スタンド・バイ・ミー」でもその状態で、お互い親友のまま動けないというじれったい二人です。 「ナツノタネ」 高校生カップル。携帯でエロ小説を書いていた羽田(受け)が、風紀委員長の…
楽田トリノ
社会人3カップルの話が収録されています。 「悪いようにはしないから」 全4話。コミックの半分を占めます。 竹内(受け)は7年前に姉の代わりで行ったデートでキスされたことが忘れられずにいたところ、仕事先でその相手・相原(攻め)に会います。相原は竹内とのキスを「人生の汚点」だと言い…という話です。 相原が竹内にするエロい仕打ちがちょっと唐突に思えもしました。ただ、私はこういう自分で嫉妬に気…
月村奎 麻々原絵里依
表題作と続編の2作品が収録されています。どちらも瑛斗(受け)の視点で進んで行きます。 「すき」で二人は恋人同士になり、「だいすき」の短めの続編で、二人の関係が萌々香(井上の娘)にバレます。 とにかく期待をしないようにと考える瑛斗が切ないのですが、その分、両思いになった後の甘い雰囲気は楽しいです。 ただ、過去が辛いといっても義兄に失恋しただけではあるので、「すみません」が口癖の瑛斗…
和泉桂 蓮川愛
シリーズ2冊目ですが、単独で読んでも問題ありません。3冊目で主役になる江端×九條が良い感じで登場しています。 中編2作品とショートの3作品が収録されています。 充(受け)、都築(攻め)の両方の視点で進んでいくので、惹かれていく過程が分かりやすいです。 「雛鳥は愛で孵る」 充は、従兄弟の智のふりをして、作家の都築とベッドインします。充は一晩限りの関係だと思っていたのですが、その翌日、…
遠野春日 円陣闇丸
新装版では「艶恋」→「艶悪」の出版順ですが、ドラマCDどおりの「艶悪」→「艶恋」の順に読んだ方が良いです。 似たようなタイトルのうえ、表紙イラストも似ているので、分からなくなりそうですが「悪ぶっていた男が恋に素直になる」という感じでお願いします。「艶悪」の続編ですので、読んでいないと話についていけません。 「素直に愛情を示せない攻め」×「愛されているのに気がつかない受け」が設定であるこのシ…
「情熱」シリーズ番外編、2006年出版の新装版です。表題作とショート4作品が収録されています。両方の目線で進んでいくので読みやすいです。 新装版の出版順からすると「艶恋」が先になるのですが、時系列から言うとこちらを先に読む方が良いです。 情熱シリーズは1作目「ひそやかな情熱」、2作目「情熱のゆくえ」を読んでいれば、この番外編に飛び込んでOKだと思います。シリーズ主役である佳人が遥の元を…