詩雪さんのレビュー一覧

麗人 2015年9月号(雑誌著者等複数) コミック

小冊子も入れての評価&レビューです

せっかく読むことができたので、レビューをしてみようと思います。竹書房から出ているコミックにはお気に入りがたくさんありますが、実はこのたび初めて麗人を購入。というわけで、私はほかと比べることもできないので今号に関してのみの感想でいくとすれば、いやぁもう...サービス精神大集合なメモリアル小冊子を含め、この内容の豪華さは魅力的だと思います。レポートのようにはできないけれど、気持ちをちょっと、あげておき…

9

please,marry me!! コミック

日塔てい 

気楽に楽しめたら◎

作者名・ジャケット・タイトル・絵柄...と、なかなかのインパクトを残した前作だけれど、けっこう前に読んだと思っていたらそちらも今年に入ってからリリースされたものだと今わかってびっくり。

さて、今回も楽しみにしておりました!
私は作者の描くメンズがけっこう好きなのですが、好みはわかれるところかもしれませんね。今作も、とにかく登場人物のほとんどは顔もキャラもかなり濃いです。ひとつの会社の中で3…

8

onBLUE vol.18 コミック

秀良子作品が響く理由

コミックス『宇田川町で待っててよ。』の映画化記念ということで

原作者である秀良子のインタビューが11ページに渡り、たっぷり掲載されています。秀良子のファンなら特に、(ああ、こういうの、知ることができてよかったなぁ)(そうか...だから自分は秀良子の作品が好きなんだろうなぁ)と感じられ、楽しめる内容だと思います。このインタビュー、とにかくすごくよかったです。なぜ秀良子の描く男はこんなにイイ男な…

6

みっともない恋 コミック

森世 

幕開け

待ってました!!
森世コミックス。

ふゅーじょんのテーマアンソロを追っていたら、いつのまにかお気に入り作家になっていました。さて、テーマがそういうものだったこともあり、この一冊はどうしてもボコる系の話が多いのですが...でも、え!なんで?というものは私には無かったです。私の場合作者の作品はいつも展開が好きで引き付けられるのと、逃げ道はあるだろうと感じられるので、どこかで安心して読めると思っ…

9

花とスーツ コミック

伊東七つ生 

そのバケツに一輪ずつ

読み終えて初めて、『花とスーツ』というタイトル・カバーイラスト・扉絵に、さりげなくも作者の強い気持ちを表現として感じますし、自分のなかでそれをしばらく考えておりました。やはり、じっくりゆっくり読みたくなる一冊だなぁと感じてしまう。おそらくこういうあたりも含めて私にこの本をおすすめしてくれた方に、ありがとうの気持ちでいっぱいです。

しかし細やかな人物描写で、これはぐいぐい惹き込まれますね。喜怒…

5

任侠ヨーグルト コミック

菅辺吾郎 

うまく裏切ってくる

『任侠ヨーグルト』でまるごと一冊(第4話まであり+描き下ろし)。
いいですねぇ、この表紙。ものすごく魅かれます。面白かった~!
第1話エンディング時点で、ある意味ドキドキ展開を予想させます。

表紙の、"あの筋のお屋敷"のメンツが登場人数もほどよく、各々キャラがはっきりしていて非常に入り込みやすい。痛怖い話も楽しくなっちゃう賑やかな彼らのおかげで、中身は八割方ほのぼのし…

9

徒花の恋 コミック

ツトム 

16歳は繰り返しやってくる

たとえばある登場人物が相手になにか言われたときの、その瞬間的な表情を確かめたくなって前ページに戻る。その回数が多いなぁと思う作家(作品)のひとりです。

表題作は16歳で同級生への恋を自覚し、相手はそうじゃないとわかって卒業以来離れたままだったが後に再会。そこから始まるお話です。皆さまレビューされているように、全体的に珍しい展開ではないと思うけれど細かいエピソードなどもよくて、やはり惹きつけら…

4

少年老いやすく、 コミック

真名子 

一度は読みたい!

コンスタントに読み返すわけではなくとも
まず一度は読んでおきたい作品だと思います。
すごくよかった、読むことができて心からよかったです。

それぞれの呼び名に洒落っ気があったりして、これはさぞ小生意気な子供たちなんだろうと思いきや、発せられる言葉などが自然なので読み始めるとすぐ本の中にいました。子供だからどうしようもないこと、子供だからできること。そのなかで、確かにキラリと輝くものがある。…

0

泣いたカラスがもう笑う コミック

糸井のぞ 

たくさんの笑顔がみたい人へ

読み逃していた一冊。

表題作はあとがきによれば、この続きとしてまだまだ先のお話が用意されているようです。表紙のような雰囲気を予想しながら読むと、ん?という感じではあるけれども、私は好きです。読者は、彼らのわからなさそうでわかる、そんな感情そのものを楽しめると思います。
作者のあとがきもワクワクする楽しみのひとつ。

ところでこの本は、一つ目の作品『君の喜ぶ顔がみたい』が...いやもう涙…

6

ちいさな島のやさしい恋 コミック

麻倉カムイ 

やさしさに癒される

作家インタビューコーナーにupされていて
絵も好きそうな感じだったので気になっていた作品。
そういえばQpaコレクションの作品は久々に読みます。

私の場合ツトムのキャラゆえHシーンにはあまり萌えられなかったのですが、おそらくそれは好みの問題だと思います。逆に嫌だなと思う部分はなかったかな。しかし脱ぐとすごいボディのしーちゃん(静)。細マッチョどころじゃない。どうやって手に入れたのかが気に…

5
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