total review:301275today:3
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
54/159(合計:1588件)
佐倉リコ
kurinn
ネタバレ
佐倉リコ先生は「オオカミくんはこわくない」から大好きなんです。 今回はあらすじから偽装結婚から始まる恋と期待して読みました。 悠馬の気持ちは初めから透けているんですが、律が真面目ちゃんで全然気が付かなくてそれでいて快楽には弱いという、堅物なのにとてもチョロい人なんです。 同居の始まりは悠馬の提案による偽装結婚なのですが、一緒にいるのが心地よくなって本当の家族より律にとって家族らしくな…
鮭田ねね
鮭田ねね先生の作品は「ハッピーパラサイト」以来なんですが、相変わらず絵が綺麗なのと一冊まるまる表題作だったので読み応えがありました。 執着イケメン攻めと鈍感な可愛い受けが好みなのですが、読み進めて行くうちに受けの光希も玲に対して独占欲を持っていることが分かってかなり萌えました。 2人とルームシェアする光希の兄と友人が良いスパイスになってたと思うとですが、ちょっとだけ出しゃばり感も強かっ…
本編は綺麗にまとまってはいましたが、従兄弟同士に生まれ変わっていたクライヴとユイがどうなったのかとても気になっていました。 それがこちらのコミコミさんの小冊子で読めるのですが、クライヴは有名指揮者になってオペラを作るまでになっていました。そしてユイは不世出の天才カウンターテナーとして、その新作オペラで主演なんです。 運命が変わる前にクライヴが願ってユイが夢見た通りの未来に感激しました。…
華藤えれな 氷堂れん
華藤えれな先生の書かれる世界観が好きで、新刊が発売される度に購入しています。 今回はアイルランドが舞台で、またまたそこにいるような風景描写も含めて楽しむことが出来ました。 ユイとクライヴの母親なんですが、どちらもそれぞれ酷いと思いながら読んでいました。 でも最後に救いが残されていて、読後感がとても良かったのは華藤先生のお人柄だと思いました。 ネタバレ無しで読んで欲しいので詳しいこと…
村上左知
下巻が発売になると知って、試し読みを読んで購入してみました。 村上左知先生の作品を読むのは久しぶりで、正直言って前に何を読んだのかもさえ覚えていないくらいでした。だいぶ絵が変わって読みやすくなったと感じました。 お話の感想ですが、試し読みの印象と違って相良が想像以上に可愛いと感じました。あんなにイケメンでモテそうなのに、一途で乙女思考で可愛い人でした。 一方の蛍は自己肯定感が低く…
本編より評価が高くなってしまった理由は、本編後のお話としては最高だからでした。 これがコミコミさんで購入した人しか読めないのがとても残念で、まだ購入してない人がいたら今ならコミコミさんに小冊子の在庫があるので早めに手に入れて欲しいです。 こちらは香が初めて自分で考えて行動した初めての記念すべき出来事のお話でした。香のために一肌脱ぐ岸と園子が微笑ましいです。 いかに有田が香を大事に…
音緒が風邪をひいた時のお話でした。樹が甲斐甲斐しくお世話する様子が微笑ましいです。 考えてみれば魂の番を亡くしているので、樹が音緒を過剰に心配するのは当たり前なんですよね。魂の番は本能から恋に落ちたけど、こんなにも樹の心を捉えて揺さぶったのは音緒が初めてなんです。 樹の誕生会でアコギを弾く樹と音緒の姿に、華枝(母親w)が思わず「楽しそう」と言ったり、高城家の使用人が樹の変化を嬉しく思う…
コミコミさんで特典小冊子のあるうちに購入することをお勧めします。 こちらは隆嗣視点で弥尋との同居前の、新婚初夜に向けてドラッグストアで真剣に悩む隆嗣の様子が書かれていました。 その真剣に悩む隆嗣の様子を偶然に目にしてしまった客や、レジで接客した店長の様子も合わせて楽しく読むことが出来ました。 大人の余裕を持って初夜を迎えていたとばかり思っていましたが、同性相手が初めてなので弥尋の…
千葉リョウコ
「早く続巻が読みたいです」というのが、前作のレビュータイトルでした。 今作は佐久間が刑事としても津積のバディとしても、成長してるのがとても嬉しかったんです。 そして気になってた津積の同期で初めての男である東郷の登場…なるほどそういう役割で関わってくるのかと唸りました。これなら佐久間と津積の仲は邪魔して来ないと、安心して納得しました。 初めての男を佐久間に話してしまう津積のデリカシ…
遠野春日 ミドリノエバ
大好きな遠野春日先生の新作という事で楽しみにしてました。先生の抑制の効いた文章が大好きなんです。 今回はタイムスリップものだという事ということで、いつもの遠野先生とはちょっと違う魅力がありました。 雑誌掲載分の「百五十年ロマンス」は淡々と進んで行って、正直言って後半までケネスの正体と目的が分からずにこのお話の決着点は何処にあるのだろうと心配になったほどでした。 でも楡崎が元の世界…