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榊花月 志水ゆき
マキヲ
ネタバレ
タイトルと表紙イラストのとおり穏やかに緩やかに進んで行く恋物語です。この表紙イラスト、いいですねぇ。主人公の夕雨が年上の男性に甘えて寄り添う感じがほっとします。 夕雨はロクでもない恋人・衛藤にさんざん振り回されてはブチ切れることもせず、ただ泣いているだけ…というキャラクターで前半はかなりイライラしました。でも、ちゃんとプライドがあって、桐嶋と出会ってから徐々に変わって行く様子が微笑ましかった…
清白ミユキ 明神翼
栄利と書いて「さとし」と読むんですって。彼には兄弟が居て、兄は悠里と書いて「ひさと」、弟は真理と書いて「まさと」。で、それぞれの愛称がユリ、エリ、マリだそうで…。ふーん。個人的にこのくだりはなんだろうと冷めた目で読んでしまいました。スピンオフらしいので本編では何か意味のある設定なのかもしれません。 さて、傲慢で完全無欠を気取っているけど実は不器用な攻×浮気症の恋人(フランス人)に愛想を尽かし…
ホームラン・拳
表題作の幼馴染カップルのお話が2つと、他に短編が3作品収録されています。ほぼエロなし、全体的に可愛いテイストの一冊で、お話は二の次…とにかく美麗な絵に酔い痴れたい!という時にオススメです。 幼馴染カップルの攻が受にメロメロで「ヒロがグラビアアイドルに見える!」くだりが好きでした笑
いおかいつき 紺野けい子
いおかさんの作品にハマって色々読んだ時期があって、こちらもそのうちの一冊です。他のいおか作品と比べてもちょっと印象が薄いというか、キャラクターも展開もあまり深みがないように感じました。 主人公は美形の青年・亮。実は兄が主催する劇団の脚本を書いていますが、人見知りで顔を出したくないということもあり、そのことは秘密にしています。ある時、憧れていた俳優・高岡の主演する舞台の脚本を担当するとになった…
英田サキ 山田ユギ
英田サキさん×山田ユギさんの作品ということで期待しすぎた感は拭えませんが…評価は「中立」です。 続編に当たる「愛想尽かし」を続けて読みました。椹木が素敵すぎて、この作品も悪くないのですが「愛想尽かし」のプロローグという位置づけに思えてしまいました。 泉巳はストレートだし子持ちだし、亡くなった奥さんのことも愛してるのだから、高津戸からのセクシャルなアプローチにもうちょっと戸惑ってほしかっ…
崎谷はるひ 石原理
おそらく最初に読んだ崎谷はるひ作品はこれだと思います。その後に読んだ作品と比べると独特のクドさみたいなものがなく、最後までしっとりしたお話でした。改めて読むと二人とも妙に達観したところがあり、年齢以上に大人っぽいドラマ作品になっています。 恋愛よりもお互いの傷跡を癒し合う交流に重点が置かれています。「陰」と「陽」ほどにタイプの違う二人が時間をかけて絆を育んでいくお話で、しとしと降ってじんわり…
葉月宮子 緒田涼歌
読後感としては…何味なのか分からないキャンディー(甘さ控えめ)を食べたような気分、でしょうか。 同級生の再会モノです。高校卒業まで一方的にライバル視していた相手である小田桐に10年ぶりに再会した刑事の倉坂。今や切れ者のプロファイラーとして名を馳せている小田桐に対抗心を抱いたり、的確かつ冷静なプロファイリング能力に感心したりと、相変わらず一方的に感情を揺り動かされる倉坂ですが、さらに小田桐から…
山中ヒコ
そもそも中山ヒコさんの作品に強烈な萌えを求めちゃいませんが、この作品はそれにしても上滑り感が強すぎました。濃厚なラブとエロスあってこそのアラブものでしょう!と主張するほどアラブもの推しでもないけどさぁ…。途中、どこかでごっそりページを読み飛ばしたかと思うほど、ハーリドがスズキに愛を告白する展開が急に出てきて、素で (・ω・)? こんな顔になりました。 …それにしても、こういうふんわりしたお話…
同時収録の短編「探偵助手腕まくり奮闘記」で大好きな亜樹良のりかずさんの絵を拝見できたのが嬉しく、★1つプラスです。 表題作は、ワイワイガヤガヤと賑やかな、濃いキャラクター盛り沢山のお話です。BLっぽくはない…むしろ青年コミック的な面白さがある作品だと感じました。絵はとても綺麗で読みやすいです。 新装刊、さらには続刊もあるようなので、弟・鷹丸の不穏な台詞は今後の布石なのかな?主人公カップ…
松本花
絵本のように可愛くてきれいで平和なお話です。実は弟王子カップルのお話がメインディッシュで、主人公カップルは前菜という感じでした笑 続刊があるので、そこでもっとドラマティックな展開があるのかも。 弟王子はショタかなと思うので地雷の方は要注意。といいつつ私もショタはできれば読みたくない派ですがあくまでも脇カップルだったせいかそこまで気になりませんでした。 松本花さんの作品は十年以上ぶりに読…