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楽田トリノ
M+M
ネタバレ
3カップルの話、5作品が収録されています。 他の相手と肉体関係を持った過去が登場しますので、苦手な方はご注意ください。 「愛なんて食えるかよ」「君の名は」 重行×愛、年下攻めカップル。生徒×先生かと思いきや、幼馴染。しかも受けは兄と肉体関係があったという、描きようによってはヘビィな設定でビックリでした。おまえの家系は限度を知らないのか、って最後のセリフは結構生々しいものを感じました。 …
2009年発売なのですが、未だにコミック化されていない作品があり、惜しい!と感じています。せめて電子書籍で…とは願うものの、未完作品はそれも難しいですよね。残念。 その筆頭が、麻生海「ほろほろと」。巻頭カラー40ページ。扉絵の触れ合う二人と木蓮が怪しくて素敵です。主役二人(充爾×多喜)が両片思いという状況が分かるうえ、二人のお姫様抱っこは必見です。不足しがちなエロはサブキャラである旺範×夏澄…
名倉和希 金ひかる
表題作、続編、SSの3作品が収録されています。 「愛の一筆書き」 高秋(攻め)が主人公です。 高校1年の高秋が、小学5年生の佳文(受け)に一目惚れして、14年後に両思いになり、現在は同居中。佳文がいれば幸せいっぱい、仕事もはかどる毎日。ところが、佳文が会社の後輩と浮気している?! 「愛は永遠」 高秋が主人公。会社を辞めて高秋のマネージメントに専任することにした佳文。佳文が会社…
木原音瀬 深井結己
発売順では、こちらの発売、2008年新装版の発売、2009年のコミック発売ではあるのですが、表題作しかコミカライズしていないコミックから入った方がとっつきやすいかなと思います。 なお、新装版には「空を見上げて、両手広げて2」が収録されているようですし、表紙からしてもイラスト描き下ろしなので、今から購入されるなら新装版がお勧めだと思います。 構成は、表題作、続編、番外編の3作品です。 …
思っていたよりも読み応えありました。 ただ、予想以上にコミック中心でしたので、小説好きとしては寂しかったです。小説6ページ(凪良ゆう、一穂ミチ、木原音瀬、英田サキ、小林典雅、西野花)、ドラマCD1ページ(6作品)、雑誌&アンソロジー9ページ。あとキーワード説明、映像化作品リストなどはありますが、残りは全部コミックだと思っていて良いです。 「BLクロニクル」で70年代からBL歴史をふりかえり…
ドラマCDのブックレットに載っている3ページコミックです。 「或る土曜」1 明け方、須藤が目を覚まします。向かい合って寝るんだった、と背中を抱きしめてキスをしたいと思いつつ眠りに入ります。 「或る土曜」2 昼間の光の中、唯行が目を覚まします。目の前には須藤の腕。人と同じ布団で熟睡できることを自分で驚きながらまた眠りにつきます。 「或る土曜」3 夕方5時、部屋の外にある公園の…
コミック既読です。 自分の中では、原作とCDでのキャラの印象に違和感はそうありませんでした。原作に沿った場面も、原作と違えた場面も楽しめました。 主人公である篠原の目線に集中していて、篠原にやめようと告げられる前の、西岡と平野の会話部分は、原作と違えて、西岡が篠原に再現して語るように変更していて、未読者にも分かりやすい展開にされていたと思います。 チャプターは7つ。最初4つの「親友」…
月村奎 佐倉ハイジ
表題作と続編の2作品が収録されています。長さは半分ずつくらいです。 どちらも健太(受け)の視点で進んで行きます。 「ビター・スイート・レシピ」は、引きこもりの健太が住む家に、宇佐美(攻め)が店舗として貸して欲しいとやってきます。服、髪型、兄との関係…宇佐美の手助けにより、徐々に良いほうへ変わっていく健太。趣味のレース編みも役立つものに。そして恋人同士になっていく二人でした。 「セミ・…
高塔望生 祭河ななを
1冊まるごと表題作です。仁科(受け)の視点で進んで行きます。 仁科は高校時代に生徒会長の新堂に告白され、断ってしまいます。それから18年。仁科が勤める会社を支援する相手先社長として新堂と再会します。少年院にいた過去をバラされたくなかったら遊び相手になれと言われて…という話です。 脅して始めた関係でありながら、仁科が好きだという新堂の気持ちが透けて見えるので、読んでいて安心ですし楽しかっ…
表紙折り返しに「兄弟」の定義?が5つ書いてあります。端折って説明しますと、 1実の兄弟 2義理の兄弟 3絆で結ばれた兄弟分 4親しさこめた呼び名 5必要以上に愛情がわいてしまう愛おしい関係 この5!そういう意味ではBLってみんな兄弟?!と妙な方向に興奮してから読み始めたアンソロジーです。 私が印象に残ったのはTATSUKI先生の「砂の城」。有名な某推理小説と見まごうてしまった作品…