chikakumacoさんのレビュー一覧

えろくてかわいいの コミック

みなみ遥 

エロくて可愛い短編集♡

比較的最近(2014〜2016)の既刊のものを纏めた短編集です。みなみ先生の著作が大抵「エロくて可愛い」ので。わっかりやすいタイトルですね♡
可愛い系男子、キレイめ男子がただもぅやってます!
中でも「蜜に溺れた魚」が好きです。脚本家がひとり仕事に没頭する為に借りた田舎の別荘で。世話係として来たアルバイトの可愛い、純朴な青年、尚也。健康的に灼けたその肌に欲情した彼は気まぐれに抱いてしまう。来る日…

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愛執 コミック

水名瀬雅良 

カラーページの美麗さ‼︎

カラーページの美しさと表紙のドラマティックさとは裏腹に。意外とアッサリとした内容です。
10代の頃から馨に執着していた安良垣はトンデモ男で、馨を振り回す。
安良垣には悪気は無く…って悪気しか感じられないんだけど‼︎ 馨を抱きながら、寄ってくる女をも抱いていた。安良垣が好きで、嫌われたく無くて。ただ側に居たくて。我慢をしていた馨だったが…辛過ぎて離れる決意をする。
安良垣が傲慢野郎で、馨が不憫…

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花贄 コミック

きりみゆうや 

彼岸花と。煽情的な表紙に魅かれて。

表紙に違わぬエロティックな展開です♡白い背中に紅い紐。耽美。
美形反物師の和服がまずエロい。和服で乱れるなんて、エロいに決まってますからね。
交わることで、「気」を取り込み、それで着物を織るという…
機織りしている間は覗いてはダメそうなので(鶴の恩返し的な?)描かれて無いので。霧壬先生もよもやそこは考えて無い気がします!考えてたら描く気がします…
「気」を取り込む為、と抱かれる楓との深い縁…

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坂下先生の偏愛指導 コミック

山田ロック 

最近多いと聞く、偏食事情。それにつけ込む変態教師。

こういうのも偏食と言っていいのかしら。「他人の作ったものが食べられない」(気持ち悪いと感じる)という、大人や子供。昔から居たけど、公言していなかっただけなのか。プロの料理人やいつも家で料理をしてくれる母親の料理は食べれるが、例えば幼馴染や友達の家のご飯が食べられない。

女の子にモテモテで、その年頃の女子にありがちな「手作り」のお菓子を日常的にプレゼントされる(押し付けられる)嶺緒くん。再婚し…

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午後11時、きみとふたり コミック

加東セツコ 

色気立つサラリーマン!

表題作が好きです。
失恋した係長から匂い立つ色気。加東先生の真骨頂です。
就業態度を見てくれていたことが嬉しいのだと酒井は言ってきて。どんどん近づいて来て…
元カレとのことで傷付いた堀尾さんの心を癒して包み込んで行く酒井。
いわゆる修羅場にも静かに対峙する酒井がカッコいいんです。(緊張してたかとは思うけど。)

サラリーマンのシャツの皺すら色っぽい、モダモダ短編と。
もう一つ、加東先…

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恋のはじめ コミック

加東セツコ 

「恋のはじめ」とそのスピンオフが同時収録。学生の恋とオトナの恋。

加東先生には珍しい中編と、そのスピンオフが同時収録という贅沢な一冊です。
表題作「恋のはじめ」「恋のつづき」は共に世間ズレし過ぎなお坊ちゃんの初めての恋。
お坊ちゃんはフツーならスパダリ予備軍になるべく育てられた筈なんですが、驕ったところがまるで無くて、屈託の無い誠実な青年。バイト先で知り合って、何かと面倒を見てくれる貧乏学生の内藤に好意を持ち始めます。ただ、世間知らずなあまり、上手に好意を伝…

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ランチはふたりで コミック

加東セツコ 

表題作よりも。

表題作よりも。
同時収録の「デイドリーム」が可愛くて好きです♡大学生のマチは、誰にでも素直になれない不器用な性格。自分でも嫌になってしまう…そんな自分を色々と気にして構ってくれる、大好きな院生、相澤先輩にすら素直になれない。ある日の午後、先輩に甘えている夢を見た。夢の中なら甘えられるのに…
先輩の名前をつけた猫たちがコロコロと可愛らしい。先輩の胸に頬を寄せて甘えてる、妄想だか夢だかのマチがとっ…

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忘れもの コミック

加東セツコ 

艶とセンチメンタルと。

何故か、表題作の「忘れもの」は巻末に。
ですが、何となく全編を通して、何処かに「忘れもの」をしている様な。センチメンタルな気分が漂うショートストーリーです。一つ一つの物語の相互関係はありません。

冒頭の「帰り花」。書道教室の先生である昌継さんの和服姿で乱れる様が本当に色っぽいです。加東先生のサラリーマンのスーツ姿もいいんだけど、和服姿もときどき見る設定で。艶かしい。特に、澄也くんを想って……

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Only mine コミック

加東セツコ 

セリフが少ないだけに緊迫感すごくて。

表題作はビックリです!ドライバーにとって。特に真面目な新妻さんにとっては抵抗があった筈。いくら優しいイケメンだからといって、そんなに簡単に流されちゃって…

同時収録の「思いめぐらす」は加東先生には珍しいラスト。

「ぼくの自慢の恋人です」はBLには多いテーマ、親しい人たちに恋人が男性だと伝えにくいという話。シリアス味は無く、ほのぼのかな。

いつもの様に。セリフが少なく、表情やふとし…

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DOGS コミック

里つばめ 

えーと。スピンオフって、こういうことだっけ?っていう。

注意!ガッカリするほどにGAPSのお二人は出てきません!
片桐がカメオ出演とばかりに(いつもの様に)車を無理矢理借りに来るってだけ。
そして、皆さまご指摘のように、矢島の性格が変わってしまったのかのように。オラオラ感封印です。残念。アレは幼馴染の片桐の前でしか出ないんですね。そういうGAPSですかね。

なので、GAPS関係無く。単体として成立するお話となっております。
事件そのものはシ…

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