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梶ヶ谷ミチル
hepo
ネタバレ
若さに当てられた大人はどうふるまうのが正解なのでしょうね。 15才の勢いで来られたら、26才は…、というのが、この作品の主題でした。 でしたが。 自分が26才のときの中学生って恋愛対象外でしたよね。20歳超えた時点で中学生は子供でしかなかったなあと思うわけで。 というわけで東京の中学から田舎の中学の先生になった「先生」と、親友が引っ越してしまって寂しい少年・大河の話です。 こころの隙…
滝田有村
商店街の真ん中辺りにある創業150年の和菓子屋と呉服屋が舞台です。 和菓子屋は娘と息子(有平)、呉服屋は孫(花菱)が後継候補。 商店街ものは和菓子屋と洋菓子屋、呉服屋とテーラー、洋食屋とラーメン屋、お茶屋さんとリーマンなどいろいろ読んできましたが、今回は和菓子屋と呉服屋です。 親世代が亡くなったことで繰り上げ後継という設定は以前も見たことがありますが、こちらもそうでした。あと呉服屋のビジ…
天禅桃子
遅咲きなもので「he is beautiful 」でハマった天禅さんの作品を遡り中です。 食べ物が出てくる作品マニアなので、こちらを手に入れてみました。 出版年が4年違うだけでも、だいぶ絵が違いますね。 イケメン目当てで買った「ラ・サタニカ」とも違うし、作家さんの日々の努力と鍛錬に頭が下がる思いです。 読んだあとにカバー裏のあとがきから、ご友人の「当て馬とかいらないから、ひたすらラブラ…
宇野ユキアキ
表紙の食べ物につられて読みました。 お隣さんとごはんを一緒にというパターンは食べ物が出てくる作品では王道なので、「どういう関係か」というところが重要なのですが、この作品では先生と元教え子でした。 同級生、幼馴染、同僚、全くの無関係パターンは読んだことがありますが、この設定はたぶん初です。 引っ越したばかりの高校教師・神野の新しい部屋の隣に住んでいたのは元教え子の森本だった。 懐かしさか…
桃季さえ
表紙のイラストに惹かれて購入。 デパート同士で出店争奪戦が起こるほどの人気パン屋のブーランジェと、デパート勤務の下っ端社員の話でした。 表紙のクオリティとは裏腹に、本編は黒目がしっかり描き込まれている顔とそうではない顔のギャップが別人のレベルで、慣れるまで戸惑います。 初対面と思わせてメインのふたりは実は…という運命と再会ものでしたが、気になることがたくさんあってうまく物語に入り込めませ…
紫妲たかゆき
表紙のケーキとパティシエに飛びついてみました。 高校生の頃、同級生の梶原の作ったお菓子をいつも試食していた鎮目。 あるとき、口元についたクリームを拭ってくれた梶原にキスされてしまう。 それから7年後、あの日以来姿を消した梶原に再会した場所は…。 という感じで始まる再会ものです。 通常の再会ものだとキスをした/告白した方はされた方を避けるのがセオリーですが、本作の梶原はぐいぐい来ま…
文月あつよ
中編と短編が合わせて3つ、そのうち2つは同じ会社が舞台でした。 3つに共通して言えることですが、同性を好きになる、付き合うということに躊躇いや戸惑いがないです。 なのでそういう逡巡できゅんきゅんする!という方には物足りないかもしれません。 絵はすごく綺麗で、どのコマでも可愛い子はきっちり可愛く、かっこいい人はしっかりかっこいいので目の保養になりました。 【苦くて甘いくちづけ】 街の駄…
妹尾あつし(妹尾アツシ)
死ぬ前に食べたいものは大福と決めてます。 それだけにこの作品に寄せる期待が高かった。 舞台は京都の餅屋というだけで神評価をつけたかった。 表紙よりも本編の絵の雰囲気が気に入って、さらにテンションが上がりました。 なのに主要キャラに超絶苦手なタイプを発見して、一気に盛り下がる。 生粋の女たらしが出てきます。自分がニコっとしただけで街中の女性がよろめくことを知っている。無自覚を装いながら…
神田猫
神田猫さんの描く猫目系男子が好きだったのですが、最近ちょっと変わったような。 少しあっさりした顔になった気がします。あとこんなにとんがり口(3←これです)多用してました? 幼馴染の正統派イケメン・光也とキラキラ王子系の義弟・悟が大好きな進。 ふたりが並んでいる姿に周囲が腐女子的妄想をしてもご満悦だった。 なのにふたりがキスしているところを見たら突然涙が…!! まず最初に正統派イケ…
片霧ライラ
ヤンデレをここまで可愛いと思えたのは初めてです。 大学時代、予備校講師のバイトをしていた桜庭は現在、香水会社の営業マンとしてPR活動に引っ張りだこ。 新しいプロジェクトで組むことになったSEと初顔合わせしたところ、そのSEは予備校の元教え子で…。 ヤンデレ、すごいです。 先生を追いかけるために同じ大学の同じ学部に行って、先生のことを調べるためにPCに詳しくなって数々の受賞歴まである…