悲しいほどに美しい剣と魔法のファンタジー

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表題作やさしい竜の殺し方 1

幻獣王 ウランボルグ
元聖騎士 アーカンジェル

その他の収録作品

  • あとがき
  • 原作者あとがき
  • 初期キャラ設定

あらすじ

世界は、陽の人間界と陰の幻獣界がが背中合わせのように存在しているという。はるかな昔、争いの絶えなかった二つの種族の間で不可侵の誓約が交わされ、別々の世界に住むことになった時、全幻獣を総べる王は深く愛した人間の女王に己の剣を渡し、彼女と彼女の子孫が危機に陥ったとき、自分とその子孫が必ず助けに行くと誓った……。
そして、三度目の乱世が近づこうとしている今、獣王の血をひく美しき剣士と、孤高の幻獣王が出逢い、物語が始まる!
剣と魔法の本格ファンタジー、ついに発売!
出版社より

作品情報

作品名
やさしい竜の殺し方 1
作画
加藤絵理子 
原作
津守時生 
媒体
漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスDX【非BL】
発売日
ISBN
9784048539739
2

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
2
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

剣と魔法と冒険と!

とにかく絵が美しい!
ページの隅々まで書かれた部分にも手が込んでいるのが一目瞭然。
原作を読んでいたので、これほど美しく描かれて嬉しいです。

中世ヨーロッパを思わせる世界観に、剣と魔法と竜。
ファンタジーの王道ですが、これがBLだからくすぐったい。
幻獣界の王・黒竜のウランボルグが人間界の美貌の騎士・アーカンジェルに愛と忠誠を誓う。
2つの世界の均衡の為に、誓約の元に戦いを強いられる幻獣王の宿命には必ず悲劇の結末が待っている。
先代も先先代の幻獣王も、みんなそうして戦ってきた。
現世の王ウランボルグも、同じ運命をたどるのか?

人間界の勢力争いに巻き込まれつつ、仲間とともに旅を続けるウルとアーカンジェル。
頑なに心を閉ざすアーカンジェルは、ウルの実直な気持ちにだんだん心を動かされていく。
力強く見えるウルですが、じつは深刻な問題を抱えていて、それをウルによって召還された先代の竜王から聞かされると、アーカンジェルの気持ちは傾いてしまう。

登場人物が個性的で、とてもユニークです。
RPGを連想させる物語の流れですが、テンポは速くてサクサク読めます。
BLという観点は置いといて、物語を楽しんで読まれることをオススメします。

6

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