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深瀬アカネ(深瀬紅音)
マキヲ
初読みの作家さんでした。絵が不安定かな…と感じたのと、表題作についてはそもそも受の子があまりブサイク(ブサかわ?)に見えなかったので評価は中立です。 作品集になっています。設定としては強気・傲慢でモテ男な攻×控え目・受け身な受というパターンが多く、他でもない作者さんの好みなのだろうとは思いますが…後半はちょっと新鮮味に欠けたかな。
さのふゆこ 中井アオ
うーん…イマイチ萌えどころが分かりませんでした。主要な登場人物が攻×受/攻×受という関係で、主人公がスイッチヒッター(?)なのは面白いなと思ったのですが、妖怪たちのお話や今は亡き祖父とその「仕事」にまつわるお話と、三人のラブのお話と、どっちを楽しめばいいのか…ちょっと中途半端な印象を受けました。 あえてのひらがな表記とはいえ、シリアスながらも惹き込まれる沙野風結子さんの作品の読み応えを期待す…
仲唯由希 宝井さき
ネタバレ
何が微妙って攻の北村が全然カッコ良くないんです(泣) 見た目の話じゃないですよ。見た目は190cmを超える色男なのですが、大人の男性として、探偵として、とにかく頼りない…。自覚はあるようで「無力な自分が情けない」なんて言ったりするのですが、受の双葉はうっとりしながら「そんな北村さんも好きです♡」などと応えてて「いや~恋は盲目ですなぁ…って、やかましいわ!」てな気分でした。北村は良い人ではあるのです…
砂原糖子 雨隠ギド
イマイチ萌えないまま読み終えました。 高校生でホームレスってどういうことなんだろう、未成年の男の子が女装でキャバ嬢やっててバレないってマジか、とか理詰めで考えちゃダメで、言うなれば「スワロ●テイル」的世界観…いや、あそこまでファンタジーではなくても、どこかちょっとゆるい世界の物語のように楽しめばいいのだろうとは思ったのです。思ったのですが、残念ながらそのテイストに馴染めませんでした。 …
いおかいつき 佐々木久美子
妖怪の見える青年・祈と、今は亡き祖父の家で同居することになった妖怪たちの、ちょっと変わった日常のお話です。 妖怪譚としての派手さはありません。祈を含め登場人物がみな淡々としているというかオトナというか…感情の起伏が激しくないので、ドラマティックさや萌えという点では今ひとつかなー。憧れの妖怪ライフにワクワクしている祈は可愛くて癒やされました。 座敷童の咲楽(攻)はクールで頼りがいのあるイ…
可南さらさ 高星麻子
主人公の鈴音が自分の家と東悟の家と家出先の家を行ったり来たりします。「え?今ドコ?そこドコ?」と少々戸惑いながら読みました(笑) いつまで経っても「通い婚」な展開にならないので、旦那様は一体どこに通うのだろう…と思ったり思わなかったり。 その行ったり来たりの間に、二人は何度もイイ雰囲気になってあまつさえ自分の想いを告白している気がしたんですが…違いますかね。なのに最後の最後に「はッ…まさか、…
今城けい 陸裕千景子
特に好きな作家さんや絵師さんではなく特段好きな設定でもないのに妙に気になる作品ってありませんか?私はこの「モルグの番人」がそうで、クールな印象のタイトルに惹かれて一体どんなお話なんだろうとワクワクしながらページを捲りました。ちなみに「モルグ」というのは「死体安置所」という意味だそうです。 物語は雑誌記者の須賀(攻)の一人称で進みます。高校時代からの親友・柳に十年も片想いしている須賀ですが、想…
ナツ之えだまめ 桜城やや
「若様は官能小説家」…これだけである程度のテンプレートが決まってしまうようなタイトルですが、そのイメージが強すぎて少々肩透かしでした。官能小説家のくだりというか、あらすじにある「官能小説のモデル」云々の展開は物語の6割を過ぎてやっと登場するので、前半は「いつお話が動くのだろう…」と思いながら読んでしまいました。起承転結の配分で言えば間違いではないのでしょうが、タイトル負けしちゃったなぁという感じで…
バーバラ片桐 小路龍流
バーバラ片桐さんのお名前は存じ上げていましたが作品は初めて拝読しました。魅惑的なタイトルと表紙イラスト(際どい!)、フェティシズム溢れる設定に惹かれて手に取りましたが…想像していたほどぶっ飛んだお話ではなかったのが少々残念だったかなぁ。 佐藤のキャラクターとしての色付けは「女性用下着を着用するという秘密の趣味を持っている」「潔癖症である」「プライドが高い」「仕事ができる」「両親との確執がある…
深山ひより 明神翼
無自覚ながら思考が子供(男の子)のままで「本気の恋愛より友情の方が大事」と信じている雅義と、そんな攻に長年片想いをしていて、勇気を出して告白もしたのに報われない陽翔。幼馴染の二人が恋人になるまでのお話です。 この無自覚というのが非常に厄介で、陽翔の気持ちを受け止めようとしないくせに陽翔の友人達にヤキモチを焼く雅義を見ていると「コイツのどこがいんだろう」と何度も思いました。とはいえ、ダメ男とい…